村木俊一

準硬式野球部 関東大会初戦 対専修大学

3月15日水曜日、本年度初の準硬式野球部応援となる関東大会の初戦が、一本杉球場にて行われました。相手は1部リーグに所属する強豪・専修大学でした。格上相手ということもあり、序盤から劣勢を強いられることとなります。

 

先攻の一橋は先頭バッター山野がヒットを放ち、幸先の良いスタート。しかし、その後が続かず先制点を奪うことはできません。その裏の守備、先発はエースの新4年鈴木でしたが、初回から相手の打者一巡となる攻撃を受け5失点。

続く2回も1回同様苦戦を強いられます。相手ピッチャーを打ち崩すことが出来ず、1点をもぎ取ることがなかなかできません。さらに2回裏になると、再び打者一巡となる攻撃を受け8失点。途中、ピッチャーが鈴木から布施に代わり、なんとか相手の勢いを食い止め3アウト。

続く3回は4番松村が意地のヒットを放つものの得点を奪うことが出来ず。その裏の守備でも、代わった布施が相手の攻撃陣を止められず。4失点してしまいます。

その後、4回は布施が相手攻撃陣を1失点に抑え込み相手の勢いを止めましたが、その後の5回でも得点を挙げられず、結果0-18でコールド負けとなりました。

 

相手が格上ということもあり、大差をつけられた上での敗戦となりました。当然悔しそうな選手たちの表情が多く見られましたが、一方で試合を楽しむ選手たちの姿も印象的でした。滅多に相手にすることのない1部の相手ということもあり、むしろ気持ちよさそうにプレーしているように自分には見えました。

試合後、ピッチャーの布施選手と話した際も、「投げていてやっぱり(相手バッターが)上手かった?」と聞くと、とても上手かった、ただ相手が上手い分投げていて楽しかった、面白かった、と語っていました。

悔しい敗戦ではありましたが、次の試合が楽しみになる選手たちの言葉、そして試合中の姿勢を見ることができました。我々応援部もより一層気を引き締め応援に臨み、またこのような不利な状況でも胸を張ってプレーする選手たちに負けないくらい楽しんで、元気よく応援する必要性を改めて感じさせられました。

一橋大学体育会應援部 第68代リーダー長 村木俊一