一橋大学体育会應援部

9月16日、東京大学御殿下グラウンドにて、関東学生ラクロスリーグ最終戦対東京大学戦が行われました。Final4進出のためには絶対に負けられない試合です。応援席にいる男子ラクロス部員からも絶対に勝つんだという気概が伝わってきました。

第1クオーター、最初のFOで4年中島さんが勝ち、一橋のペースで試合は始まります。相手のパスミスからクリアをつなぎ、4年赤坂さんが決め先制します。その後も一橋の流れは続き、4年杉浦さん、3年伊谷が順に得点を重ねます。ディフェンスでも、4年田中さんのチェックや4年江口さんのパスカットにより、相手に得点を許しません。ゴーリー3年中村のナイスセーブで、無失点で第1クオーターを終えます。

第2クオーター、4年小松原さんのショットが決まり4-0と大きくリードします。しかし、東大も黙っていません。東大が攻め続ける時間が続き、流れが変わります。2連続で得点を決められ、緊迫した空気が漂いますが、3年井上が得点を決め、持ち直します。東大のテクニカルタイムアウト開けに、1点返されてしまいます。その後もファールを取られ、相手のEMO中に失点。5-4と追いつかれて第2クオーター終了です。

第3クオーターは相手のFOが勝ちスタートします。相手が攻めますが、3年中村のナイスセーブで得点を許しません。一橋も4年仲二見さんを中心に果敢にシュートを打ちますが、得点には繋がりません。相手のファールでEMOとなりチャンスを掴みますが、決めきれません。両者共に得点できず、5-4のままで第3クオーターを終えます。

運命の第4クオーター。相手のオフェンスが続き、点を決められついに5-5と追いつかれてしまいます。その後も東大が果敢にショット打ち込みますが、守護神3年中村がしっかり守ります。なかなか攻めきれない一橋ですが、誰も諦めていません。残り5分でのグラウンドボールは混戦となりますが、粘り勝ち一橋ボールとなります。そして残り3分、4年照山さんのショットが決まります。一橋の応援席は大いに盛り上がり、全員が勝利へ期待をかけます。しかし、一橋のパスミスから東大オフェンスとなり、残り1分を切ったところで相手エースのショットが決まってしまいました。一橋も最後まで粘りますがそのまま6-6で試合終了です。

残念ながらFinal4進出とはならず、4年生は引退となってしまいました。試合終了とともに、同期マネージャーが泣き出す声が聞こえました。挨拶に来てくださった選手の方々もみんな泣いていました。こんなにもあっけなく終わってしまうんだなと、しばらく現実を受け入れられませんでした。この悔しさは絶対に忘れません。

また、授業開始日にもかかわらず、たくさんの方々が応援に駆けつけてくださいました。一橋の応援席は東大に勝っていたと思います。たくさんのご声援をありがとうございました。このように試合に足を運んでいただき、一緒に応援して下さる人を増やすのも我々応援部の役目だと個人的に思います。今回のように「チーム一橋」として、一体となる応援を作っていけるよう、日々精進して参ります。

一橋大学体育会應援部三年石出桃子