村木俊一

準硬式野球部 秋季リーグ第4戦 対日本獣医生命科学大学戦

10月22日土曜日、準硬式野球部秋季リーグ第4戦対日本獣医生命科学大学戦が、一橋大学国立キャンパスの野球グラウンドで行われました。準硬式野球部の連敗を止めたいという思いと、今シーズンの準硬式野球部応援がラストであるという思いから、何としてでも勝利を掴みたいという姿勢で応援に臨みました。一橋大学は後攻です。

1回の表の守備では、サードのエラーにより2塁に進まれてしまいましたが、先発ピッチャー43番の布施の好投により最終的には無失点と、良いスタートを切ります。続く1回の裏の攻撃では、6番山野のツーベースヒットに始まり、続く10番山中も出塁し2人ともホームベースに帰ってくる、と順調な滑り出しでした。2-0でいきなりリードすることができ応援にも一気に熱がこもりました。

2回の表も、ピッチャー布施の強さが光りました。途中盗塁を許すものの、最後は空振り三振でしっかりと決め切ります。布施は最近こそ試合に登板していませんでしたが、久しぶりの登場で好プレーを決める姿に部員一同奮い立たされました。続く2回の裏も、一橋の攻撃が波に乗りました。ショートのエラーで1番阿部が出塁すると、続いて36番武藤、32番高原も出塁し、ノーアウト満塁と絶好のチャンスを迎えます。そして7番本多・続く山野のバッティングで3人ともホームインと、3点を追加します。その後ヒットを放った山中も持ち味の俊足で一気にホームインし、この回だけで4点を得点、相手を一気に突き放しました。一橋の勢いを後押しし次の守備も絶対に守り切りたいという思いで応援しました。

3回の表、順調に2アウトまでは取ったものの、四球で出塁を許した後相手チームのヒットが相次ぎ、1点取られてしまいます。しかし、途中で交代した1番阿部の落ち着いたピッチングにより、最終的には失点をこの1点に抑えて裏の攻撃に移ることが出来ました。3回の裏では、四球で出塁するもののライトフライ、ショートへのライナーにより相次いでアウトを取られ、無得点のまま6ー1で次の回に移ります。守備・攻撃共にこれまで出来た流れを崩さないよう、気持ちを引き締め直して応援に臨みました。

4回の表、エラーと盗塁により2点の追加点を許してしまいます。その後左中間への安打も許してしまい、何とかここで相手の攻撃の波を止めたいという思いで応援にも気合いがこもりました。結果この回の失点はその2点に抑え、6ー3で裏の攻撃に移ります。攻撃回で再びリードを広げたいという思いで応援をしました。その結果、7番本多、6番山野と相次いでアウトになってしまうものの、続く山中がヒット、その後の柳のバッティング時に盗塁し一気にホームイン。その柳も順調に進塁しホームに帰ってきました。4回終了時点で8-3と再び大きくリードをつけます。

5回は四球とヒットにより出塁を許しますが、最後は見事三振により無失点に抑えます。その裏、先頭バッターの武藤が四球で出塁し、その後1番バッター山野のヒットにより武藤がホームイン。見事追加点をあげます。

続く6回も3年阿部が登板します。先頭バッターにヒット、続くバッターを四球により出塁を許しピンチを迎えます。しかし、その後3者連続でテンポよく打ち取りスリーアウト。出塁を許すも粘り強いピッチングを見せます。続いて一橋の攻撃。3、4番の柳・松村が三振とサードゴロにより倒れてしまいますが、続く小川と阿部がヒットとデッドボールにより出塁。このチャンスにバッターボックスには武藤。しかし、ショートゴロにより得点を上げることはできず。

7回はピッチャー阿部が先頭バッターに2ベースヒットを打たれるものの、後続を打ち取り3アウトチェンジ。続く攻撃は、相手の立て続けのエラーでチャンスを迎え、バッター柳が2塁打を放ち2点追加。相手のミスを見逃さない攻撃で、点差を7とします。阿部の粘り強い投球と勝負強い柳の活躍により徐々に点差を広げる一橋の姿に、我々応援部も一気に勢いづきます。

8回からは粘り強い投球を見せた阿部に代わり3年鈴木が登板します。3人のバッターを四球により出塁を許すなどし、1点を相手に与えてしまいます。その後の攻撃では、鈴木、武藤、熊木に出番が回ってくるものの三者凡退に倒れてしまいます。

最後の9回も鈴木がマウンドに立ちます。8回には不安定な投球も見られた鈴木でしたが、この回は見事三者凡退に抑え、攻撃に移る前に試合終了。結果は11対5で見事一橋の勝利となりました。

連敗中であった一橋にとってここでの快勝の意義は大きく、また我々応援部にとっても非常にうれしい結果となりました。この流れで次の試合でチーム成績を勝ち越しに持っていけるよう引き続き応援していければと思います。

 

一橋大学体育会應援部 3年 村木俊一