永松英恵

硬式野球部 秋季リーグ第4節第2戦 対順天堂大学戦

10月15日土曜日、一橋大学野球グラウンドにて東都大学野球秋季3部リーグ対順天堂大学戦第4節第2戦が行われました。一橋大学は先攻です。
1週間前に行われた第1戦では9-4と敗北してしまいましたが、この第2戦で勝利すれば2部との入れ替え戦に進める可能性が残っていました。ホームでの開催ということもあり、何としてでも勝って昇格を果たしたいという思いで臨みました。

 

1回表の攻撃ではいきなり2アウトを取られてしまうものの、24番山本のセンター前ヒットを皮切りに、5番五井さんも順調に出塁します。そして、7番畠山さんのセンターへのタイムリーヒットで1点、2番本吉さんのレフトへのヒットでさらに1点追加と幸先の良いスタート。応援も一気に熱がこもりました。
1回裏の守備では1点追加され追いつかれてしまうものの、藤本さんの好投でしっかりと抑え、2-1で次の攻撃に進みます。

 

2回表もいきなり2アウトを取られてしまい、4番本田さんがショートへヒットを放つものの、点には結びつきませんでした。1回での得点の流れを崩したくないと、より気持ちを込めて応援しました。2回裏は、五井さんと畠山さんのゲッツーにより一気に2アウト、最後はレフトフライを本田さんがしっかりキャッチしました。

 

3回表は、フォアボールで先頭バッター持丸さんが出塁し、そのままライトへの犠牲フライで1点追加して3-2になります。3回裏は、センターフライ、セカンドゴロと順調に2アウトまで取りました。しかし、その後タイムリーヒットで1点追加され、続いて2アウト満塁のピンチを迎えてしまいます。ですが、一橋の守備の強さで、最後はファーストゴロをしっかりと打ち取り3-3と同点に戻った状態で4回の攻撃に入ります。

 

4回表は、いきなり本吉さんがヒットを放ち、その後敵のエラーなどもあり1アウト2,3塁のチャンスを迎えます。そして、本田さんのレフトへのタイムリーヒットにより1点追加、再び敵の送球エラーによりさらに1点追加し、5-3となります。そして、裏の守備はピッチャー藤本さんの好投により三者凡退に抑えます。攻撃の勢いがそのまま守備にも繋がり、このまま波に乗ってほしいという思いで応援しました。

 

5回表は1塁まで進みましたが3アウトで攻守交替。しかし、裏の守備回では1点追加されてしまい5-4となりますが、一橋大学の守備は衰えずその後しっかりと抑えることができました。

 

6回表は3アウトをすぐにとられてしまいます。続く裏の守備ではフォアボールで1塁に進まれてしまった後、ピッチャーはエース大田さんにチェンジします。敵のスクイズ成功により1点追加され5-5と再び追いつかれてしまいます。ここからまた突き放してほしいという思いで、より気持ちを込めて応援しました。

 

7回表、三家本さんがエラーで出塁すると、続いて持丸さん、山本もヒットを放ち、一気にノーアウト満塁の大チャンスが訪れます。ここで迎えたバッターは主砲の五井さんです。絶対に打って欲しいという気持ちから応援全体も盛り上がりました。そして、センター前に落ちるタイムリーヒットにより、2点追加しました。さらにその後2アウト2,3塁の状況となり、34番神谷の内野安打で1点さらに追加し、8-5と一気に点差が広がります。そして裏の守備では再び大田さんの好投により三者凡退に抑え、一橋大学に流れが来ていると強く実感しました。

 

8回表は、見逃し三振、レフトフライ、ライトフライと立て続けに3アウトになってしまいますが、裏の守備でこちらも3アウトをスムーズに取り、一橋の勢いは衰えません。

 

9回表は、先頭バッター持丸さんがヒットを放つ好スタートを切るも、その後の打線に繋がらず無得点で裏の守備に入ります。一気に2アウトまで取り、勝利も目前になりましたが、盗塁とタイムリーヒットが重なり1点追加されてしまいます。その後、レフト前ヒットと内野安打により2アウト満塁、そして送球エラーによりさらに2点追加されてしまいました。8-8に一気に追い詰められ、応援席にも緊張感が走りましたが、なんとか守り切ってほしいという思いで応援をしました。しかし、最後はセンターへのタイムリーヒットを放たれ、8-9で試合終了となりました。

 

9回の表まで、一橋大学の攻撃力の強さ、鉄壁の守備が多くの場面で見られましたが、9回の裏で逆転されてしまい非常に悔しい結果となりました。3部優勝はここで途絶えてしまいましたが、残りの試合で硬式野球部の皆様が全力を出し切れるよう、私たちも気を引き締め直し日々の活動に臨みたいと思います。

 

一橋大学体育会應援部 三年 永松英恵