バレーボール部秋季リーグ最終戦 対神奈川工科大学戦

10月16日、東京農業大学世田谷キャンパス桜丘アリーナにてバレーボール部秋季リーグ最終戦対神奈川工科大学戦が行われました。
4年生の方にとっての最終戦となるこの試合、勝って有終の美を飾るとともに来季に繋げたい一戦です。

 

まずは第1セット、一橋が有利に試合を進めます。一橋のサーブから一気に畳み掛け、得点を重ねていき流れを作ると3年裏田や4年生長尾さん、粟野さんを中心にサーブやアタックを確実に決めリードを広げます。25-21で第1セットをとり、好調な滑り出しを見せました。

 

勢いにのる一橋は続く第2セットも流れを崩しません。1年の阪口も第1セットに引き続き出場し、周りの上級生に引けを取らないプレーを見せます。ラリーが長く続く場面も何度かありましたが、4年生宇野さんを起点とする攻撃を仕掛け続け着実に得点を重ねます。一時は点差が縮まったもののリードを守り、25-21で第2セットをとることができました。

 

運命の第3セット、このセットをとって勝利を決めたい大事なセットです。しかし、相手の神奈川工科大学も意地を見せ、相手に押される展開に。サーブミスやラリーでの失点が重なり点差が大きく開きます。それでも一橋は良い雰囲気を絶やさず、応援席からの声もより盛り上がり、1点1点を大切に決めていきました。途中3年竹内が入り、竹内のサーブからラリーに繋がり四年生の粟野さんや岡田さんの強烈なアタックが決まるという良い流れの場面もありましたが、このセットは13-25で落としてしまいます。

 

巻き返したい第4セット、互いに点を取っては取り返すという譲らぬ展開を見せます。しかしながら一橋は第3セットで負傷者を出したものの、四年生がさすがの活躍ぶりを発揮しました。得点者が四年生の方の名前で埋まるほどで、粟野さん、岡田さん、長尾さんの強烈なアタックや確実なトス、宇野さんの安定感あるレシーブが流れを作ります。デュースまで持ち込み、見事27-25で第4セットを勝ち取りました。

 

勝利を決めたい第5セット、第4セットに続き両者譲らぬ展開に。3年小林も途中出場し、エースの力を見せます。応援席も選手も一体となって声を出し、圧倒的な一橋の雰囲気が醸成されると、最後は4年生の方々が得点を重ね見事15-13で勝利。

セットカウント3-2で一橋の勝利が決まりました。

 

4年生の方々の最後の試合ということで、バレーボール部員全員が楽しんで雰囲気を作って試合をしていることが非常に印象的でした。
最終戦を勝利を飾ることができたことは来季にも繋がる結果となったのではないでしょうか。

来季は4部での戦いになりますが、今季層の厚さを見せたバレーボール部の来季での3部昇格を後押し出来るように、応援に臨みたいと思います。

 

一橋大学体育会應援部3年 染谷桃子