ドンマイ! 第六十七代主将 白子 和哉

部員日記の皆様、お久しぶりです。本年度主将を務めております、白子和哉と申します。

前回、永松からハマっているものを言えという指示が出ておりますので、無視していきたいと思います。

さて本日は一橋祭が近くなってきたということで、他大学の応援部・応援団のステージについて話していこうと思います。

私は他大学のステージを見るのが好きで、毎年様々なステージを観ております。この日記も東北大学の秋季菜を見に行く道中に書いております。昨年と一昨年は感染症の影響により、オンライン配信のみで対面でステージを見ることができなかったものもありますが、今年はほとんどの団体が対面ステージを行う予定となっており、私は非常に心を踊らせております。
私が他大学の団祭を見に行く楽しみは2つあります。1つ目は、同業者として他大学の演舞に刺激を受けることができるという点です。同じ応援団という括りであっても、その動き・形・声などは10団体あれば10通りのものがあります。さらに動きにおいて何を重視しているかという「文化」も大きく異なります。これまでなかった価値観を得て、自分たちの演舞に生かしていく。現役の部員だからこそ得ることのできる貴重な機会です。
2つ目は、他大学の応援団の同期などと交流をすることができるという点です。応援団は全国各地に存在しています。私の交流がある範囲に限っても、北は北海道大学、南は九州大学まで数多く存在しております。しかしこれほど全国に応援団が存在していると、実際に会って交流を深めることは非常に難しくなってきます。またお互いに自分たちの応援などがあり、特に秋は会うことが非常に難しくなっています。そこで他大学の応援団ステージが大事になってきます。応援団は関わりのある大学にステージの案内状を送るところが多くあります。つまり、ステージは多くの応援団が集まる場所であるとも考えられるのです。そのような意味で、他大学のステージは仲間を増やしていく貴重な機会です。

では、応援団の仲間を増やす意味は何でしょうか。私にとってはただ楽しいからという理由に集約されてしまいますが、もっと応援部的に考えみましょう。
最大のメリットは、理解者の獲得であると考えています。応援団とはある種、特別な存在です。他人を「応援する」という目的のもと、様々な人が集まって活動をしているという「他己主義」的な側面をメインとしている団体である我々は、非常に理解を得られにくいと考えております。これは、誹謗をされたりだとかそういうことではありません。主将という立場上、我々の活動を「すごい」と言ってくださる方もたくさん見てきました。しかしそれは理解からは遠いものだと考えています。その状況が続くと、自分のやっていることや考えが正しい方向に向かっているのかがわからなくなってきます。その時に、外部の対等な存在がヒントを与えてくれることがあります。もちろんどのような人と交流をしてもヒントを得ることはできますが、特異な存在である応援団にとって同業者という存在がいかに貴重かを考えると、仲間を増やすことの重要性が見えてくるかと思います。

さて、ここまで真面目に語ってきたので最後も真面目に宣伝をしようと思います。来る11月19日は我々一橋大学体育会應援部のステージがあります。ここまで読んできた皆様であれば、応援団がこのステージを見ることの重要性が伝わったと思います。ぜひ我々のステージを観にきてください。

このままでは永松が不憫なので、私のハマっているものについて発表しようと思います。私は最近将棋にハマっています。小学校に入学する以前からやっていますが、ブームが再来するという現象が現在起こっており、隙間時間があればアプリで将棋を指しています。対面でできる人が少ないので、できる人はぜひお声掛けください!

次回は最近留学に行っていて部活動に参加していない岩崎に近況を書いてもらいましょう。