一橋大学体育会應援部

5月3日、成蹊大学グラウンドにて、春季リーグ対東京農工大学戦が行われました。春季リーグ6戦目のこの試合は、4勝中の一橋にとって、4部リーグ優勝のためには絶対に負けられない大事な試合となりました。

1回の表、先攻の東京農工大学の先頭打者にヒットを許し、その後盗塁を許すものの無失点で抑え、続く1回裏では3年東さん、4年吉岡さん、3年尾形さんのヒットでチャンスを広げ、1点を獲得。好調な滑り出しに、私たちの応援にも一層力がこもります。

しかし2回表、相手のヒットを許し同点に追いつかれてしまいます。ここで点差をつけたい2回裏ですが、三者凡退に終わります。私たちも今一度気を引き締めなければなりません。

ここで絶対に相手を引き離したい3回表、エラー、デッドボール、ヒットでワンアウト満塁のピンチとなり、続く打者に犠牲フライを放たれ勝ち越しを許し、エラーも絡まり2失点。ここで得点して巻き返したい3回裏、この回の攻撃は1番からの好打順でしたが三者凡退に終わります。流れを一橋の持ってこれるよう、私たちももっともっと勢いづけていく必要があります。

4回表では、出塁を許すも無失点で抑えます。続く4回裏、ツーアウトから2年鈴木がバンドヒットで出塁したがこの回の攻撃はここまでで終わります。あと一歩、次こそ絶対に得点していきたいところです。

5回の表も無失点で抑え、5回の裏一橋の攻撃となります。二死から3年東さんと4年吉岡さんの連打、さらにはワイルドピッチで二三塁へとチャンスを広げます。ここで4年山本麗貴さんがセンターへのタイムリーヒットを放ち3－3の同点に並びます。このいい流れのまま勝利に向かって突き進みたいところです。私たちの声援も一層勢いを増します。

6回の表、安定したピッチングを見せ、この回も無失点に抑えます。続く6回の裏、ワンアウトから2年鈴木がヒットを打ち出塁しますが、得点には繋がらず、一橋の攻撃が終了します。次は絶対得点し、相手を引き離したいところです。選手の方をもっと後押しできる、盛り上がる応援が必要になります。

7回表、相手のツーベースヒットを許しピンチを迎えるがライトの4年山本麗貴さんの好返球でオーバーランしていたランナーを刺し、ここも無失点で抑えます。7回の裏、3年山本裕嗣さんのヒット、3年東さんのフォアボール、4年吉岡さんのヒットで満塁とし、4年山本麗貴さんのデッドボールで勝ち越しに成功。4－3と一橋のリードです。

8回表、一三塁のピンチを迎えるがその後のバッターを空振り三振に抑え、リードを守ります。8回の裏から東京農工大学はリリーフを投入します。フォアボールで出塁するもチャンスを広げることはできずに攻撃を終えます。ラスト絶対に一橋のリードを守るべく、私たちも今一度気合を入れ直します。

9回の表、三者凡退に抑え、試合終了です。結果4－3で見事一橋が勝利を収めました。

今回の試合では、何度かチャンスが訪れるものの得点には繋がらない厳しい状況が続きました。5回から、いい流れをつかみ私たちも楽器と声で準硬式野球部の方々に届く盛り上がる応援が出来たと思います。しかし、やはり私たちは100％を出し切り選手の方々を奮い立たせられる応援が出来るまでに時間がかりすぎであると痛感しました。一橋が劣勢である状況にあるときでも、その厳しい試合状況を打ち破る、勢いのある応援を最初からする必要があります。
この悔しさも少しでも力になれたと感じられた嬉しさも次に生かして今後とも励んでいきたいです。

一橋大学体育会應援部二年浅野真由