村上紗菜

端艇部 全日本大学選手権大会

9月5日から8日にかけて端艇部の第49回全日本大学選手権大会、また第59回オックスフォード盾レガッタが戸田ボートコースにて行われました。応援部は大会の3日目と4日目に応援に向かいました。

 

3日目の9月7日。

この日は女子舵手なしペア、男子舵手なしペア、オックスフォード盾レガッタ、女子ダブルスカル、男子ダブルスカル、男子舵手なしフォア、男子舵手なしクォドルプル、女子舵手付きフォア、男子舵手付きフォア、そして男子エイトの全10レースが行われました。

続く4日目の9月8日。

この日はオックスフォード盾レガッタの準決勝、女子舵手なしペア・男子舵手なしペア・男子舵手なしフォア・男子舵手なしクォドルプル・男子エイトの順位決定戦、そして女子舵手付きフォアの決勝戦の全7レースが行われました。

 

 

この応援記録の場で、私は3日目の男子舵手なしペア、及び4日目の女子舵手付きフォアの決勝戦について記録していきたいと思います。

 

3日目の第2レース、男子舵手なしペアの順位決定戦のレースです。

クルーは4年の河野さん、そして3年の古田です。朝の早い時間帯でのレースであったため、楽器を使わない、応援部員の声だけでのレースでした。クルーの古田と私は同期で、1年生の頃には同じクラスであり、大会でレースに出場する姿を見るたびに、彼の成長をひしひしと感じていました。この日の岸けりの際にも、また力強くなったクルーの方をチアチーフとして後押しできるようにと気合を入れて臨みました。

本レースでは序盤に4艇が首位を争う手に汗握る展開となりました。レースの中盤に一橋の隼鷹号は2位につき、1位との差もほとんどない状態で首位争いを続け、ついに1250メートル地点で首位に立ちます。しかし、その後で流れに乗ってきた他の艇に追い抜かれて行った際に応援部のいる地点に差し掛かりました。クルーの方々にとって苦しい瞬間に私たちの応援で勢いをつけていくため、全力で声援を送りますが、力及ばず、4着でゴールし、総合8位という結果になりました。

 

そして4日目の第7レース、女子舵手付きフォアの決勝戦のレースです。

クルーは4年の小塚さん、西尾さん、3年の横井、2年の長谷部、岩田です。この全日本選手権大会で唯一の決勝戦で、応援部の中でも緊張感と期待が高まります。多くの人からの期待を背負ったクルーの方を力づけるべく、精一杯の声をかけて送り出しました。

本レースでは最初に勢いよく飛び出していった一橋の雲耀号ですが、他の艇の勢いに及ばす、次々と追い抜かれていきます。序盤から苦しいレースを強いられた雲耀号は必死で追いかけ続ける状態で応援部の待つ地点に差し掛かります。ボート部の方々にとっても応援部にとっても最後のレースであるため、声の限り全力で応援し続けましたが、結果は4着でゴール、総合で4位に入賞しました。

 

 

今回のボート応援では、私たち応援部の応援が実際に届いていると感じられる瞬間もありましたが、やはり最後の最後の一押しとなるにはまだ力不足であるのだと認識させらることにもなりました。

私たちの後押しで勝利へ導いていけるような応援にするべく、これからも努力していきたいと思います。

 

一橋大学体育会應援部三年村上紗菜