愛 二年 福田 祥平

お久しぶりの登場でございます。売れ残りリーダーの福田祥平でございます。前回の投稿が春合宿が終わったばかりの2月のある日のことでして、それから3か月も経過してしまったのかと思うと時の流れの速さを痛感するこの頃です、、

この3か月間、要するに新歓期ということではありますが、実にたくさんの出来事がありました。それらを経て晴れて11名の新たな仲間と一緒に活動することにはなりましたが、この3か月を通じて感じたことをきょうはまとめたい(いつもろくにまとまったことなんて言えませんが、、)と思います。

新歓期には数多くの新入生と話す機会がありましたが、「応援部という団体を一言で簡潔に表すと何だろう」とふと考えることがありました。皆様からしても様々なご意見があることは確かですが、自分としては「愛の団体」なんだろうなと考えております。そしてこの”愛”というものが応援部員が一番大切にしなくてはならないものであると考えております。応援の場で考えてみても、ただ単純に一橋の人だからという理由で見知らぬ一橋の選手を応援するのでは「応援する側」「応援される側」いずれの立場からしてもつまらないものになってしまいます。だからこそ、普段からの交流によってお互いのことを知り、我々は選手の皆さんを「愛し」、選手の皆さんから「愛してもらえる」ようになってこそ応援というものが成り立つのではないでしょうか。愛する仲間を鼓舞しどうにかして一橋の勝利を掴むために応援をし、愛する応援部から応援されたからこそ今一度がんばるーーーこれが私にとっての応援の理想形です。この理想形に少しでも近づく為に、普段から積極的な交流を重ねていくのは必然となりますし、その応援の場においてしっかりと選手に思いが伝わる応援をするために練習というものは必要になるのだと考えています。簡単には力尽きない体力・根性、遠く届く声・楽器の音色、見る者を圧倒する動きーーーこれらを実際に愛を表現したい場で繰り出せるように日ごろから練習に取り組まなくてはなりません。その為にはただ惰性で練習に取り組むのではなく、日ごろ苦闘しながらも目標に向かって進む仲間を思い浮かべてそんな仲間への愛をもって取り組む必要があると思います。そしてそんな外への愛を持ちつつ、同じ応援部員も愛する仲間であることに変わりはありませんので、部員への内への愛も同時に持っていれば、辛い練習であっても部員同士ぶち上げていくことによって練習から周りを励ましていく姿勢というものはおのずと育まれるのではないかと考えております。また、応援部は決してダンスコンテスト優勝を目指す部ではありませんので、多少動作の美しさが落ちても爆発的に動いて愛を表現しようとすることがもっとも大切なのではないかと思っています。どんなに美しくても、応援対象に何かが伝わらなければ意味がありませんからね。2年リーダーはリーダーの最高学年として別練習を仕切らなくてはならない立場ですので、このことを胸に刻んで練習を引っ張っていきたいとおもっています。

ここまで応援活動について長々と書きましたが、”愛”の概念はステージにもあてはまります。普段応援をさせて頂いてる渉内に感謝の気持ちを表現するだけでなく、よきライバルとして切磋琢磨しあいつつも、お互いの痛み・喜びを理解しあえる立場の者同士苦楽を共にしてきた渉外や日ごろから我々を支援してくださっているOB・OGの皆様、家族、体育会ではなくとも我々のことを知って応援してくれる一橋の仲間に成長した姿を見せて感謝を伝えることのできる場がステージだと私は考えます。こうして考えると、応援部から愛を取ったら何が残るんだーってくらい応援部って「愛の団体」なんだなと強く感じます。

先日、ボートの商東戦が行われ一橋は見事全勝で11連覇を成し遂げました。ボート部の仲間を全力で応援しつつ、OB・OGの皆様や家族には成長した姿を見せて日ごろの感謝を伝える貴重な場となりました。そして、OB・OGの皆様や一橋祭運営委員会の皆様、一橋大学津田塾大学吹奏楽団の皆様、多くの新入生と共に一橋への愛のもとで団結して応援ができたことはかけがえの無い経験となりました。愛の力のすごさを実感した次第です。また、ハンドボール部は4部昇格を決定し、硬式野球部は4部優勝を決定しました。この輝かしい結果に我々の愛の力がほんの1mmでも役に立てたのであればこれ以上の喜びはありません。本当におめでとうございます。

長文・駄文となってしまい申し訳ございませんが、今回の日記はこのあたりで終わりたいと思います。今回言いたかったのは、応援部は周りを愛し、愛されないと成り立たない団体であって、愛という概念を軸にして活動(交流・応援・練習・ステージ、、、もう何でもです!)しなくてはならないのだ!ということです。このことを自分の不動の軸にして今後の活動に励んで参ります。宜しくお願い致します。

 

さて、次は自分が愛してやまない楽器・ユーフォニウムの先輩、安永さんに回したいと思います。宜しくお願い致します。