佐原諄紀

男子ラクロス部 秋季リーグ第4戦 対日本体育大学戦

9月23日、武蔵大学朝霞グラウンドにて、男子ラクロス部秋季リーグ第4戦、対日本体育大学戦が行われました。

この試合を勝利するとグループ1位通過及びFinal4進出が決定する1戦。男子ラクロス部が目標とする学生日本一に向けて、絶対に落とせない大事な試合です。

 

試合は4年#39日比野さんのFOから始まります。見事、FOに勝利すると、流れは完全に一橋に傾きます。4年#9深見さんが華麗なショットを打ち、惜しくも枠外に外れてしまいますがこれを4年#10井口さんがフォロー。続くシュートはセーブされてしまいますがすぐさまライドに成功し、そのまま4年#18近藤さんがシュートして、見事先制点を勝ち取ります。その後も4年#22今井さんが果敢に相手ゴールを脅かし、DF陣も4年#43関さんを筆頭に、ナイスディフェンスを見せます。そして3年#35鶴巻から3年#42川添へクリアを成功させると、4年#10井口さんがショットを決め、更に追加点を取ります。勢いに乗る男子ラクロス部、一時攻め込まれることはありますが守護神4年#5渡辺さんがナイスセーブを連発。守りの堅さも見せつけつつ、4年#22今井さんがショットを決め、3-0で第1Qが終了します。

 

第2Qに入っても一橋の勢いは止まりません。開始早々4年#10井口さんが今日2点目のショットを決め、それに続くように4年#22今井さんもショットを決めます。これには一橋応援席もお祭り騒ぎ、4年#11藤原さんも惜しいシュートを放ち、その勢いは更に増していきます。しかし、相手も一筋縄ではいきません。3年#35鶴巻や4年#47伊藤さんの懸命なディフェンスも光りましたが、2点追加されてしまい、5-2になってしまいます。しかしここで流れを変えたい男子ラクロス部は、2年#34照山を投入し果敢に相手ゴールを脅かします。終盤には4年#67金丸さんのプレーも光りましたが、得点には結びつかず、前半は5-2で折り返します。

 

停滞した流れを打破したい第3Q。4年#47伊藤さんに加え、途中から登場した3年#1寺尾の活躍も光りますが、相手のブレイクショットが決まり、5-3と二点差になってしまいます。じりじりと追い上げられる嫌なムードを打破したい一橋、流れを変えたのは頼れるキャプテンでした。4年#9深見さんのショットが決まり、一橋に待望の追加点が入ります。その後、1点を失ってしまうものの4年#5渡辺さんや3年#6櫻井の活躍もあり、流れを相手に渡しません。その粘りに応えるかのように4年#25柳さんがシュートを決め、7-4でこのQは終了します。

 

このまま絶対に逃げ切りたい第4Qは、初めこそ相手に1点を奪われてしまいますが、4年#25柳さんのシュートを皮切りに、4年#8石川さん、4年#22今井さんが立て続けにシュートを決め、相手を突き放していきます。更には3年#16棚橋を皮切りに得点も入り、流れは完全に一橋に傾きます。4年#33菊原さん、3年#7石川もそれに続くように果敢に相手ゴールを攻め、一橋の地力を見せつつ試合は終了。11-6で一橋の勝利で終わりました。

 

今回の勝利でグループ1位通過及び5年ぶりのFinal4進出が決定した男子ラクロス部。これまでの試合を見ててもその圧倒的チームワークで相手を寄せ付けない、まさに学生王者に相応しい試合運びをしており、今年の男子ラクロス部であれば絶対に学生日本一を達成できると確信しました。そんな学生日本一に相応しい男子ラクロス部を応援するには、我々の応援もそれに相応しいような応援でなければなりません。今までの男子ラクロス部の試合は、応援部と男子ラクロス部が一致団結して戦ってきましたが、これからの試合で本当に苦しい時、我々応援部が引っ張って男子ラクロス部の皆さんを応援できるように、我々もこれからの期間でさらに精進してまいります。

 

一橋大学体育会應援部準幹部 佐原諄紀