榊凌ノ介

男子バレーボール部 練習試合 対成蹊大学戦

9月3日(土)、一橋大学小平キャンパス体育館にて対成蹊大学の練習試合が行われました。リーグ戦では応援の可否が未定であり、練習試合ではありますが応援に行かせていただきました。

 

今体制初の男子バレーボール部応援ということもあって、部員一同気合を入れて臨みました。
また試合自体は、2試合分の6セット行う特殊な形で展開されました。(元々の予定では5セット目で終了でしたが、急遽もう1セット行いました。)

 

第1セットから緊迫した展開が続きます。一橋大学は3年寺田のナイスレシーブや3年細川のナイスサーブなどで、互角に渡り合います。しかし相手ウィングスパイカーの厳しいスパイクなどもあり、取っては取られての繰り返しで中々引き離すことが出来ません。最終的にこのセットは25-23で勝ちきります。

 

第2セットも第1セットと変わらず一進一退の攻防が続きます。成蹊大学側の連携があまり取れていない部分をついた鋭い攻撃などが目立ち、一橋大学側も食らいつきます。そんな中、4年大橋さんの力強いサーブ、4年庄山さんを始めとした連携の取れたブロックなど、良いプレーで流れを引き寄せます。このセットももつれつつも、25-23で押し切りました。良い流れです。

 

この流れに乗っていきたい第3セットは、成蹊大学側もウィングスパイカーを中心に連携を取り厳しい展開が続きます。相手リベロの上手いレシーブなども目立ち、なかなか流れを引き寄せられません。そんな中、1年藤田の高く力強いスパイクが目立ちはじめます。ビックプレーを決めると阪神タイガースがホームラン時に昔行っていた「グラティ」のようなパフォーマンスを行い、ベンチやチーム全体を盛り上げており、応援のテンションも最高潮でした。
このセットはデュースに持ち込まれ、接戦となります。最後は2連続ポイントで押し込まれ、このセットを奪われます。

 

第4セットは序盤から少し押される展開が続きます。藤田のスパイクもブロックされるなど、なかなか勝ち越しすることが出来ません。それでも相手のミスなどから流れを作り、細川などのスパイクを中心にセットの中盤には追いつきます。しかし最終的に押し込まれ、このセットも落としてしまいます。ここでイーブンに戻されてしまいました。

 

第5セットは、何とか流れを引き寄せようと最初から全力プレーが続きます。應援部もここで食い止めようと必死の応援を続けます。1年島田なども途中から出場し、サーブやレシーブで好プレーを見せます。また3年常澤や細川の活躍も目立ち、一進一退の攻防が続きます。基本的にはこのセットも藤田、大橋さんの強いスパイクを中心に得点を重ねます。ただ相手の連携プレーやウィングスパイカーの速いスパイクも目立ち、引き離せません。
このセットもデュースに持ち込まれます。勝ちきりたい所ですが、相手アドバンテージに何とか追いつく展開が続きます。最終的にこのセットを惜しくも落としてしまいます。

 

最終第6セットが始まりました。負けは必ず阻止すべく、応援にもさらに熱が入ります。両チーム少しずつ選手達の疲労が見えてくる中、相手の隙をついた藤田などの力強いスパイクで得点を取ります。しかしこのセットも大きく引き離すことは出来ず、相手も食らいついてきます。しかし終盤に入り相手のレシーブミスなどから流れを引き寄せます。その勢いのまま最終セットを押し切り、第6セットをものにします。

 

最終的なスコアは3-3の引き分けでした。終始一進一退の攻防で手に汗握る展開となりました。成蹊大学も特に後半はエースを中心にまとまっており、手強いチームでした。バレーボールという展開の速いスポーツだからこそ、流れを強く感じ、応援も熱のこもったものとなりました。

今後のリーグ戦での応援可否や声出しの有無などは不明ですが、このような形で男子バレーボール部に貢献出来た点は良かったです。
今後もより声援を届け、勝利に導けるよう部員一同鍛錬に励んでまいります。

 

一橋大学体育会應援部 3年 榊凌ノ介