フルイイ? 第六十七代吹奏責任者 松井 優

ご無沙汰しております。

 

本年度吹奏責任者 兼 学内外振興 兼 広報を務めます、松井優です。

 

もうすぐ4月、新生活が始まる時期ですね。

 

街を歩く人たちも心なしか明るい顔で、パリッとした服を着て歩いています。

アイロンがかかった服と、セットされた髪型から「私はよく出来たイケてる女でっせ」オーラを感じます。

 

でも恐れることなかれ。

 

彼らは買ったばかりの春服をここぞとばかりにお披露目しているだけ。

1週間もすれば、服のレパートリーも減ります。

新生活の緊張感も薄れ、「洗濯物を畳んで一番上にあった服を着ましたよ」に戻るはずです。

私はその瞬間を見るのが大好きです。

 

さて、何が言いたいのか分からなくなってきましたが本日の議題はこちら!

 

「古いのが新しい。では逆は…?」

 

最近のトレンドは「フルイイ」(古いからこそ良い、古良い…勝手に名付けました)。

たとえば古着やレコード、フィルムカメラ。流行ってますよね。

 

では、その波に乗るように誕生した「新しいけど懐かしい」ブームはどうなのでしょうか。

例をあげると昭和風〇〇(改装後の西武園然り)、レトロ可愛い文房具等。スターバックスの今のフラペチーノ、GYU-NEWシリーズもその1つでしょう。

 

個人的に、古い物に関しては、物が経験してきた歴史の重みや、唯一無二で替えが効かない点に魅力や価値があるのだと思います。

様々な人の下を渡り歩いてきた物を、今私がここで手にして楽しんでいる。

この事実だけでご飯を3杯食べられます。

 

そのため、単に流行っているからという理由でハリボテのレトロ風が持て囃されたり、商材化されたりしていると、うーん分かってないなあという気持ちになります。

タバのコーヒーGYU-NEWはとても美味しかったですし、レトロ可愛い文房具は確かに可愛いのですが、どこか腑に落ちません。皆様はどうなのでしょうか。

 

一方、リニューアルや再建という形で、歴史的な物が形を替えて愛されることは文化保存の観点から大変素晴らしいことだと思います。

歴史的な建造物はやがて寿命を迎え、ガタが来ますが、リニューアルを通して長く愛されればなあと思います。

 

さて、リニューアルといえば、来たる4月6日に旧国立駅舎が復元2周年を迎えます(やっと本題)。

国立のまちのシンボルでもある旧国立駅舎は、2006年にJR中央線の立体高架化工事に伴い解体されましたが、2020年4月6日に憩いの場として再建。

解体工事の際に既に再建を見据えていらしたようで、建物の部材の約7割は創建当初のものを再利用していたようです!

 

ここでBIG NEWSです。

 

街の方々同士を

大学と街を

過去と未来を

繋げる役割を果たしてきたこちらの旧駅舎の復元2周年を記念して、應援部からも旧国立駅舎、そして国立市の皆様にエールを届けさせていただけることになりました!

 

詳細は近日公開いたしますが、

2022年4月6日14時から15時 「一橋大学 エイプリルエール ~あなたの新生活応援します!~」開催決定!

 

是非国立にふらっと足をお運びください!

 

我々学生がお世話になってる地域の方々はじめ、一橋大学にかかわる全ての方々の新生活を応援できる貴重な機会、大切にしていきたいと思います。

 

ということで、大変長くなりましたが、学内外振興補佐を務めてくれている村木、次お願いします。