「響想」、そして、、、 第六十六代主将 植田 悠真

皆さん、こんにちは。

本年度主将 兼 振橋会渉外 兼 厚生を務めます、植田悠真です。

 

投稿されている時間からもお分かりの通り、この部員日記、改め幹部ブログの最終投稿は2021年12月22日明朝、つまり幹部交代式の朝に綴った、私が一橋大学体育会應援部の部員として最後に皆様にお届けするメッセージだと思ってください。これまでまた次があると思い、なんの気なく描いてきた部員日記も最後になるのかと思うと一抹の寂しさを感じます。

 

さて、ここまでの幹部ブログを書いてきてくれた同期たちに大トリとして散々ハードルを上げられた私ですが、今こうして應援部での4年間に想いを巡らしても、何を書けばいいのやら。思い出が多くて何を書いたらいいのかわからないとか、そういったレベルの問題ではなく、「私の大学生活は應援部に尽きる」、ただそれだけなのです。應援部がなかったら今の私はないと言い切れるほどです。だからこそ、私の考えたことや應援部での思い出をここに描くには余白が足らないものです。ただ、そうもいってられないので第66代主将として、何より一橋大学体育会應援部の部員としていられるうちに、すべきことをせねばと思います。

最後のステージを終えた後、最終応援を終えた後、最終練習を終えた後、様々な最後がこの週にはありました。その時々に共通して感じたのは、純粋な“感謝“でした。様々な方から激励のお言葉や感想をいただく機会は何度もありましたが、その全てに「本当にありがとうございました。」という言葉しか浮かんでまいりませんでした。直接その想いを伝えられた方もいればそうでない方もいらっしゃいます。だからこそ、この場をお借りして、お世話になった全ての方々に感謝を綴りたいと思います。

 

一橋大学体育会應援部第63代の皆様へ

私たちが入部した時に幹部だった皆様。

どれだけ足掻いても、どれだけ近づこうと頑張っても背中しか見えない、そんな私たちの理想であり続けた、憧れの6名でした。

皆様に應援部というものを教えていただき、それを好きになり、引き継いでいきたいという想いから今の今までやってきました。

私たち第66代の同期7人の心にはいつも「心馳」という言葉がありました。

私たちは心を馳せられていましたでしょうか。

皆様に少しでも近づけることができたでしょうか。

引退されてからも、いつでもどんな時も私たちの味方でいてくださり、常に応援してくださった第63代の6名。

皆様がいらしたから、ここまでやってくることができました。

本当にありがとうございました。

 

一橋大学体育会應援部第64代の皆様へ

私たちが2年生の時に幹部でいらっしゃった皆様。

最上級生リーダーになることは当時2年生だった私たちには、とても荷が重いことであり、尖り、反抗することだけが自分を表すことであると虚勢を張り、皆様方を困らせてばかりいました。

そんな不出来な後輩たちに対し、匙を投げることなく、どんな時でも正面から向き合ってくださり、そして叱ってくださった。

先輩の大きさというものを教えてくださいました。

私たちは後輩の前で、皆様のような立派な先輩になれていますか。

そして、お2人から頂いた「闘魂」という強いお言葉は私たちの根底にあります。

お2人が目指された「闘魂」は私たちのステージや応援にありましたでしょうか。

どんな辛い時でも折れない心を教えてくださったのは、第64代の皆様でした。

皆様がいらしたから、ここまでやってくることができました。

本当にありがとうございました。

 

一橋大学体育会應援部第65代の皆様へ

1つ上の先輩方。

どんな時でも、自分たちの味方でいてくださった。

どんなに出来が悪くても、どんなに心が負けてしまっていても、私たちを否定することなく、いつも親身になって守って、そして導いてくださった。

第64代の方々とは違う理想の先輩像を私たちに教えてくださった。

年齢は変わらないはずなのに、ずっと大人に見えていた。

そして、皆様が教えてくださった「全進」という想い。

コロナ禍だったからこそ、より一層必要だった、互いを思いやり尊重し合うという心。

自分だけじゃなく、仲間を信じるというその心。

今になってやっと、私たち第66代体制は全員で前に進むことができました。

第65代の6名の方が教えてくださったことからこそ、今があると思います。

皆様がいらしたから、ここまでやってくることができました。

本当にありがとうございました。

 

OBOGの皆様へ

新歓期にOBOGの皆様と何度もお話しし、「社会に出てからもこれだけはっきりと学生時代のことを誇りを持って話していらっしゃるなんて、なんて魅力的な部なんだろう」と思ったことを今も覚えております。

そんな先輩方のお話はいつも楽しく、驚かされるものばかりでした。

ここでは話せない話もたくさん教えていただきました。

ただ、面白いだけではなく、胸に熱いものを秘めている瞬間を垣間見せられた時に、同じ部の先輩として何度も惹かれるものでした。

私はそんなOBOGの皆様が、ただひたすらに好きで、ただ好きというそれだけの理由で振橋会渉外を務めてまいりました。

至らぬ部分が多かった私ではありますが、皆様に多くのことを教えていただきました。

皆様がいらしたから、ここまでやってくることができました。

本当にありがとうございました。

 

