辻本佳穂

端艇部 第100回全日本選手権大会

5月12日から15日にかけて端艇部の第100回全日本選手権大会が海の森水上競技場にて行われました。應援部は大会の4日間全日程応援に向かいました。

 

1日目の5月12日。

この日は女子シングルスカル、男子シングルスカル、軽量級女子ダブルスカル、男子クォドルプル、男子舵手なしフォア、男子舵手付きフォア、そして男子舵手付きエイトそれぞれの予選全7レースが行われました。

2日目の5月13日。

この日は女子シングルスカル、男子シングルスカル、軽量級女子ダブルスカル、男子クォドルプル、男子舵手なしフォア、男子舵手付きフォア、男子舵手付きエイトそれぞれの敗者復活戦全7レースが行われました。

続く3日目の5月14日。

この日は男子クォドルプルのC決勝、女子シングルスカルの準決勝、軽量級女子ダブルスカルのB決勝、男子フォアのB決勝の全4レースが行われました。

最終日、4日目の5月15日。

この日は女子シングルスカルのA決勝、男子舵手付きエイトのB決勝の2レースが行われました。

また、3日目と4日目には各団体応援団による応援合戦が行われ、我々應援部も両日ともに出演いたしました。

 

この応援記録では一部のレースを抜粋して書かせていただきます。

 

1日目、最初のレースは女子シングルスカル、クルーは4年飯島さんです。

一番最初のレース、絶対に勝たせようと應援部の気合いも十分です。レースが始まり、全力で応援する中で艇が見えてきました。飯島さんは2位で前を行く1位の艇とは僅差です。後押しをすべく東都の流れを全力で届けました。応援席の前を飯島さんが通られた際これまでよりもスピードを上げて進まれ、私たち應援部員もさらに上がります。しかし結果は惜しくも2着、1着の艇とは3秒差でした。

飯島さんは敗者復活戦、準決勝を勝ち進まれ、最終日の決勝に進まれました。A決勝に残った学生は飯島さんただ1人で学生日本一となられました。決勝では実業団の方達の中で激しいレースを繰り広げられ、應援部も全力で応援を届けました。結果は6着でゴール、総合6位となりました。

 

4日目の最終レース、男子舵手付きエイトです。クルーは4年寺原さん、4年黒崎さん、4年筒井さん、3年近藤、3年石山、4年若森さん、4年永金さん、4年西村さん、4年多田さんです。同じ組に東京大学もおり、商東戦での借りを返し絶対に勝ちたいところです。前のレースでは組は違ったものの東京大学のタイムより早かったこともあり、応援席は緊張感と期待が高まっています。レースが始まり、全員が出せる限りの声を出し、踊り、音を出し精一杯応援を届けます。そして艇が見えてきました。この時一橋大学は5位です。ラストスパートをさらに後押しできるように応援歌「東都の流れ」を全力で送りましたが力及ばず、5着でゴール。総合11位となりました。

 

また応援合戦についてです。我々應援部は応援合戦のトップバッターと大トリを務めさせていただくことのなりました。この応援合戦から一橋大学を勢いづけ、他大学、他団体に勝利できるよう全力で演舞を披露いたしました。ボート部の方もご覧になってくださり、少しでも後押しできていたらと思います。

 

今回のボート応援は3年生にとっては初めてのボート応援であり、数年ぶりにボート部の方と共に応援をすることができた大会でした。応援を届けられたと感じる瞬間もございましたが、私たちの力不足が否めない点も多くありました。これからは自分達の力不足だと言わずに勝たせられるよう、努力を続けてまいります。

一橋大学体育会應援部三年辻本佳穂