村木俊一

ア式蹴球部 東京都大学サッカーリーグ戦第19節 対都留文科大学戦

10月15日、東京都大学サッカー2部リーグの対都留文科大学戦が行われました。今シーズンの最終戦、つまりは現在の4年生の公式戦最終戦ということもあり、ア式蹴球部の皆さんはもちろん、応援をする我々応援部員も一層気持ちが入ります。今回はア式蹴球部の応援班の選手たちと共にチャントを歌いながら応援をしました。

 

快晴の中試合はキックオフ。スターティングメンバーには4年生、3年生を中心に基本的にはいつもとほとんど変わらないメンバーが並びます。

 

試合開始後2分、一橋が早々に先制ゴールを決めます。左ウイングの鈴木が左サイドを持ち前のスピードで駆け上がり、相手のオウンゴールを誘います。試合開始後間もない先制ゴールに、ア式蹴球部も応援部も大喜びです。

その後、幾度となく両ウイングの鈴木、皆川を中心とした攻めで好機を作り続けますが、相手ディフェンスの攻守もあり追加点を奪えないまま前半を1-0で終えます。

 

後半14分、一橋に待望の追加点がうまれます。10番長田の落としを19番鈴木がワイドに展開し、7番佐藤のクロスにチームのトップスコアラーである小林が合わせ、2-0。その後、一橋のゴールラッシュが始まります。58番小林を起点に6番皆川のクロスから10番長田が頭で合わせ3-0。続いて途中出場の53番木村が相手のクリアをそのままボレーで合わせ4-0。美しいゴールに我々のいる観客席にもどよめきがうまれました。後半34分には本日大活躍の鈴木のボールキープから10番長田が決め、5-0。苦しいラスト15分でも落ちない一橋の攻撃に負けじと、チャントの声も一層大きくなります。後半43分には途中出場の9番鈴木が6番皆川のクロスからゴール。6-0。公式戦最後となるゲームで4年生鈴木のゴールを見ることができ、さらに観客席も盛り上がります。最後を締め括ったのは6番の4年生皆川。右サイドでディフェンスを1人かわしてファーサイドにボールを叩き込みます。この試合右サイドでテクニックと運動量を見せた6番皆川のビューティフルゴールでスコアは7-0。このまま試合は終了。無失点に抑えた1番堀を中心とした固いディフェンスにより相手に好機を作らせず、終盤には怪我に苦しんでいたキャプテン加藤も出場。最後の公式戦となったこの試合は4年生の活躍もありスコア通り一橋の圧勝で幕を閉じました。

 

今シーズン2度目となるア式蹴球部応援でしたが、4年生の公式戦引退試合となる大事な試合に応援に行くことができ、心から嬉しく思います。4年生が抜け新チームとして再び動き始めるア式蹴球部に楽しみな気持ちと共に、これまでチームのために奮闘してきた4年生の皆さんに感謝の気持ちを申し上げます。

 

一橋大学体育会應援部 3年 村木俊一