汗と涙に報いる時ぞ 二年 福田 祥平

皆様、はじめまして!

2年リーダーの福田祥平と申します。栗田さんが「部内面白ランキング1位の彼」と個人を特定することのできない指名をされた為、「面白いと言ったら自分だろ」と自分に絶対的な自信を持つ2年男子リーダー3名が毎晩長時間の議論を重ねました結果、私が書かせて頂くことになりました。宜しくお願い致します!(うっわ、コイツうっとおしいと思った方はさっさと読み飛ばしてくださいね(笑))

先週は我々應援部にとって一大イベントである春合宿が山梨県の山中湖にて行われました。感想を一言で述べろ。と言われても難しいのですが、あえて一言にまとめるとすると、「自覚を持てた1週間」であったと思います。初めての合宿であった昨年の夏合宿は今後のことや自分の成長をあまり意識せずに、ただ闇雲に練習をこなしてしまっていた自分がいたと思います。しかし、今回の合宿では「自分はどんどん成長していかなければならない」という自覚を持つことができました。今体制から我々2年リーダーがリーダーの最高学年になってしまうということで3学年体制下における同期だけでの練習や未来の後輩を指導することを想定して2年リーダーが別練習を仕切る時間を頂きましたが、今までの様にリーダー長の方をはじめとする先輩リーダーの下で闇雲に練習するのとは違い、唯一の手本学年として人に教えていく必要もある立場にもなってしまったからには後輩に示しがつく人物である必要があることを強く感じました。その為には、簡単には力尽きない強靭な精神の下で自分の弱点を改善しようとする姿勢を常に持ち続け、一回一回の練習を自分の成長に繋げていくことが大切だと考えております。また、3日目では実際の硬式野球応援を想定して9イニング分の応援練習を行いましたが、チーフを2年生ですべてやらなくてはいけないことを改めて実感しました。人数的都合に伴う消極的理由でチーフをやるのではなく、チーフに足る人間としてチーフを務めることができるようになる為にも、先ほど述べた様に簡単には力尽きない強靭な精神の下で自分の弱点を改善しようとする姿勢を常に持ち続け、一回一回の練習を自分の成長に繋げていくことが大切だと考えております。(大事なので2回言いました!!)これは、リーダーに限った話ではなく、楽器も同様です。自分は現在人数の少ないユーフォニウムの担当ですので、先輩を楽器のオーダーにばかり入れてしまうことにならない為にも、自分の楽器技術の向上が不可欠だと感じました。このように、今回の合宿では「自分はあらゆる面でどんどん成長していかなければならない」という自覚を持つことができました。これを今後に活かしていきたいと思います。

さて、タイトルが「汗と涙に報いる時ぞ」となっておりますが、これはどうゆうことなのでしょうか。我々一橋大学体育会應援部をよくご存じの方にはピンと来ると思いますが、これは応援歌「我等は征く」の歌詞の一節です。突然ですが、自分はこの応援歌が大好きです。この「汗と涙に報いる時ぞ」の部分が特に大好きです!!ゆっくりな曲とあってか、あまり自分の考えは部内で共感を得ませんが、とにかく大好きです!!それはどうしてかというと、基本的に応援歌は我々が応援する人に向けた内容ではありますが、この部分は我々に対するメッセージも込まれているのではないかと思います。それこそ、今回の合宿の様に毎日滝の様に汗を流し、時に涙の出そうな辛い練習をした我々も、だったら死ぬ気で応援をしてその練習に報いなさいと誰かから言われるような気が歌うたびにするのです。そうすると、何となくなのかもしれませんが、力が湧いてくるような気がするのです。そんな選手だけでなく、應援部まで励ましてしまう魔法のような応援歌「我等は征く」、聞いたことの無い方はぜひ一度聞いてみてください!!そして、自分は先ほど述べた様に自覚をもって積極的に練習に取り組み、そんな練習に報いるパフォーマンスを発揮できるよう成長していきたいと思います!

初めての部員日記ということで調子に乗って長文を書いてしまいましたが、このあたりで終わらせて頂きます。ありがとうございました!自分の応援歌「我等は征く」への愛を唯一理解してくださった田中さんに次をお願いしたいと思います!宜しくお願い致します。