塚本真衣

バスケットボール部 秋季最終戦 対千葉大学戦

10月9日、千葉大学にて関東大学バスケットボールリーグ4部二次ステージ最終戦、対千葉大学戦が行われました。一橋大学バスケットボール部は既に二次ステージの下位リーグで全勝しており、下位リーグ1位が決まっています。しかし4年生の方々の最後の試合であり、かつ下位リーグ全勝をかけてなんとしても勝たなければいけない一戦です。応援部は勿論、バスケットボール部員の応援にも熱がこもります。

 

第1クオーターから一橋派攻め続けます。2年生かつらや4年生岩瀬さんのシュートが決まり流れを作ります。しかし相手側もフリースローなどを確実に決め、第1クオーターは19-15とします。

 

第2クオーター、一橋は序盤から猛攻を続けます。4年生伊藤さんのスリーポイントシュートなどが決まり、大量得点で相手を大きく引き離します。また守備においても4年生の西東さんや1年生西村のディフェンスが光り、相手に得点を許しません。攻守ともに乗りに乗った一橋は第2クオーターを15-5として34-20と大きくリードして前半を終えます。

 

ハーフタイム、バスケットボール部から嬉しい提案があります。1年生中谷がハーフタイムで学生注目をしたいと言ってくれたのです。隣のコートで試合が続き、ザワザワとした喧騒の中でも中谷は堂々と学生注目をしてくれました。私たち応援部も、それに合いの手によって全力で答えます。中谷の学生注目はバスケットボール部の4年生の方々に向けたもので、バスケットボール部の結束力の強さを感じました。

 

一橋全体の士気が上がる中、第3クオーターが始まります。一橋は攻め続けて得点を重ねていきますが、て相手もだんだんと流れに乗り始め得点していきます。一橋がシュートを決めると相手もシュートを決める、一橋がシュートを防ぐと相手も防ぐという一進一退の攻防が続きます。そんな中で一橋はファウルをとられ、相手へのフリースローを許し、徐々に流れが傾いていきます。第3クオーターは13-14とし、最後のクオーターへ移ります。

 

第4クオーター、一橋は序盤苦しい戦いを強いられます。相手側の応援席も盛り上がる中、なかなかシュートが決まらずに一橋に嫌な雰囲気がただよります。ジリジリと点差を詰められていく中、ラスト5分でタイムアウトを取り、この流れを断ち切ります。最後のメンバーは4年生の伊藤さん、岩瀬さん、岩田さん、斎藤さん、西東さんです。タイムアウトが終わり5人がコートへ戻る背中はとても勇ましく、私たちも今以上に全力で応援しなければと奮い立たされるものでした。

ラスト5分、一橋は最後まで攻め続けます。4年生西東さんがリバウンドをとり、岩田さんがパスカットをし、斎藤さんがボールを運んで、伊藤さん・岩瀬さんがシュートを決める。息の合った連係プレーで相手を引き離します。

第4クオーターを20-20とし、67-54で結果は快勝でした。一橋は下位リーグ全勝という素晴らしい結果で終わることができました。

 

今回は最終戦ということもあり、バスケットボール部・応援部双方の想いがのった、とても熱い試合でした。

各体育会のリーグ戦も終わりを迎えつつあります。最後の最後まで全力で戦う後押しができるよう、私たちも一層気を引き締めていきたいと思います。

 

一橋大学体育会応援部準幹部 塚本真衣