辻本佳穂

アメリカンフットボール部 秋季リーグ第4戦 対帝京大学戦

11月26日、関東学生アメリカンフットボール秋季2部リーグ、対帝京大学戦がアミノバイタルフィールドにて行われました。昇格戦に向け絶対に負けられない戦いです。試合前にCRIMSON4年生の保護者の方から学ランとチアコスチュームのデザインのクッキーの差し入れをいただき部員の士気もますます上がり試合に臨みました。

第1クォーター、一橋大学はレシーブを選択し、一橋大学のオフェンスで試合開始です。帝京大学のキックで始まります。このキックはエンドゾーンを超えたためタッチバックとなり一橋大学は自陣25ヤード地点からファーストダウンとなります。最初のプレーは4年QB池上さんのランプレーにより9ヤードゲインです。ショートパスを2年WR木村がしっかりとキャッチしファーストダウン獲得です。自陣40ヤード地点からのファーストダウン、4年QB池上さんのキープにより5ヤードのゲインしたのち、セカンドダウンでは帝京大学のディフェンスに抑えられてしまいます。そしてサードダウン、残り11ヤードです。ここで4年WR菅井さんにパスが渡り、そのまま走り切りタッチダウン成功です。トライフォーポイントのキックもしっかりと決め、7−0と先制できました。試合開始2分36秒でのタッチダウン成功ということで観客席、應援部は大盛り上がりです。このまま絶対に勝ち切るんだという思いで応援にも一層熱が入ります。一橋大学のキックから試合は再開し、帝京大学のオフェンスです。ファーストダウン、セカンドダウンでは帝京大学を抑えていたのですが、サードダウンでタックルなどが決まるもののランプレーにより大幅ゲインされてしまいます。直後はしっかりと切り替えて2年DL佐藤などデフェンス陣が帝京大学陣を抑えます。その後帝京大学のパスが成功し一橋大学のゴール前4ヤード付近まで迫られてしまいます。ここはなんとしても押し戻したいところです。一度は押し戻すことに成功したもののタッチダウンを決められてしまいました。キックも決まり7−7同点です。帝京大学のキックから試合再開です。切り替えてオフェンスで取り返そうと応援もさらに熱が入ります。一橋大学のリターン、エンドゾーンでキャッチしたボールを2年WR木村が自陣39ヤード地点まで運びます。ナイスリターンに観客席も盛り上がります。一進一退の攻防が続きますが、フォースダウンを迎えパントにより攻守交代です。敵陣30ヤード地点から帝京大学のオフェンスです。ランプレーなどによりファーストダウンを獲得されてしまいました。ここで第1クォーター終了です。

第2クォーター、帝京大学はタッチダウンを獲得すべく着実に攻めてきますが、帝京大学の反則により5ヤード戻ります。サードダウンはしっかり抑え、フォースダウンでパントにより攻守交代です。自陣20ヤード付近から一橋大学のオフェンスです。4年QB池上さんがボールを別の選手に渡すと見せかけ4年DB田村さんにパスし、26ヤードのゲインです。続くランプレーは帝京大学のディフェンス陣に阻まれますが、次のプレーで4年QB池上さんから4年WR菅井さんへのロングパスが決まりファーストダウン獲得です。次も4年WR菅井さんにパスが決まり、敵陣21ヤードとなります。ここで帝京大学のタイムアウトです。試合が再開し4年QB池上さんのランプレーが決まります。パスが失敗しサードダウンとなりますが、4年QB池上さんのランプレーでファーストダウン獲得です。タッチダウンまで残り9ヤード、ランプレーの後1年WR寺島がタッチダウンを決めます。トライフォーポイントのキックも成功し14ー7と帝京大学を引き離します。応援席も一段と盛り上がり、勢いづいています。一橋大学のキックから試合は再開し、一橋大学のディフェンスです。帝京大学のリターンで敵陣24ヤードです。タックルで落球を誘いパスは失敗です。そして帝京大学のファールで5ヤード戻り、セカンドダウン、15ヤードです。続いて2年DL阿古江のタックルによりさらに押し戻します。そのままフォースダウンでパントで攻守交代かとなりかけましたが、一橋大学のファールにより帝京大学のファーストダウンとなります。一橋大学としては切り替えていきたいところですがそのままパスによりファーストダウンを獲得されてしまいます。ここで帝京大学2度目のタイムアウトです。試合は再開し、タックルなどで果敢に挑みますがファーストダウンを獲得されてしまいます。パス失敗などを経たのち、帝京大学のファールで10ヤード戻り、セカンドダウンです。ここで2年DL佐藤のタックルが決まります。残り時間26秒、帝京大学3度目のタイムアウトです。試合は再開しフォースダウンを迎えます。ここで一橋大学1度目のタイムアウトです。続いて一橋大学は2度目のタイムアウトを取ります。試合は再開し、フォースダウン、帝京大学のキックは不成功。一橋大学に攻撃権が移ります。ここで第2クォーターは終了です。

