このままではまずい 一年 大澤 紘埜

人生2回目の部員日記も、1回目同様加藤から回ってきました。

加藤の部員日記で、私が日記をつけている話を散々擦られていますが、もうとっくにつけるのを忘れてしまっています。

カトウくん、早くオオサワの情報を更新してね。

 

さて、順番を私に回してくれた加藤の部員日記は、みなさん読まれましたか?

これがものすごく面白いんですよねー。

もう1人の同期三澤も、本当に面白い。脱帽です。

ただですら面白いものを書かなきゃと思うこの状況の中、前回の部員日記について、堀江さんから「面白くない。一貫性がない。」と酷評をいただいています。

応援部の活動以外においても、いつも同期2人の面白さに追随できず、せっかく芸班に入れていただいている身として日々不甲斐なさを感じます。

 

この、「どうしたら面白くなれるのか」という私の課題に対して、最近堀江さんから「自虐」が重要なスパイスであることを教えていただきました。

 

欠点がないことで有名なこの大澤ですが、自分の要素の中で何を自虐ネタに使えるかについて考えてみました。

 

そういえば、自分は全然気にしていないのですが、夏季強化練習のあった8月下旬から、2ヶ月で体重が4kg増えました。

全く気にしていないですけれど、過去最高体重で横転です。

まあ全然気にしてないんですけどね。

 

このまま私の体重が2ヶ月で4kgのペースで増え続けると仮定しましょう。

結果として何が起こるか考えて行きたいと思います。

 

まず、同期仲が悪化します。

同期と仲良くしてもらっているので、よく三澤と加藤と3人でご飯を食べにいきます。

その際必ず、誰がソファ席に1人で座るかを決めるべくじゃんけんをしています。

しかし、このまま私の横幅があまりに成長しすぎた場合、おそらくソファ席じゃないと座れなくなってしまいます。

加藤と三澤には申し訳ないですが、ソファ席を譲ってもらわなきゃいけないので、「じゃんけん」という楽しみが一つ減ってしまいます。

きっと、じゃんけんをしたくてたまらなかった加藤は拗ねてしまい、拗ねた加藤を見た三澤は、面倒くさくなって1人でサッカーゲームを始めてしまいます。そんな2人を見た私は、自分のせいでこうなってしまった罪悪感から大号泣。

きっと同期仲は修復不可能となってしまいます。

 

次に、部室の床が抜けます。

日本の建物の床は1平方メートルあたり、180kgまでは耐えられるように設計されています。

しかも、一橋大学の学生会館の床は頑丈そうなので、ざっと300kgは耐えられると予想します。

大澤が2ヶ月で4kg増え続けたとしても、300kgに達するのは120ヶ月以上先、つまり約10年後…!その頃には私は引退済みなので、一安心です。

しかし、チアリーダーはよく跳ねます。

ジャンプ時にかかる衝撃は体重の10倍以上になるそうです。

ということは、部室の床が抜けるのは、120ヶ月の10分の1、12ヶ月後のことになります。やばい。

何十年後の後輩に「あれ?大澤さんって床抜いた人?」とか言われたらどうしよう…。

 

最後に、学業、部活、就活と並行して、婚活までしなくてはいけなくなってしまいます。

さて、女性のみなさま!結婚式で、旦那様にお姫様だっこをしてもらうのは全ての乙女の夢ですよね(大澤調べ)。

日本人男性の平均身長は平均体重は70kgです。

この体重70kgの男性が持ち上げられる、ベンチプレスの限界の重さは、140kgだとか。

私がこのまま2ヶ月で4kg増え続けた場合、140kgに達するまでは、あと約四十●ヶ月…つまり、今から4年以内に、結婚式を挙げて、お姫様だっこをしてもらわなくては夢を叶えないまま人生を終えることになります。

早急に結婚相手を見つけなくてはいけません。大募集中です。

もし幸いにも老衰によって体重が減少したとしても、その頃には「お婆様だっこ」になってしまいます。

 

話も体重も重くなってしまいました。

このままではまずい。痩せなくてはいけません。

でも、どうやったらスリムな体が手に入れられるのでしょうか。

 

ということで次の部員日記は、部内1の美脚を誇る堀江さんに回したいと思います。