一橋大学体育会應援部

５月１８日、東京大学御殿下グラウンドにて男子ラクロス商東戦対東京大学戦です。両校の威信をかけた伝統ある商東戦であり、絶対に負けられない試合となりました。

５月とは思えないほどの日差しが降り注ぐ中、第１クォーターが始まりました。試合開始から一橋のオフェンス陣は巧みに相手陣内に攻め込みます。一橋の勢いに相手も押されて、続けざまに得点を入れていきます。相手のオフェンスも点を決めるため、何度もショットを放ちます。途中で相手にシュートを決められますが、ほとんどのシュートがセーブされ、３対１と一歩リードしている状態で第１クォーターを終えます。

続く第２クォーター。このクォーターでも一橋のオフェンス陣の勢いは止まりません。相手ディフェンスはこのクォーターでも一橋のオフェンス陣に圧倒されるほどです。流れに乗った一橋はさらに３点を追加することに成功します。相手オフェンスもシュートの機会を狙いますが、一橋の強固なディフェンス陣に阻まれ、追加点を許すことなくこのクォーターを６対１で終えます。

流れが一橋側に向いている状況で第３クォーターに突入します。相手と大きく点差をつけてはいますが、この後も引き続きゴールを狙っていきたいところです。しかし、相手も負けてはいません。相手オフェンス陣に攻め込まれ、これに対して一橋のディフェンス陣が応戦しますが惜しくも及ばず、第３クォーターにおいて２点を追加させてしまいます。そして、第３クォーターを６対３で終了します。

一橋が４点リードで始まった最終第４クォーター。一橋大学・東京大学の両者とも流れを引き寄せようと、互いに一歩も譲らぬ攻防を繰り広げます。詰められた点差を再度開こうと一橋オフェンス陣が奮闘し、１点を決めました。しかし、ここで相手オフェンスがディフェンスの守備をかいくぐり、２点を追加されてしまいます。苦しい戦況になりましたが、一橋のディフェンス陣はここにきても素晴らしいプレーを見せ、７対５で試合終了となりました。

商東戦という伝統ある試合、必ず勝たなければいけない試合で厳しい試合展開ながら勝利を収めることができました。この商東戦ではこれまでの男子ラクロス応援とは異なり、楽器を使用した応援でした。いつものように男子ラクロス部の方と一緒になって応援して私たちの声を届けるのとはまた違い、楽器の力という部分についても深く考えさせられる試合となりました。私たちの応援を最大限届けていけるよう、今後も励んでいきたいと思います。

一橋大学体育会應援部三年村上紗菜