アメリカンフットボール部 秋季リーグ最終戦 対桜美林大学戦

12月4日、富士通スタジアム川崎にて、秋季リーグ最終戦対桜美林大学戦が行われました。

最終戦の相手は、ここまで圧倒的な攻撃力と堅い守備で全勝してきた桜美林大学。

入替戦に向けて勝利で飾り、勢いをつけたい一戦です。

 

試合は桜美林大学のキックオフで開始。

一橋大学はパスプレーやランプレーで着実にファーストダウンを獲得していきますが、桜美林大学の堅いディフェンスに阻まれ、なかなか敵陣に攻め込むことが出来ません。

一方の桜美林大学はランプレーを中心に攻めていき、早くもタッチダウンを決めます。

続くトライフォーポイントも決めて桜美林大学が7点を先制します。

その後、一橋大学に攻撃権が渡ると、オフェンス陣が再びファーストダウン獲得を狙いますが、QBサックを受けて得点にはつながりません。

 

続く第2Q。

4年生の小野さん、鈴木雄策さんらを中心に桜美林大学の攻撃を封じようとしますが、桜美林大学の巧みなランプレーを止められずフィールドゴールを許してしまいます。

何とかして追いつきたい一橋大学。

ここで、3年生の佐々木によるロングリターンや桜美林大学の反則により敵陣20ヤードからの攻撃権を獲得し、得点のチャンスを得ます。

しかしながら、桜美林大学がパスインターセプトに成功、そのままタッチダウンとトライフォーポイントを決めて一橋大学に17点のリードを奪ったところで前半戦が終了します。

 

一橋大学のキックオフで後半戦開始。

桜美林大学はパスプレーを中心に確実にファーストダウンを獲得し、その勢いでタッチダウンを決めます。

対する一橋大学。4年生の谷口さんや2年生の廣瀬を中心に攻撃を進めるものの、桜美林大学のディフェンスを前にファーストダウン獲得につなげられません。

その後、桜美林大学がパスインターセプトに成功すると、フィールドゴールを決めて3点を追加し、スコアは0-26と大きく引き離されます。

 

迎えた第4Q。

一橋大学は4年生の吉川さんや柴田さんらによるパスプレーやランプレーで敵陣19ヤードまで攻め込みます。

タッチダウンまで残りわずかとなりますが、ここでも桜美林大学がパスインターセプトに成功し攻守交代。

追加点を許せない中、一橋大学の堅いディフェンスが奮闘し、ファーストダウン獲得を阻みます。

その後も一橋大学は敵陣深くまで攻め込みギャンブルに挑戦するものの、惜しくもタッチダウンまでつなげられません。

そして互いに追加点がないまま試合終了。

最終スコア0-26で一橋大学クリムゾンの敗北です。

 

入替戦進出が決まった中で迎えたリーグ最終戦。

2部1位という大きなチャンスがあったにもかかわらずものにすることが出来ず、非常に悔やまれる結果となりました。

次戦はいよいよBIG8との入替戦、相手は専修大学です。

1部昇格がかかっていると同時に、4年生の方々にとっては最後の試合でもある大事な一戦。

1年前の雪辱を胸に、1部昇格に向かって日々練習を重ねてきたクリムゾンのプレイヤー・スタッフの方々をはじめとする関係者の皆様全員が笑顔で締めくくることができるよう、全力でフィールド・観客席を盛り上げます。

 

 

一橋大学体育会應援部3年 高田靖子