渡邉さや

アメリカンフットボール部 秋季リーグ第2戦 対国士館大学戦

923日、アミノバイタルフィールドにて、アメリカンフットボール部1BIG8、秋季リーグ第2戦、対国士舘大学戦が行われました。

1部という強豪校がひしめく厳しい舞台ではありますが、なんとしてでも白星をあげたいところです。我々も観客席から選手の後押しをしようと、応援への気持ちが高まります。

 

試合は一橋大学のキックオフで開始。試合開始30秒、国士館大学にQBのランによる先制TDを許してしまいます。国士舘大学はしっかりとトライフォーポイントも決め、7点を先制されてしまいます。国士舘大学はその後も追加点を奪い、早くも0-14と大きく離されてしまいました。何としても流れを引き寄せたいクリムゾン。ここで2年生の濱野によるキックオフリターンで敵陣20ヤードからの攻撃権を獲得すると、3年生新宮がチャンスをものにし、TDをきめます。4年生の佐々木さんが確実にトライフォーポイントを決めクリムゾン、7を返します。観客席もビッグプレーに大きく湧きました。両守備の健闘により互いに追加点許さずここで第1Q終了です。

 

続く第2Q

3年生の廣瀬から4年生の村松さん、3年生の蒔苗らへのパス、そして3年生新宮のランを中心にファーストダウンを獲得するもなかなか得点には至りません。対する一橋大学ディフェンス陣営も4年生の岩波さんを中心に国士舘大学に得点を許しません。両者譲らない戦いが続くなか、前半終了間際、国士舘大学のパスが成功し追加点を取られてしまいます。7-21でもって前半終了です。

 

何としても国士館大学に追い付き、逆転したい第3Q。一橋のリターンから後半開始です。

一橋大学のオフェンス陣営は、国士舘大学の厚いディフェンスに阻まれて思うようにドライブできません。対する一橋大学ディフェンスも2年生中山のハードタックル、3年生黒野のQBックで国士舘大学に得点を許しません。一橋大学のパント時のスナップミスにより国士舘大学がパントをブロックします。セーフティーで2点を奪われてしまいました。ここでスコアは7‐23となります。一橋大学守備のナイスディフェンスにより相手をパントに追い込むと、スナップミスでファンブルしたボールをしっかりとカバーします。ここで好位置からオフェンスが開始されました。何としても反撃を狙いたい一橋大学のオフェンス陣営。ギャンブルを試みるも失敗に終わってしまいます。その後国士舘大学にTDを許してしまいますが、相手の2ポイントコンバージョンのパスを4年生の池田さんがカットします。スコア7‐29で第4Qに突入です。

 

そして迎えた第4Q。

国士舘大学の厚い守備のもと、一橋大学オフェンスはフレッシュ出来ません。一橋大学のディフェンスも粘りを見せますが、国士舘大学オフェンスのスペシャルプレイで更なる追加点を許してしまいます。一橋大学は3年生の中村、1年生の鈴木を中心に粘りの守備を見せ、奮闘します。その後の国士舘大学のフィールドゴールは失敗に終わり、攻守交替となります。一橋大学オフェンスは何としても得点をもぎ取りたいところ。逆転を狙うロングパスが放たれましたが、再びインターセプトを取られてしまいます。2年生濱野のパスなどでゲインするものの得点は変わらず、そのまま試合終了。最終スコア7-36で、一橋大学クリムゾンの敗北です。

 

なんとしてでも勝利を掴みたかった国士舘大学戦、そして何よりも下級生プレイヤーを中心にクリムゾンの選手が奮闘していたにも関わらず、観客席から盛り上げきることができず、申し訳ない気持ちでいっぱいです。クリムゾンの選手を鼓舞する応援、相手選手を圧倒する応援を我々で作り上げることができるよう、次戦までに死ぬ気で準備して参ります。次戦の東大戦、言うならば一橋大学の意地と誇りをかけた商東戦、必ずや勝利を飾りましょう。

 

一橋大学体育会應援部準幹部 渡邉さや