風の時代 第六十六代リーダー長 河野 稜太朗

 皆さま、こんにちは。本年度第六十六代リーダー長 兼 学内外振興を務めます、河野です。寒い日が続きますが、お変わりございませんでしょうか。

 

 2021年となっても新型感染症の猛威はおさまらず、二度目の緊急事態宣言まで秒読み…という社会情勢の中、皆さまはどうお過ごしでしょうか。当部は現在冬オフに入っておりますが、例年のオフであれば当然のようにございます前幹部の方々との追い出し旅行や飲み会、各部との交流会(飲み会)、飲み会に飲み会…と楽しいイベントはすべて自粛となってしまいそうです。とても残念です。

(飲んでばかりじゃないか、とのお声が聞こえてきます。すみません。今後もオンライン飲み会にて我慢することと致します。)

 しかし、この正月に大変有名なゲームソフト「◯太郎電鉄」なる物を手に入れてからというもの、ゲーム内で日本各地を旅行しております。自粛生活が楽しくなりそうです。大阪は天王寺にも数十分で到着致します。

 

画像集#007/「桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~」,桃鉄公認パートナー探求企画「桃鉄!全国物件めぐり」の「金沢編」が公開

ー4Gamer.netより引用。

 

 さて、冒頭の自己紹介にて「学内外振興」という言葉が出て参りましたが、この言葉について少し説明申し上げます。私どもは本体制より「学内外振興」という役職を新設し、私がその役を務めることとなりました。この役職は、その文字の通り、一橋大学内外をもっと盛り上げることを目的として新設されました。私どもの最高理念は「一橋大学全体のチアアップ」でございます。「一橋大学全体」とは、「一橋大学と一橋大学に関わる全ての人びと」のことを指します。現状、私どもの活動の大部分は本学の体育会の試合応援にとどまり、体育会以外のサークルや学生団体、国立市、国立の商店様を含む「一橋大学全体のチアアップ」には至っておりません。そこで、もっと多くの方に私どもの認知をいただき、この応援を届けようと考え、その関係構築・維持を担うのが本役職でございます。新型感染症の拡大に伴い、多くの学生は一橋大学に足を運ぶことすら叶わず、学生のいない国立のまちはやはり活気に乏しく見えます。そのような中で、私どもにできることはないだろうか。現在はこういった問題意識のもと、活動に励んでいる次第でございます。微力ではございますが、活動に邁進して参ります。様々な方面の方々のご協力をいただく場面も多くなるかと存じますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 話は変わりますが、「風の時代」という言葉をご存知の方も多いかと存じます。年末よりまことしやかに囁かれるこの言葉、私の周りでもちらほら耳にすることがございます。ご存知のない方のために、とあるインターネットサイトより、引用して紹介申し上げたいと存じます。

 

2020年12月22日、木星と土星が重なる「グレート・コンジャンクション」が起こります。グレート・コンジャンクションは20年に一度起こる「時代の節目」なのですが、約200年ごとに、エレメントを変えるという特徴があります。エレメントというのは、占星術で定義されている、この世を構成する元素のこと。火・土・風・水の4種類があり、これまでは「土の時代」でした。土の時代では、金銭・物質・権威等が重視されます。対して風の時代では、知性・コミュニケーション・個人等が重視されるようになるのです。

ーVOGUE『真木あかりが解説する、「風の時代」の基本と生き方の心得。(https://www.vogue.co.jp/lifestyle/article/air-energy-basics)』より引用。

 

私は占星術に関しては門外漢でございますが(グレート・コンジャンクションなんて高校の教科書に載ってなかった)、少なくともこの記事にある「個人の重視」ということは、今の時代においては確かにその通りだと考えさせられる場面が多いかと存じます。インスタグラマーやYoutuberの影響力の拡大は、組織や権威ではなく個の力が発現し、結晶したものの代表例です。この時代の変化において、應援部員はどのように変化・成長していかねばならないのでしょうか。これに対する私の考えのひとつは、「代替不可能な應援部員たる」ことでございます。ただ学生服(学ラン)やチアコスチュームをきて、手を叩く・ダンスをするという行為は、練習すれば誰でもできることです。しかし、それ以上に應援部員は「この部員による応援でないと意味がない」と言われるような存在になるべきだと考えております。つまり、ここでも「個の力」、さらに申し上げれば「個の魅力」が必要だということです。これはすぐに手に入れることができるものではございません。私を含め、部員には日々精進し「個の力」を会得して欲しいと考えております。

 

 最後にはなりますが、私には2020年にやりたかったこととしてスカイダイビングというものがございました。人間、死を感じる瞬間に出会うと、自分の人生にとって何が一番大事なのかがわかるそうで、将来に悩んでいた若人たる当時の私はそのような体験を求めておりました。結果的にはできなかったのですが…。私にとっての2021年は間違いなく部活動一色となることでしょう。悔いのないよう、全力で活動に取り組んでまいりたいと考えております。

 

 それでは、次回の部員日記を三年の梶谷に回したいと存じます。梶谷には「2021年にやりたいこと(部活動に関わらずともよい)」を聞いてみると致しましょう。

 

最後までお付き合いいただきまして誠にありがとうございました。それでは皆さま、どうぞご自愛ください。