ハンドボール部 5部6部入替戦 対芝浦工業大学戦

5月28日、ハンドボール部の5部6部入替戦対芝浦工業大学戦が日本体育大学健志台キャンパスにて行われました。
5部残留のため、そして4年生の方々の引退試合を勝利で飾るためにも絶対に負けられない試合です。
前半開始早々一橋が勢いに乗り、4年生の越智さんが幸先よく先制点を決めます。
しかし相手も確実にシュートを決めていき、一時は1対5まで一橋を突き放します。
その後は両チームともに得点圏内までパスをつなげるものの互いに堅い守りを見せ、前半戦を9対9の同点で折り返します。
後半戦も前半と同様に拮抗した試合展開が続きます。
なんとかリードしたい一橋は、4年生の工藤さんや3年生の吉原を中心に相手を寄せ付けないパス回しが繰り広げられ、着実に得点を重ねていきます。
一方の相手も負けてはおらず、ディフェンスからオフェンスへの素早い切り替えを武器にして一橋を追いつめてきます。
4年生の日熊さんの高いジャンプからのシュートをはじめ、3年生の橋本がパスカットからそのままシュートを決めるなど、次第に試合の主導権を握ります。
1点ビハインドで迎えた後半残り3分、主将である4年生の工藤さんの力強いシュートが決まり、試合を振り出しに戻します。
タイムアウトをはさみ互いに譲らない展開が続き、残り5秒で4年生の山本さんが最後の望みをかけてシュートを放ちますが、惜しくもゴールの外。
前後半を終えて16対16の同点となり、延長戦に突入します。
延長戦は前後半それぞれ5分という、非常に緊迫した中で試合が繰り広げられます。
開始直後、相手がシュートを決め、一橋は序盤から追いかける展開となります。
しかしながら一橋も確実にチャンスをものにしていき、延長戦第1戦では決着がつかなかったため、第2戦に持ち込まれます。
延長戦第2戦は一橋が勢いに乗り、ディフェンス・オフェンスともに好プレーが続きます。
後半戦は相手に攻め込まれる展開が続きますが、キーパーである4年生の吉田さんが連続でナイスセーブを見せて会場を大いに沸かせます。
そして試合終了のブザーが鳴り響き、結果は26対24。
一橋大学が勝利し、5部残留が決定しました。
この試合では4年生の方々が全員シュートを決められただけでなく、キーパーの吉田さんも43.9%という驚異のセーブ率をたたき出すなど、まさに引退を飾るにふさわしい試合でした。
それと同時に、今後を担う3年生の活躍にも期待が高まる試合となりました。
来季、5部の舞台で戦う新チームの力になることができるよう、私たちも更なる高みを目指して努力していきます。
一橋大学体育会應援部3年 高田靖子