榊凌ノ介

女子ラクロス部 準リーグ第2戦 対立教大学β戦

7月3日、一橋大学小平キャンパスにおいて、女子ラクロス準リーグ第2戦対立教大学β戦が行われました。準リーグという通常の関東学生ラクロスリーグ戦とは直接は無関係な試合ではあるものの、今体制初の女子ラクロス部応援ということもあって参加部員一同気合いを入れて臨みました。

 

また応援形式については、無観客開催のためいつもと応援形式を少し変更して行いました。観客指導を無くして、第3クオーター以降は楽器を導入しアメリカンフットボール応援で利用されるミュージックチアなども活用しました。(第3クオーターから導入したのは試合開始時刻が朝早く、近隣住民への配慮などからです。)

 

第1クオーターは3年ぼんのドローから幕を開けました。ぼんがそのままグラウンドボールを拾い上げ、進んでいきます。その後も3年さりなどに繋ぎ、すぐに1回目のシュートを打ちますが、相手ゴーリーに止められてしまいます。しかしその後すぐにぼんがもう一度ボールを繋ぎ、1分30秒頃ぼんがシュートを決めました!
その後2年あいのドローからスタートし、そのまま第1クオーターは基本的に一橋がボールをキープする時間が長かったです。さらに3年しいなどのシュート、フリーシュートなども10分頃に飛び出しますが得点にはうまく繋げられません。
ライド時もあいなどの守備、4年ぺるさんのナイスセーブもあり得点を許しません。ウォーターブレイク後も流れは渡しません。ただ互いにゴーリーのセーブもあり、得点には繋がりません。

 

第2クオーターもぼんのドローから始まりました。いきなり相手にボールを取られる厳しい展開でのスタートとなります。ただ4年ももさん、りんさんなどのディフェンスでゴールに近づけさせません。第2クオーター開始約3分後にはももさんがグラウンドボールを拾い、攻めに転じます。
第2クオーター最初のシュートはりんさんでした。しかしこれは枠外で、次の4年しゅんさんのシュートもセーブされてしまいます。流れのままさりがインターセプトに成功し、3年くりがシュートに持ち込みます。しかしこれも枠外に外れてしまいます。
その後りんさんのシュートを相手ゴーリーがセーブ後、立教大学に速攻を決められてしまいライドも突破されゴールを奪われます。
そしてぼんのドローから再開されます。しかしボールは立教大学側に渡り、ディフェンスが続きます。そのまま流れで押し込まれこのクオーター2点目も決められてしまいます。
逆転されここから何とか反撃したい一橋は、ウォーターブレイク後ぼんのドローから仕切り直します。しかし流れのまま相手にまたもゴールを決められます。
もう一度ぼんのドローからです。相手にボールを直接取られるも、ぺるさんがセーブしここから攻撃に転じます。しゅんさんからボールを受け取ったさりが撹乱し、せいさん、りんさんと繋ぎます。そしてりんさんがそのままゴールを決めました。このまま流れに乗っていきたいところです。
そしてぼんのドローから再開です。相手に取られるもぺるさん、りんさんが防ぎ攻撃に転じます。
しかし相手のセーブ後そのまま段々と押し込まれ、ゴールを許してしまいます。
その後はりんさんが切り込み、せいさんがセンターに潜り込み正面からゴールを奪います。難しいゴールであったこともあり、應援部員も盛り上がります。第2クオーター終盤で再び1点差に迫ります。第2クオーターはこのまま終了します。

 

第3クオーターはあいのドローからです。いきなり相手にボールを奪われる展開で、相手に速攻でゴールを決められてしまいます。
その後のドローはしいからまた攻撃を作っていきます。グラウンドボールを巡った激しい争いもありながら何とか攻撃ラインをあげて、相手のライドを突破していきます。りんさんのシュートなども飛び出します。最終的にしいがセンターから持ち込んでゴールを奪います。
もういちどあいのドローからスタートです。ここでもしいが躍動し、攻撃に守備に活躍します。第3クオーターから入ったゴーリー3年らいも奮闘します。しかし相手にセンターからゴールにを奪われ、また2点差と点差を開かれてしまいます。
あいのドローから点差をつめたいところです。りんさんやしゅんさんに繋ぎ展開していきます。あいのシュートまで持ち込みますが枠外に外れます。その後さりのゴール裏からのパスを受けたあいが、今度はゴーリーの正面からきっちりシュートを決めゴールを奪います。もう一度1点差に詰め寄ります。
その後も果敢に一橋は攻め続けます。りんさんのフリーシュートもありながら中々得点には繋がりません。その後のライド時に相手のセンターへのパスがそのままゴールに入り、アンラッキーなゴールを奪われます。流れとしてもあまり良くない中、その流れを断ち切るべく応援も熱を増します。
第3クオーター最終盤は一橋が立教のゴール付近に迫り、攻撃が繋がっていくもゴールは奪えません。

 

最終第4クオーターが始まりました。ドローはぼんからです。最初は立教のオフェンスですが、しいやさりなどのディフェンスが光ります。しかしそのまま流れの中でゴール裏からの綺麗なパスを受けた、相手ATにゴールを奪われてしまいます。3点差に開かれ、厳しい展開です。
ドロー後も相手の攻撃が続き、中々前に進めません。ただゴーリーらいのナイスセーブから攻撃のリズムを作っていきます。せいさんが切り込み、センターのりんさんがゴールに押し込みます。これでまた2点差に詰め寄り、応援も逆転に向けさらに熱を帯びます。
ウォーターブレイクを挟み、相手の攻撃からスタートします。ただ中盤でももさんがグラウンドボールを奪い、攻撃に転じます。そのままあやさんがシュートに持ち込みますが、これは枠外に外れてしまいます。続いてセンターのりんさんからもう1度ゴールに迫るも、シュートはまたも枠外に外れます。惜しい展開が続きます。
その後相手の速攻で一気に一橋ゴールに攻められます。ディフェンスも少ない中でしたが、ゴーリーらいがナイスセーブで凌ぎます。その後はしゅんさんがパスを受けて突き進みます。ファールで相手の攻撃にうつるも、らいのセーブでここも凌ぎます。
残り約2分となり、互いにさらに白熱していきます。相手に攻められる展開の中、一縷の隙間を縫ってさりにボールを繋ぎ、ラスト20秒ほどでさりがゴールを奪います。
しいのドローから始まるも、ここで試合終了。7-8の1点差で惜敗です。

 

途中で雨がぱらついたりしてコンディションがとても良いとは言えない試合ではありましたが、同期をはじめ様々な方々がグラウンド上で躍動する姿に応援しているこちら側も力をもらいました。

また3年ということもあって、たくさんの同期の活躍が今まで以上に輝いているのも印象的でした。

しかし準リーグとはいえ惜敗してしまったことは我々応援部員の明らかな力不足であります。この悔しさを秋シーズン以降の応援にもいかし、秋シーズンのリーグ戦では必ずや勝利を届けられるよう部員一同精進に励みます。

 

一橋大学体育会應援部 3年 榊凌ノ介