基底 第六十八代渉外 辻本 佳穂

皆様こんにちは。

一橋大学体育会應援部第六十八代渉外兼振橋会渉外を務めました、辻本佳穂です。

 

 

 

引退ブログの順番が回ってきました。

いよいよ應援部での4年間も終わりを迎えようとしています。まっったくそんな実感はまだありませんね…笑 これからも練習をして、応援をして、、、という生活が続いてくような気がします。

このように部員日記を書くのも最後ということでせっかくなので4年間を振り返ってみたいと思います。

おそらくとても長いです。

皆様お付き合いいただけますと幸いです。

 

 

 

まずは1年生の頃。私たちが入学した2020年は新型コロナウイルス感染症が流行し始めたまさにその時でした。有名な話となってしまいましたが、私はオンライン新歓で某ゲームに釣られ入部をしました。今思い返しても単純ですね。中学生、高校生と吹奏楽部に所属しずっと野球応援をしてきました。そのため、「応援」にハードルの高さを感じることなく受け入れられたのもあると思います。また應援團をずっと見てきたのでその厳しさに対してもそういうものだよなと思っていました。

入部してからは運動音痴には大変苦しいダンスを覚えるということが待ち構えていました。それはそれは大変な道のりでした。ほぼ毎日先輩に付きっきりで見てもらっていた気がします。本当にお世話になりました、、、その上新型コロナウイルスの規制もあり楽器を吹くことができませんでした。楽器での応援が好きだった私は楽器を全く吹けないことを少し物足りなく思っていました。そのため1年生の頃は辞めると言い出す勇気もなく、なんで自分は続けているんだろうと思いながら練習に行く日々でした。

 

 

そうして2年生になり、辞めると言い出すきっかけがあり、ついにそれを口に出しました。そこからたくさんの方とお話をし、自分でもよく考え、(残ると桃太郎電鉄を買ってもらえるということもあり)結局辞めずに続けようとなりました。桃太郎電鉄は実際に買っていただきました。楽しく遊んでいます。ですが、残ると決めたものの相変わらず部活動に対して楽しいという気持ちはあまり湧かないしなんとなくまだ辞めるに片足を突っ込んだ状態のような感じで春シーズンを過ごしました。

転機は夏オフと一橋祭でした。先輩が夏オフで一緒に練習をしようと2年生数人を誘ってくださり、多摩川の河川敷で汗だくになりながらたくさん練習をしました。その時初めてチアが楽しいと感じ、もっと上手になりたいと思いました。そこから秋シーズンの練習でも初めて楽しいと思い、がむしゃらに取り組むようになれました。そうして一橋祭が近づいてきました。一橋祭で学年演目のチアチーフに選んでいただけました。その時までチアチーフは同期のダンスがうまい子がやるものだと思っていて、自分が選ばれるなんて微塵も思っていませんでした。当時の幹部の方がチャンスをくださったことに喜びより先に驚きが勝るほどでした。ですが、選ばれたからにはやりきろうと思い、全力を尽くしました。

また、渉外との出会いもありました。自分が辞めたいと言ったときにほとんど面識がないにもかかわらず、親身に話を聞いてくださり助言をくださった先輩や、夜中のzoomをきっかけに仲を深め、自分にとって居場所をくれた同期などたくさんの方々とご縁に恵まれました。

この時の経験が今後の自分の應援部での基盤となっていきました。

 

 

3年生になり、自分が後輩にどのような姿を見せ、どのような立ち振る舞いをすることで部に貢献できるだろうかを考えるようになりました。(前半あまりにも長く書きすぎたのでちょっと巻いています。)

 

 

そして、幹部になりました。振り返ると、そもそも様々なことを行うことが叶わなかった第65代の先輩方、制限の多い中でもなんとか色々なことを経験をさせてくださった第66代の先輩方、第67代の先輩方、なんとかして應援部員としての心や経験を繋いでくださった先輩方の思いを下の代にも繋げていきたいと考え、行動し続けた1年間でした。特に印象深いことを挙げると、やはり2017年以来6年ぶりに開催できた一橋三商です。主幹校の渉外として春シーズンのほぼ全てを捧げた気がします。兼松講堂で三商のステージが行われているのを観客席から見た時や、みんなが三商の最終日に楽しそうな顔を浮かべているのを見た時は非常に感慨深かったです。また、先日の一橋祭ステージの際も大阪公立大学応援団、神戸大学応援団総部からたくさんの方がいらっしゃってくださり、楽しそうに交流している姿を見て1人で嬉しくなっていました。これからもさらに仲を深め、切磋琢磨する存在になっていってほしいですね。

 

 

 

という思い出話もそこそこに(とても長かったですが)、最後に皆様への感謝をお伝えして終わらせていただきたいと思います。

 

 

OB•OGの先輩方

様々な面で支えてくださりありがとうございました。特に被っている先輩におかれましてはかなり問題児気味であった辻本ですが根気よく面倒を見てくださり誠にありがとうございました。憧れに憧れ、背中を追い続けた先輩方に少しでも成長した姿をお見せできていますと幸いです。

 

 

同期

たくさん迷惑をかけたけれど、みんなと一緒に部活動ができて楽しかったです。本当に4年間ありがとう。ここに多くは書かないけれどまた話そうね。

 

 

後輩

だいぶざっくりしててやりづらいところも多かったと思うけれど、2年間ないし1年間ついてきてくれてありがとう。頼もしいみんなならこれからの應援部も大丈夫だと思います。みんなの手で新しい未来を繋いでいってください。応援しています。

 

 

渉外同期

本当に今までありがとう。ここには登場頻度少なめになってしまったけれどみんながいたからここまでできました。びっくりするぐらいバカなことをしたことも、やらかして一緒に怒られたことも、かっこいい演舞を見たことも、演舞会で全力で応援歌を歌ったことも、たくさんいろんな話をしたり相談したりされたりしたことも全部大切な思い出です。みんななしにはこの應援部生活を語れません(今回はなしでごめん)。大好きです。本当にありがとう。私の基底です。

 

 

ここで言及しきれなかった方々も含め、様々な方に支えられ続けた4年間でした。

本当にありがとうございました。

これにて私の引退ブログは終わりです。

お付き合いいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

残りの幹部の引退ブログもお楽しみに!

一橋大学体育会應援部

第六十八代渉外 兼 振橋会渉外

辻本佳穂