永松英恵

準硬式野球部 秋季リーグ第3戦 対東京電機大学戦

10月25日、戸田硬軟兼用野球場B面にて、東都大学準硬式野球秋季リーグ第3戦、対東京電機大学戦が行われました。新型コロナウイルスの影響で応援に行かせていただける機会も限られている中で、貴重な一試合の勝利を準硬式野球部に届けたいという強い意気込みで臨みました。

 

本試合、一橋大学は後攻でした。1回の表に相手に1点を許してしまい、裏の攻撃で取り返したいところでしたが、ここでは点数を入れることはできませんでした。続く守備で絶対に守りきらなければならないという思いで声援を送りました。

 

2回の表では出塁されるものの無失点に抑えることができ、続く攻撃回で逆転を決めるべく応援にも力が入りました。そして2回の裏、2年山中が同点打を放ち、同期の活躍には本当に奮い立たされました。その勢いは止まらず2年武藤、2年本多、3年大賀さんも続き計5点を追加し、連続する得点曲とともに応援にもますます熱がこもっていきました。

 

3回の表でしっかり2回の得点を守り切りたいところでしたが、相手に3点を返されてしまいます。5対4と点差を詰められてしまいましたが、裏の攻撃で見事に5点を返し、その勢いは落ちません。選手の皆様のピンチにも動じない姿勢に圧倒され、自分ももっと応援から後押ししたいという気持ちが高まりました。

 

4回の表、満塁のピンチになるもここは無失点で抑えることができました。裏の攻撃回でさらに点差を広げ波に乗りたいところで、2年山中、2年本多が塁に出たもののここは相手に抑えられてしまい、10対4で折り返し地点に入ります。

 

5回の表、相手に2点を返されてしまいます。しかし攻撃回で一橋大学側も2点を追加し、前半でついた6点のリードを守り切ることができました。白熱する試合展開の中でもっと点差を広げるべく、部員一同応援にますます気合が入ります。

 

6回の表、出塁は許すものの無失点に抑えることができました。この流れで攻撃回でも得点を決めていきたいところでしたが、ここでは塁に出ることなく6回を終えます。次の回でリードを広げていきたいところです。

 

7回の表、ピッチャー3年大賀さんが本試合初めて三者凡退に抑えました。大賀さんの好投に応援も一層盛り上がりを見せます。そして裏の攻撃回で、同じく大賀さんが1点を決め、見事一橋大学は13対6で7回コールド勝利を収めました。

 

今回の試合は本体制初の勝利であり、また私自身初めての、念願の野球応援であったということもあり、主将大賀さんや同期の活躍を見て感じた感動は試合終了後もしばらく止みませんでした。応援に思うように行くことができなかった期間の練習の成果を発揮し、準硬式野球部の皆様に少しでも力を与えられたならば、本当に嬉しいです。10月27日の対千葉大学戦をもって本年度の東都大学準硬式野球秋季リーグは閉幕しましたが、来年度以降も応援の力で皆様に勝利を届けられるよう、より一層レベルアップしていきたいと思います。

 

一橋大学体育会應援部 二年 永松英恵