渋田奈々

硬式野球部 春季リーグ第2節第1戦 対東京都市大学戦

 

5月4日、第2節第1戦対東京都市大学戦が一橋大学グラウンドにて行われました。まだ第1節の決着はついていませんが4部昇格のためには第2節、必ず東京都市大学から勝ち点を取って、勢いに乗っていきたいところです。

 

 

1回の表、一橋大学の攻撃です。ここは相手ピッチャーの攻撃によって3者凡退に抑えられてしまいます。1回の裏。一橋大学のピッチャーは4年木下さんです。守備から流れをつくっていきたいところです。スムーズに1アウトを取るものの相手の勢いを止められず、1点先制されてしまいました。しかし悪い雰囲気を引きずらず、切り替えてしっかり1点のままで抑えきることができました。

 

2回の表。ここで早めに相手に追いつきたいところです。白根が四球を選び、出塁すると木村さんの送りバント・阿部の犠牲フライにより3塁まで進み、一橋にもチャンスができます。
しかしこのまま3アウトで抑えられてしまいました。こういう時こそ応援の力で後押ししなくてはならないものです。改めて気が引き締まります。2回の裏。攻撃の勢いが続き、テンポよく3者凡退に抑えることができました。

 

 

3回の表。守備の勢いのまま絶対に得点が欲しいところです。一橋は相手ピッチャーに粘り、チャンスを作ります。白根の内野安打もあり2アウト満塁のチャンスを迎えます。しかし相手も簡単に点数を取らせてくれません。3アウトに抑えられてしまいます。3回の裏。逆に一橋がピンチに追い込まれます。相手の強力打線に2アウト満塁とチャンスを許してしまいます。しかし一橋も粘り、木下さんの2者連続3振の好投で3アウトチェンジとピンチを切り抜けます。

 

 

4回の裏。相手の打線が止まりません。先頭バッターからヒットを打たれてしまいます。ここで追加点を許してしまいます。

 

6回の表。一橋も負けてはいられません。木村さん、阿部のヒットが続きます。相手のエラーを誘い、ここで一点を返すことに成功しました。守備ではこの勢いのまま3者凡退に抑えきりました。残り3イニング、必ず逆転し勝利までつなげていきたいところです。応援部もさらに気合が入ります。

 

 

7回の表。ついに一橋の本領発揮です。主将大北さんが見事なヒットを打ち、1死2塁となります。白根が四球を選び1・2塁とチャンスを迎えます。ここで3年阿部がなんとスリーランホームランを放ちます。一橋逆転の4-2とします。応援部も大盛り上がりです。7回の裏。追加点を許したものの最小失点に抑えることができました。

このままリードを保ち、そして追加点を取っていきたいところです。

 

 

8回の表。全員で打線をつなぎ、相手のエラーもあり1点追加することに成功し、5-3とします。しかし8回の裏、相手に1点の追加点を許してしまいます。

 

この試合、ここまで点の取り合いが続いていました。最後9回このまま絶対にリードを守り切り勝利させたいところです。攻撃ではランナーを2塁まで進ませるものの、得点までもっていくことはできませんでした。9回表終了時で5-4.絶対に裏を無失点に抑えなければなりません。ここでピッチャーが4年鈴木さんに交代です。序盤から好ピッチングを見せ、3者凡退でおさえます。一橋大学が1点のリードを守り5-4で一橋大学の勝利です。

 

この試合を通じ、チャンスの時に後押しできないことを痛感しました。私たちの応援でチャンスの時に後押しし、ピンチの時に盛り上げなければならない、それは常に私たちの課題であります。応援部にも一年生が入ってくれてさらに大きな団体となりましたが、今の課題を克服し、さらに上の応援を目指し、体育会・一橋全体をさらに盛り上げられるようにこれからも精進してまいります。

 

一橋大学体育会應援部三年渋田奈々