第3クォーター、一橋大学のキックからです。このキックはアウトオブバンズでサイドラインに出て、帝京大学の35ヤード地点からのファーストダウンです。最初のパスは失敗するものの、のちのパスは成功しファーストダウンを獲得されてしまいます。しかし次のプレーで大幅に押し戻します。その後もランプレーを許すことなく、フォースダウンでパントとなり一橋大学に攻撃権が移ります。自陣7ヤード地点から一橋大学のオフェンスです。中央へのランは止められてしまいます。続くプレーで1年WR寺島にパスをうまくキャッチし、一橋大学はファーストダウンを獲得します。セカンドダウンで一橋大学のファールによりゴールまで半分の距離を下がることになってしまいます。続くプレーでロングパスを4年WR早川さんがキャッチし、後退した分を取り返しファーストダウン獲得、敵陣41ヤードまで進めました。ここで一橋大学のファールで5ヤード後退となってしまいます。プレー再開後、4年DB田村さんがロングパスをキャッチし、後退した分を取り返してセカンドダウン、3ヤードです。続けて4年WR菅井さんへのパスも成功しファーストダウン獲得です。4年QB池上さんのパスがしっかりと決まり次のファーストダウンも獲得です。ここで帝京大学後半1度目のタイムアウトです。試合は再開し、4年QB池上さんが走りそのままタッチダウン獲得です。ナイスランに会場も再び盛り上がります。トライフォーポイントのキックもきっちりと決め、21ー7とさらに帝京大学を引き離します。一橋大学のキックから試合は再開します。帝京大学のリターンで、敵陣36ヤード地点から一橋大学のディフェンス、ファーストダウンです。続くプレーでは4年DB田村さんが帝京大学オフェンス陣をしっかり止めます。帝京大学のショートパスが成功するものの、4年DB早川さんのタックルが決まります。セカンドダウン、6ヤードのところで帝京大学の2度目のタイムアウトです。試合が再開し、ランプレーを止めたものの次のプレーでファーストダウンを獲得されてしまいます。その後ランプレーを試みられますがタックルで止め、ゲインを許しません。続くプレーでもパスが成功しますが1年DB野口のタックルが決まります。サードダウン、11ヤードとなったところで第3クォーターは終了です。後半に入っても一橋大学の勢いは衰えません。

第4クォーターが始まります。帝京大学のパスは繋がらず一橋大学に攻撃権が移ります。一橋大学の最初のパスは成功です。続いて4年QB池上さんのランプレーにより大幅ゲインしファーストダウン獲得です。敵陣31ヤードまで進んでいます。ここで少し押し戻されてしまいますが、4年WR菅井さんへのパスが決まり取り返します。続いて2年WR木村へのパスも決まりファーストダウン獲得です。次のプレーでインターセプトされてしまいそうになりますが、しのぎます。その直後のパスをキャッチされてしまいインターセプトです。帝京大学に攻撃権が移ります。負傷者によりタイムアウトとなります。試合は再開し、帝京大学のパスが成功、ファーストダウンを獲得されてしまいます。その後2年DL佐藤がパスカットをします。次にパスが成功、ランプレーがありますがしっかり止めます。ここで負傷者のため再びタイムアウトです。試合が再開。帝京大学のパスが通りますが、一橋大学はゲインを許しません。しかし次のパスで帝京大学にファーストダウンを獲得され、自陣に侵入されてしまいます。ここで負傷者のためタイムアウトです。試合は再開します。帝京大学のパスは成功しますが4年LB竹原さんのタックルが決まります。フォースダウンでパスが失敗、一橋大学に攻撃権が移ります。ファーストダウンは大きく後退してしまいます。セカンドダウン、サードダウン、フォースダウンと取り返すことはなくパントで攻撃権は帝京大学に移ります。ファーストダウン、セカンドダウンのプレー、帝京大学のパスは失敗。ここで負傷者のためタイムアウトです。試合は再開、プレッシャーとカバーがうまく働き帝京大学のパスは失敗します。負傷者のためタイムアウトです。帝京大学のフォースダウンから試合は再開です。レシーバーの手にボールが収まったように見えましたが4年DB田村さんのタックルが決まり、ボールを落とさせ帝京大学のギャンブル失敗です。そして一橋大学に攻撃権が移ります。最初のプレー、4年QB池上さんのランにより5ヤードゲインです。セカンドダウンでは少し戻されてしまいますがそのまま試合終了。21ー7と一橋大学の勝利です。

昇格戦に向け絶対に負けられない戦い、終始CRIMSONの強さが光る試合でした。このまま次の1戦も勝ち切り絶対に昇格戦に進めるよう應援部も全力で応援し後押しさせていただきます。

 

一橋大学体育会應援部 三年 辻本佳穂