三河奎介

フィールドホッケー部 春季リーグ1部2部入替戦 対立教大学戦

7月2日、大井ふ頭中央海浜公園ホッケー競技場サウスピッチにて、対立教大学戦がありました。この試合は2部1位である一橋大学と、1部最下位である立教大学との入れ替え戦でした。3年ぶりの1部復帰を目指す一橋大学にとって、絶対に負けられない試合であり、選手たちのひしひしとした気迫は応援席にまで伝わってくるものがありました。また、フィールドホッケー部の応援自体、第64代体制時におこなったものを最後に、およそ3年間行えておらず、我々應援部にとっても非常に大切な試合でした。

 

第1クォーターは終始押していたものの、あと一歩のところで決め切れない様子でした。何度もFW喜多村を中心にゴールまで迫るも、相手の好ディフェンスに阻まれ、0-0で第一クオーターを終えます。

 

第2クォーターでは、試合が大きく動きました。第2クオーター中盤で相手陣内でファールを受け、ペナルティーストロークを獲得します。シュートを打つのは、一橋の圧倒的エースの7番喜多村。喜多村、相手キーパーの裏を冷静に突き、ゴールネット左上を揺らしました。その後、一時立教にペースを握られるものの、3番直江の巧みなパスカットなどにより相手の攻撃の芽を摘み続け、1-0のリードを保って前半を折り返します。

 

第3クォーターでは、序盤に守備の綻びを立教大学に狙われ、ペナルティーコーナーを与えてしまいます。これを相手に決められ、1-1と追いつかれてしまいます。ですがその直後、一橋の攻撃に火が付き、すぐにペナルティーコーナーを奪い返します。これを5番柴田が冷静に決め切り、2-1と再びリードします。その後も何度か決定機を作り出すも、惜しくも決め切れないまま第3クオーターを終えます。

 

第4クォーターでは、終始一橋がペースを握り続けました。焦ってプレーが乱れていく立教大学に対し、巧みなパスカットやブロックでそれを阻む一橋という構図でした。1番竹内のスーパーセーブなどもあり、立教大学が攻め入る隙を一切与えませんでした。他方、一橋大学は最後まで運動量が落ちることなく、脚が動いていたのが印象的でした。試合終盤に、再びペナルティーコーナーを獲得し、7番喜多村がとどめの一点を決め、試合終了しました。

 

結果は3-1と一橋大学の勝利に終わったものの、立教大学は非常に手ごわい相手でした。1部というより高いレベルの舞台で一橋大学が勝利できるよう、秋シーズンの応援にも気合を入れて臨んでまいります。
また、特に今回は入れ替え戦ということもあり、観客の方が多くいらっしゃいましたが、その方々をも巻き込んだ応援をこの先考えていければと思います。

 

一橋大学体育会應援部 第六十七代リーダー長 三河奎介