ボート部 第43回全日本大学選手権大会4日目

9月25日、第43回全日本大学選手権大会及び第56回オックスフォード盾レガッタの応援を行いました。当日は、前日まで続いていた雨も止み、最終日に相応しい過ごしやすい天気となりました。決勝に進出した男子舵手なしペア飛鷹号、男子舵手付きフォア凌雲号はもちろん、全ての艇を1着でゴールさせるべく、我々も気合が入ります。

 

1レース目は、オックスフォード盾レガッタ準決勝A組です。一橋大学からは2年金澤、2年佐藤、2年成重、2年柳、2年竹永、1年高崎、1年増田、1年森、3年秋山が乗る英号が出艇しました。この艇は前日に行われた敗者復活戦で見事1位を勝ち取り、準決勝進出を決めました。前日の勢いのまま決勝進出を決めたいところでしたが、惜しくも4位となりました。

 

1レース目直後に行われた2レース目は、オックスフォード盾レガッタ準決勝B組です。出艇するのはARCADIA号、クルーは4年鈴木さん、2年加美、2年白瀬、2年坂本、2年長尾、2年篠川、2年森嶋、2年小野、2年木寺です。前日の予選では圧倒的な力量差で1位を勝ち取った艇でしたが、この準決勝ではスタート直後に他艇につけられた差を縮めることができず、4位となりました。

 

3レース目は男子舵手付きペア順位決定戦です。2年浅沼、4年神田さん、2年須藤が乗るENDEAVOR号が出艇しました。我々の応援場所の隣には東京大学運動会応援部が居り、レースでも応援でも絶対に負けられない、というプレッシャーの下での応援となりました。一橋は1500m地点では1位で、このまま行けば間違いなく1位であるという状況でしたが、東京大学の追い上げから逃げ切ることができず、惜しくも2位、総合6位となりました。

 

4レース目は男子舵手なしフォアの順位決定戦です。3年山瀬、2年多田、2年伊豫田、3年河相の乗る翔号が出艇しました。終始、龍谷大学を追いかける形となりましたが、最後まで追いつくことができず2位、総合6位となりました。

 

5レース目は男子対抗エイトの順位決定戦です。4年小林さん、4年今村さん、4年吉田さん、4年荒川さん、2年田村、3年矢作、2年岩元、4年伊藤さん、3年権田の乗る白虎号が出艇しました。白虎号は前日の準決勝で3位となり、決勝に進むことができませんでした。ゴールデンメンバーで挑んだにも関わらず、決勝に進むことができなかったのは我々の力不足が原因であることに疑いの余地はありません。前日のせめてもの償いとして、絶対に1位を取らせるつもりで応援に望みました。しかしながら、最後まで早稲田大学にほんの1歩及ばず2位、総合6位となりました。

 

そして残るは決勝2レース。

 

6レース目は男子舵手なしペアの決勝です。4年室本さん、3年浪江の乗る飛鷹号が出艇しました。飛鷹号は前日の準決勝で、2位に10秒以上の差をつけ圧倒的大差で決勝進出を決めました。決勝でも前日の勢いは衰えず。スタート直後から他大学を寄せ付けない圧倒的な速さをみせ、2位に4秒もの差をつけ見事優勝を果たしました。

 

7レース目は男子舵手付きフォアの決勝です。3年石崎、3年三田、3年島田、2年佐々木、4年小野さんの乗る凌雲号が出艇しました。一橋大学最後の1艇、絶対に1位でゴールし優勝を勝ち取るべく、我々の応援にも気合が入ります。しかしながら、レース前半から快走を見せる日本大学と東海大学に力一歩及ばず、銅メダルとなりました。

 

私たち應援部は3日目、4日目の応援をさせて頂きましたが、メダルを獲得した艇があった反面、全ての艇を勝利へ導くことができなかったのは偏に私たちの力不足であると痛感しております。今回の応援が日本一を目指すボート部の方々の努力に報いることができたとは到底言い難いです。

 

11月に行われる第94回全日本選手権大会では、全てのレースで応援歌「勝利の旗風」を轟かせられるよう、我々も邁進して参ります。

 

一橋大学体育会應援部3年 乾秀斗