フィールドホッケー部 秋季リーグ第3戦 対早稲田大学戦

10月2日、フィールドホッケー部の秋季リーグ第3戦、対早稲田大学戦が、早稲田大学東伏見グラウンドにて行われました。

両チームともに連敗が続いており、この試合での勝利が1部残留につながるともいえる大事な一戦です。

 

前半は互いに拮抗した試合展開が繰り広げられます。

開始間もなく、一橋大学がパスをつなげて得点のチャンスを作りますが、相手のディフェンスに阻まれ、一方の早稲田大学も攻めの姿勢を見せますが、4年生の松元さんを中心とする一橋大学の堅いディフェンスを前に得点につなげられません。

両者互いに譲らず0-0で迎えた前半22分、早稲田大学が一瞬の隙を見逃さず、先制点を許してしまいます。

前半終了間際、一橋大学が敵陣にまで攻め込むものの、惜しくもシュートにまで持ち込むことはできず、1-0で試合を折り返します。

 

なんとしても逆転したい後半。開始直後から試合が大きく動きます。

後半4分、一橋大学がペナルティーコーナーを取り、3年生の児玉がシュートを決め、同点に追いつきます。

しかしながら、相手も黙ってはいません。

同点になった直後、早稲田大学の先制点を決めた選手に2点目を決められてしまい、再び追う展開となります。

互いに譲らない中、後半17分、一橋大学は再びペナルティーコーナーを獲得し、得点のチャンスをつかみます。

3年生の山木が放ったシュートに上手く反応したのは、スターティングメンバーにも入っていた2年生の阿部。

確実に決め、2-2の同点。試合を振り出しに戻します。

ここで勢いづいた一橋大学。相手にペナルティーコーナーを与えてしまうものの、3年生の中嶋がスーパーセーブを連発し、ベンチや観客席を大いに沸かせます。

両者追加得点を得られないまま迎えた終了間際。早稲田大学がペナルティーコーナーを連続して獲得し、一気に2点のリードを許してしまいます。

最後まであきらめることなく攻めの姿勢を見せる一橋大学でしたが、その思いは届かず試合終了。2-4で一橋大学の敗北です。

 

春シーズンに悲願の1部昇格を果たしたフィールドホッケー部。

厳しい状況が続く中、今回の試合はあと一歩で1部での勝利であったにもかかわらず、最後の最後に相手に追加得点を許し、目の前にあったチャンスを自分たちのものにすることができませんでした。

観客席で応援をしながら、特に2点目を獲得してからの一橋大学の勢いというものを全身で感じた一方、自分たちの応援の力不足がこれまで以上にひしひしと感じられました。

リーグ戦は終了し、ここからは順位決定戦が始まります。

一橋大学が1部にふさわしいチームであることを証明するべく、我々應援部も1部にふさわしい応援をしていくために日々練習を積み重ねて参ります。

 

 

一橋大学体育会應援部3年 高田靖子