村上紗菜

アメリカンフットボール部 秋季リーグ2部3部入替戦 対東京理科大学戦

12月15日、秋季リーグ2部3部入替戦、対東京理科大学戦が行われました。

この試合は次のシーズンでも2部にとどまり、1部昇格への足がかりとするために絶対に負けることのできない試合です。

 

 

まずは第1クオーター。一橋のオフェンスから始まります。3部を勝ち抜いてきた相手のディフェンスにも、一橋大学の強力なオフェンス陣はひるむことなく攻め込んでいきます。最初から攻めの姿勢を崩すことなく、フィールドゴールで3-0とまず一橋が先制しました。

 

 

続く、第2クオーター。先制点により勢いに乗るかと思われまたが、東京理科大学のディフェンスは固く、プレーで前に進めるもビックゲインにつなげることができません。しかし、一橋大学のディフェンス陣も相手オフェンスを抑え込み続け、膠着状態となりました。そして両校追加得点のないまま、3-0で前半を終えます。

 

 

 

後半、第3クオーター。ここで大きく試合の流れが変わります。ディフェンス陣の素晴らしい活躍により、相手のプレーをエンドゾーン内で終わらせることに成功し、5-0と追加点を獲得します。一橋大学はさらにタッチダウンとフィールドゴールを決めて、7点を追加し、12-0と点差を広げていきます。

 

 

第4クオーター。続けざまに2回のタッチダウンとフィールドゴールを決め、14点もの追加点を獲得しましたが、相手も負けておらず、決死のオフェンスでタッチダウンに成功し、7点を追加します。しかし、相手に勢いに乗った一橋大学を止めることはできず、さらにもう一度タッチダウン、そしてフィールドゴールもしっかり決めます。

 

 

そして、試合終了。相手を抑え切り、33-7で一橋大学クリムゾンが勝利しました。

 

 

 

今年度クリムゾンとしても応援部としても最後の試合、そして、絶対勝たなければいけないこの試合。

最後の最後に集大成と言えるような応援をすることができました。入替戦に至るまでとても厳しいシーズンとなりました。厳しい状況を通して、自分が一橋大学の勝利のためにはまだまだ力不足であることを痛感しましたが、それだけでなく、最後に選手の方々、応援部員、観客席の方々の全員で分かち合う忘れられない勝利の喜びも共に経験することができました。この喜びを胸に来年は2部優勝、そして一部昇格を目指して応援していきたいと思います。

 

 

一橋大学体育会應援部二年 村上紗菜