端艇部 全日本大学選手権大会

9月8日及び9日は、第45回全日本大学選手権大会の応援に行かせていただきました。

8日には、男子舵手なしペア、OX盾レガッタ、女子シングル

スカル、男子シングルスカル、男子舵手付きペア、女子舵手付きフォア、男子舵手なきクォドルプル、男子舵手付きフォア、男子エイトのレースがあり、9日には男子舵手付きペア、女子舵手付きフォア、男子舵手なしペア、男子舵手付きフォア、男子エイトのレースがありました。

 

9日目は、男子舵手付きペアの順位決定戦からレースが始まりました。クルーは、全員若きホープである2年生で、岸けりの際には初々しいながらも大学を背負っている頼もしい姿を目にして、私たち応援部も奮い立たされていました。朝早くのレースであったため楽器のない応援とはなりましたが、その分声援を少しでも届けていきたいという心持ちでした。レースの2着という惜しい結果ではありましたが、全体の6位で入賞することができました。

 

2レース目は女子舵手付きフォアの順位決定戦でした。個人的に大学に入学した時期から知り合いの同期がクルーとして出場しており、更に熱が入ります。引き続き楽器が使えないため、応援歌で声を響かせて選手の方々の後押しをしていきます。結果としては、今回のレースでも2着、全体の6位入賞というあと少しという状況が続き、なかなか選手のあと一押しを押すということができずにいました。

 

3レース目には男子舵手なしペアの決勝戦でした。前日の準決勝でも他の艇の追随を許さず勝利しており、部全体で緊張感と期待が高まりました。レース終盤、応援歌東都の流れとともに艇が進んできました。なんと、1位です。このままの勢いで優勝できるよう、自然と力が湧いてきます。この時、やはり最近の応援部は勢いのある各団体の方々に上げていただいているのだということを実感してしまいました。結果、1着でゴールし、華々しい優勝となりました。

 

4レース目は男子男子舵手付きフォアの決勝戦でした。応援の序盤で幹部の杉山さんが艇に乗っているボート部主将の佐々木さんに向けた熱い学生注目があり、応援部のみではなく周囲の方々とも一体感が生まれました。しかし、そこから応援の勢いは失速してしまい、後半艇もなかなか首位にたてない苦しい状態が続きます。結果、レースでは4位、全体では4位入賞となりました。

 

5レース目は、大会最後のレースでもある花形、男子エイトの決勝戦でした。ボート部の方々の悲願でもあるエイト優勝を目指して、ボート部の方はもちろんのこと、観客の方々にも緊張感が漂います。艇が近づいて来た時にはすべての艇の距離はそんなに遠くなく、本当に接戦だったように感じました。本当に最後のレースということで全力の限りでエイトを鼓舞しようとしますが、なかなか首位に立つことはできません。結果、2着でゴール、全体の2位という、非常に悔しい結果となりました。表彰されていらっしゃる時のボート部の方々の表情は忘れられません。

 

今回のボート応援は、私達応援部が本当に選手の方の勝利に少しでも貢献できているのか、もう一度考え直すきっかけとなりました。

 

今後、胸を張って選手の方に届けられていると言えるような応援に少しでも近づいていきたいです。

 

 

一橋大学体育会應援部三年栗田理沙