栗田理沙

フィールドホッケー部 春季リーグ初戦 対成城大学戦

ついに春季リーグが開幕した。2部優勝・1部昇格の目標達成のため、負けは許されない試合だった。そんな緊張感に満ちた空気の中、一橋大学は終始攻めの手を緩めず、6点をあげ、無失点で勝利を収めた。

まず第1クウォーター。お互いの緊張感が会場に充満する中で試合開始。序盤から猛攻する。ゴールまであと一歩というプレーが立て続けに繰り広げられる中、ついに11分、PCでMF阿部さんがタッチシュートを決め、先制点を獲得。そのまま勢いに乗る一橋大学はラスト1分、サークル外から勢いよく放たれた球を、FW長澤さんが押し込み、追加得点。2-0となる。

第2クウォーターは一橋大学が合計5回のPCを獲得し、顕著に一橋大学のペースの展開となった。開始3分でのPCでは、FW中鳥さんのヒットは右へ外れてしまう。6分での2度目のPCは、MF阿部さんが出しタッチを狙うも外れてしまう。8分にまたも2度PCをとるもゴールは決まらない。ラスト5分、FW中鳥さんのフリックが勢いよく決まり、一橋大学が3点目を獲得する。

第3クウォーターでは、後半戦も前半同様、一橋大学が推す展開からスタート。早々2分にDF布目さんの打ち込みをFW中鳥さんが触るも、惜しくもタッチシュートとはならない。その後一橋大学は6、10、12分とPCを獲得するが、得点には至らない。このクウォーターの後半あたりから、メンバーの交替もあり一橋大学はやや勢いを落とし、ラスト1分で成城大学にPCを取られてしまう。成城大学#17の力強いシュートは大きくそれ、失点は免れるものの、間一髪のシーンとなる。

第4クウォーター2分、MF赤津にグリーンカードが出る。しかし、レストを経て立て直した一橋大学は4分、中央からDF布目さんの打ち込みはFW長澤さんが押し込み、4得点目を獲得。6分、成城大学#6にイエローカードが出る。圧倒的に数的有利のチャンスを得た一橋大学は、一度のPCを獲得。得点には至らないものの、直後7分には、FW中鳥さんのえぐった球をゴールサイドでMF赤津が押し込む。5点目を獲得。勢いが止まらない一橋大学は、その後も3度のPCを獲得。2度目の14分には、MF阿部さんの出しタッチで6点目を獲得。6-0で一橋大学の快勝となった。

 

選手の方々が次々と点数を入れる姿にこちらも頑張らなければならないと思った。応援が選手の方に届いたかと思うと必ずしもそうではない。応援席をもっと盛り上げたり、声を届けたり、できたことはもっと沢山あったように思う。次の試合も絶対勝ちたい。

 

一橋大学体育会應援部三年奥野理佳子