三浦莉央

硬式野球部 秋季リーグ第2節第1戦 対大正大学戦

9月13日火曜日、ゼットエーボールパークにて東都大学野球連盟秋季3部リーグ対大正大学戦が行われました。

少人数ということもあり、楽器をメインに使用した応援を行いました。春リーグで敗れた大正大学に挑みます。

 

1回表、大正大学の攻撃から試合開始。ピッチャーは藤本、キャッチャーは前田です。フォアボールで出塁を許すも、無失点で抑えます。攻守交代です。

1回裏、一橋大学の攻撃です。

吹奏楽器3台というかなり小編成での応援。ひとりひとりの想いを乗せて応援していきます。畠山、山本、三家本、とバッターが続きますが、テンポよく3アウトを取られてしまいました。

 

2回表、またもやフォアボールで出塁を許します。大正大学、じわじわと攻めてきます。2アウト、1、2塁となり、ここは必ず抑えたいところ。しかし大正大学によるライトへのタイムリーヒットにより1点を先制されてしまいます。

2回裏、すぐさま取り返したい一橋大学。応援の編成も少し変更し、吹奏楽器4台で応援を続けます。4番五井から持丸、本吉が打席に立つもののアウトにより攻守交代です。

 

3回表、フォアボールによる出塁、そしてレフトへのツーベースヒットで出塁されてしまいます。ノーアウト2・3塁のピンチ。必ず抑えたい。守備回のため応援ができないもどかしさを抱えながら応援部員は拳を握ることしかできません。心の中で祈るも、大正大学によるファーストへのタイムリーヒットで1点取られてしまいます。「ドンマイ、ドンマイ。」小さく、しかし想いを込めてつぶやく応援部員。試合は苦しい展開へと向かいます。盗塁を許し、ノーアウト2・3塁の大ピンチ。ここでセンターへの犠牲フライにより1点を追加されてしまいます。続いてフォアボールで出塁、そしてキャッチャー前田の送球エラーで進塁を許し、ワンアウト1・3塁となります。ピッチャーは藤本から大田へ代わります。しかしレフトへの犠牲フライで1点を追加され、この回は3点取られてしまいました。

3回裏、一橋大学の攻撃。ここで取り返したい。8番神谷、鋭く打ったもののショートに取られてしまいます。続いて前田、畠山と続きますが、得点を入れることはできませんでした。

 

4回表、まずは見逃し三振によりワンアウトを獲得。この回は失点することなく終了しました。

4回裏、ファーストのエラーにより三家本が1塁へと進みます。ノーアウト1塁。このまま得点に繋げたいところ。しかしこの回は無得点で終わります。

 

5回表、センター前ヒットを許し、ノーアウト1塁となりますが、無失点で抑えることができました。

5回裏、7番本田、フライを取られワンアウト。続く神谷、前田も得点には繋がらず、攻守交代です。

 

グラウンド整備終了後、「逆転しよう!逆転しよう!」という声が聞こえてきます。一橋大学はまだまだここから。後半に続きます。

 

6回表、フォアボールにより出塁を許すものの無失点で終えました。

6回裏、1番畠山がライトへヒットを放ち、ノーアウト1塁。2番山本もゴロを放ちますが、アウトを取られてしまいます。しかし、3番三家本によるライトへのヒットで出塁し、さらに5番持丸の打席間で盗塁に成功します。持丸がフォアボールにより出塁し、2アウト満塁。ここで6番本吉の打球により1点追加します。7番代打藤田の打席間、キャッチャーのキャッチミスでさらに1点を追加。得点ラッシュに応援にもさらに熱がこもります。2アウト2・3塁、ここで藤田のレフトへのタイムリーヒットで2点獲得。合計4点の獲得です。

 

7回表、ライトへヒットを打たれ、ノーアウト1塁となるものの見事抑えることができました。

7回裏、大正大学のピッチャー交代もあってか、前田、畠山、山本、とアウトを取られてしまいます。

 

8回表、センターフライによりワンアウト獲得。続いてしっかりとアウトを取っていきました。

8回裏、ここで点を取りリードしたいところ。3番三家本がライトへのヒットを放ち、続く4番五井もライトへのヒット。そして5番持丸、ヒットで出塁し満塁のチャンス。ここで7番泉川によるセカンドへのゴロで1点獲得。5-4で一橋のリードです。

 

9回表、ここを無失点に抑えれば一橋大学の勝利です。ここで守れるか。応援部員は心の中で応援しながら見守ります。ショートフライを見事にキャッチし、1アウト。幸先いいスタートです。粘る大正大学を相手にしっかりとアウトを取り、見事3アウト獲得。勝利です。

 

前半にリードを許し、苦しい状況となりましたが、強い精神力で闘い続けたからこそ、その後追加点を取らせずに逆転することができたのだと思います。逆境に打ち勝つ野球部員の強い気持ちに心打たれました。

その後大正大学とは2戦し、1勝2敗と勝ち点獲得とはなりませんでしたが、秋シーズンはまだまだ続きます。次の上智大学戦も大注目です。

一橋大学体育会應援部 第六十七代総務 三浦莉央