アメリカンフットボール部 秋季リーグ第3戦 対関東学院大学戦

10月8日、秋季リーグ第3戦対関東学院大学戦が大井第二球技場にて行われました。

初戦、第2戦と連勝しているクリムゾン、良い流れをそのままに必ず勝利したい1戦です。 

 

関東学院大学のキックにより試合が始まります。
第1Qはお互いに1歩も譲らない攻防となります。途中、2年南澤のパスキャッチにより19ヤードを獲得する場面もありましたが、得点には繋がらず。関東学院大学もランとパスを巧みに組み合わせて攻撃を続けますが、4年鈴木雄策さんを中心とした一橋の厚いディフェンス陣を前に相手は前進することができません。その後も一進一退の攻防が続き、0-0のまま第1Q終了となります。

 

第2Qは関東学院の攻撃に始まります。試合再開間も無くして一橋陣14ヤード地点よりフィールドゴールを決められ、3点先制されてしまいます。しかし一橋もランプレーを中心に攻撃の手を緩めません。中盤、関東学院大学の攻撃時に2年安井が相手のパスのインターセプトに成功し、攻守交代。このインターセプトで流れを掴んだ一橋は、4年谷口さんのランプレーを中心にファーストダウン獲得を繰り返していきます。そして、関東学院大学ゴール前9ヤード地点からのパスを2年南澤がキャッチしタッチダウンを決めます。トライフォーポイントも4年吉川さんがきっちりと決めて7点を獲得し、早くも逆転に成功します。その後もタッチダウンの勢いのまま相手に得点の隙を与えず、7-3で前半を終えます。

 

第3Qは3年佐々木のキックからスタートします。関東学院大学が一橋陣37ヤード地点よりフィールドゴールを狙いますが、3年池田がこれをブロックし、逆転のチャンスを与えません。その後はお互いになかなか前進することができず、硬直した状態を迎えます。しかし、第3Q終了直前、4年田辺さんや3年村松のパスキャッチによりロングゲインに成功、そのまま第4Qへと突入します。

 

このまま逃げ切りたい第4Q。逆転のチャンスを伺う関東学院大学、ランとパスを組み合わせて攻撃を行いますが2年中村のパスカットや3年国武のQBサックが得点を許しません。
しかし、試合残り時間5分49秒、関東学院大学にファンブルしたボールを押さえられたのを起点に、ラン中心のプレイで一気に押し切られ、7点を奪われてしまいます。残り時間1分26秒、一橋はロングパスで逆転を狙うもうまくいかず、攻守交代し関東学院大学にQBニーダウンを繰り返され、最終スコア7-10で試合終了となりました。

 

我々が第4Qの時点で「もう大丈夫だろう」という慢心を抱いてしまったこと、そして逆転された直後に観客席の沈滞した空気を変えられなかったことが今回の結果に結びついたのだと思います。クリムゾンの連勝を我々が阻んでしまい、本当に不甲斐ないという気持ちで一杯です。

観客席を主導する立場としての自覚を今一度持ち直し、いかなる状況においても観客席を盛り上げることができるよう、我々も気を引き締めて邁進して参ります。

一橋大学体育会應援部3年 乾秀斗