一橋大学体育会應援部

４月２７日、東京農工大学グラウンドにて、春季リーグ対学習院大学戦が行われました。この試合は春季リーグ前半戦最後の試合であり、ここまで全勝している一橋は、この試合でも勝利し、単独首位を守っていきたいところです。

１回の表、４年山本麗貴さんの好調なピッチングにより、三者凡退で終わらせます。このながれのまま先制しさらに勢いづけたい一橋は、４年吉岡さんが２塁へ出塁し、その後２度のワイルドピッチにより１点を獲得。４年生の活躍に負けず劣らず、私達もさらに勢いづけていきたいところです。

続く２回、相手のヒットや一橋のエラーが絡んで２点を返されてしまいます。そんな中絶対に逆転したい一橋は、３年山本祐嗣さんのライト前ヒットで１アウト１塁となるも、連続三振により、このチャンスを生かしきれません。エラーや三振という悪い流れを私たちの応援によりなんとか切り替えていきたいところです。

しかしこの流れを断ち切ることは出来ず、続く３回、相手の打線は繋がり、犠牲フライにより１点を追加されてしまいます。なんとか点差を縮めたい一橋ですが、１番バッター３年東さんからはじまる好打順にも関わらず、三者凡退に終わってしまいます。自分たちの応援により流れを引き寄せられないことにもどかしさと悔しさを感じました。でも応援部員たるもの最後まで諦めません。

４回の表、相手バッターを三者凡退に抑えます。再び良い流れがきかけている一橋は、２アウトの場面で、２年鈴木が３塁打を放ちます。しかしこのチャンスを活かせず、無得点に終わってしまいます。チャンスこそ活かせませんでしたが、流れは一橋に来ています。ここで逆転できるように、全力で後押しをしていきたいところです。

５回、両チーム三者凡退に終わります。続く６回、相手側に３塁打を打たれてしまいます。絶対にランナーを返したくないところですが、続くバッターにタイムリーヒットを打たれ、１点追加されてしまいます。さらに相手側の打線はとどまらず、またもやタイムリーヒットを打たれ、この回に２点を追加されて、５‐１となってしまいます。なんとか食らいついていきたい一橋ですが、ピッチャー交代に対応しきれず、無得点に終わってしまいます。レフト側で応援する私達の目の前を何度もフライが横切ります。私達がいくら声を出しても、フェンスに衝突して落ちていくフライをみて、とても悔しかったです。でもまだ終わっていません。ここからまた選手を元気づけていきたいところです。

７回の表、相手の攻撃を無失点で抑えます。ここで絶対に逆転したい一橋は３年荒井さんがファーボールで出塁し、続く９番バッターの２年宮田がレフトへヒットを放ちます。さらに３年東さんがファーボールで出塁し、満塁となります。ここで２番バッターの４年吉岡さんはデッドボールで、押し出しにより１点を返します。しかし、続くバッターが打ち取られ、この回は２点獲得にとどまります。私達の期待に応えて２点を追加してくれた選手をもっと全力で応援して、絶対に逆転していきたいです。

８回、両チーム無得点に終わります。ここで相手を無失点に抑えて、逆転勝利をつかみたい９回。先頭打者に出塁を許すと、６連続で打たれ、一気に５点を追加されてしまいます。最後まで諦めず、食らいついていきたい一橋の攻撃、３年荒井さんから始まりますが三者凡退に終わり、ここで試合終了となり、敗北してしまいました。

小雨の降る中始まったこの試合。私にとって初めての準硬式野球応援だったのですが、試合をいい方向に引っ張ることが出来ず、自分の力不足を痛感しました。また同期である２年宮田のデビュー戦でもあったため、準硬式野球部を勝利に導けなかったことがとても悔しかったです。次こそはこの悔しさをバネに、応援部が勝利に貢献できるような応援を目指していきたいと思います。

一橋大学体育会應援部二年伊東美優