西間理菜

フィールドホッケー部 秋季リーグ第3戦 対山梨学院大学戦

10月1日、大井ホッケー競技場・サウスにて、関東学生ホッケー秋季リーグ男子1部対山梨学院大学戦が行われました。山梨学院大学は、現在3季連続の1部リーグ優勝校です。そのような関東屈指の強豪相手に果敢に挑むフィールドホッケー部の皆さんの力になるべく、應援部も気合いを入れて試合に臨みました。

 

開始早々、山梨学院大学は自チームに流れを持っていきます。一橋大学も14番宮瀬を中心に必死にプレッシャーをかけますが、優勝常連校の攻撃は続きます。
ペナルティコーナーで山梨学院大学に先制点を取られ、その後も追加点を許し0―2で第1クォーターが終了となりました。ディフェンス陣はスティックの先を巧みに使い、相手からボールを奪おうと何度も試みますが、山梨学院大学の勢いはとどまることを知りません。1部の舞台で戦うことの難しさを痛感すると共に、もっと力になりたい、ならねばならないと思わされました。

 

続く第2クォーター。一橋大学のディフェンス陣は必死に食らいつきますが、山梨学院大学の鋭いシュートが決まり0―3と離されます。しかし、その後のペナルティコーナーではGK竹内が相手ボールを弾き、追加点を許しません。
山梨学院大学のフォワード陣の勢いに負けじと一橋大学も食らいつき、迫力のある攻防が繰り広げられました。11番平片や9番松井を中心にブロックやタックルでボールを止めた場面も幾度かありましたが、0―4で試合は折り返しとなります。
後半こそ一橋大学に良い流れを持っていけるように、とハーフタイムでは学生注目で想いを届け、気合いを入れ直しました。

 

第3クォーターでは、相手チームにシュートを決められてしまう場面もありましたが、GK池田の活躍が印象的でした。ペナルティコーナーではGK池田が華麗にセーブし、その後も相手のシュートを見事に止め、追加点を許しません。しかしながら、山梨学院大学の攻撃は加速し0―6で最終クォーターを迎えます。

 

いよいよ第4クォーター。一橋大学の意地が見えた15分間となりました。
16番田崎や5番柴田を中心に、一橋大学は良い流れを作り出します。最終クォーターにして最も勢いがあり、チャンスを作り出す選手を前にして、ここで何とか1点を決められるように、と一層応援にも力が入りました。自身がチアチーフを務めていたこともあり、パスでボールを運びシュートに繋がるような、テンポの良い応援を作り出そうと強く意識したクォーターでもありました。
相手チームのシュートをGK池田が止めるなど最後まで粘り強く戦いますが、ペナルティコーナーでは追加点をあげられ、最終スコア0-8で試合終了となりました。

 

序盤からボールの主導権を握られることが多く、1部リーグのレベルの高さを改めて感じさせられた試合となりました。そのような中でも、最後まで諦めない一橋大学の選手の姿はとても凛々しく、勇ましく、堂々としていました。
しかしながら、一橋大学の得点に繋がるような応援ができなかったことは、自分たちの力不足であり、まだまだ精進せねばならないと強く感じさせられました。
実地での応援は叶いませんが、約3週間後には順位決定戦が行われます。フィールドホッケー部の皆さんが力を出し切れるよう、全力で応援してまいります。

一橋大学体育会應援部 第六十七代チアリーダー長 西間理菜