一橋大学の体育会の皆様へ

私たちに「応援」の楽しさを教えてくださいました。

嬉しさ、悔しさ、気持ちよさ、やりきれなさ、などなど、、様々な気持ちを一緒に感じました。

選手と同じグラウンドに立って、同じ目線で応援をするんだとその想いを常に持って、応援に挑みました。

勝った時に、1番に私たちの方に向かってきてくださって、喜びを分かち合える瞬間はたまりませんでした。

そして、コロナ禍を通じ、私たちの存在意義を教えてくださいました。

体育会の活動がどこも行えない中で、他の団体の活動なくして活動を行えない應援部は行き場を失った気持ちになることも少なくありませんでした。

しかし、そんな時でも私たちを求めてくださる、居場所を作ってくださる皆様がいたからこそ、私たちはやらなくてはならない、應援部は存在し続けること自体が応援であり、存在意義なんだと気付かされました。

今年は全ての団体に応援に行くことができず、後悔がないと言えば嘘になりますが、確かな繋がりというもの幾度となくを感じることができたことが何よりも嬉しかったです。

皆様がいらしたから、ここまでやってくることができました。

本当にありがとうございました。

 

他大学の応援部・応援団の皆様へ

2年次より先輩リーダーがいなかった私たちに温かく声をかけてくださった先輩方、指導してくださった先輩方、見守ってくださった先輩方、本当に多くの先輩方にお世話になりました。

私たちは皆様が期待してくださった、一橋大学を代表する立派な1人のリーダーになれていますでしょうか。

ステージや応援では負けられない相手として私たちの壁でありつつも、飲み会を始め日常においては深く通じ合う唯一無二の仲間であった同期たち。

自分が心折れかけて、部から遠のこうとした時も止めてくれた。

素晴らしい関係を持てたと心の底から思います。

皆様がいらしたから、ここまでやってくることができました。

本当にありがとうございました。

 

大学関係者の皆様へ

このコロナ禍でステージや応援をはじめとするあらゆる活動を行わさせてくださいました。

時には厳しい言葉もいただきましたが、一学生の言葉にも関わらず、いつも真剣に接してくださいました。

そして何より、私たちのことを近くで応援してくださいました。

一橋大学の皆様でなければ、「マーキュリーのもとに『響け、我が無二の想い』」やサマーステージの開催は不可能であったと思います。

ご尽力くださいまして本当にありがとうございました。

 

両親へ

多分見ていないと思うけど、この場を借りて感謝を伝えたいと思います。

なんやかんや言いつつ、應援部への入部について背中を押してくれたこと。

なんやかんや言いつつ、物理的にも精神的にもたくさん支援してくれたこと。

なんやかんや言いつつ、温かいご飯をいつも作ってくれていたこと。

なんやかんや言いつつ、いつも温かく送り出し、そして出迎えてくれたこと。

なんやかんや言いつつ、應援部で活動する自分のことを期待し、評価してくれていたこと。

なんやかんや言いつつ、自分の最後のステージに2人揃ってきてくれたこと。

不出来な息子で迷惑ばかりかけたと思うけど、本当に感謝しかないです。

2人がいたから、ここまでやってくることができました。

本当にありがとうございました。

 

應援部の後輩たちへ

ここまでついてきてくれたこと、本当にありがとう。

たくさん悩ませたし、たくさん辛い想いをさせてしまったし、何度も立ち止まったこともあったけど、その度に壁を乗り越えて、よく成長したと思う。

これから大変なことはたくさんあると思うけど、今年君たちがして来たことは必ず無駄にならないと思う。

自分と自分の仲間を信じて進んでいってほしい。

君たちはもう十分強いと思う。

安心して一橋大学体育会應援部を君たちに託せます。

みんながいたから、ここまでやってくることができました。

みんなと一緒に應援部をやれて本当によかった。

本当にありがとうございました。

一橋大学体育会應援部をよろしくお願いします。

 

同期へ

みんなには感謝と謝罪ばかりが頭によぎる。

たくさん迷惑もかけたし、本当に何度も何度もぶつかることもあったと思う。

いい思い出ばかりではないけれど、引退かと思うとさすがに寂しさを感じる。

こんな主将だったけど、ついてきてくれて、何度も背中を押してくれて本当にありがとう。

こんな情勢の中で辛いことたくさんあったけど、みんな下を向かず走り続けた本当に強い同期だと思っています。

自分たちでなければ作れない第66代を作り上げられたんじゃないかな!

みんながいたから、ここまでやってくることができました。

みんなと一緒に應援部をやれて、みんなと同期で本当によかった。

本当にありがとうございました。

 

このブログを読んでくださっている、一橋大学体育会應援部を愛してくださる全ての皆様へ

ここまで長文を読んでくださり、本当にありがとうございました。

自己満足な幹部ブログとなってしまったこと、ご容赦ください。

私たち、第66代幹部は本日の幹部交代式を以って引退となり、第67代体制に移行いたします。

私は、後輩たちが私たちを超える一橋大学体育会應援部を創り上げることを心から信じています。

皆様、一橋大学体育会應援部第67代を何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

では、4年間本当にありがとうございました。