陸上競技部 第102回箱根駅伝予選会
10月18日、陸上自衛隊立川駐屯地~立川市街地~国営昭和記念公園において第102回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会が行われました。公式記録会で一定の条件を満たす選手のみが出走でき、各チーム12人中上位10人の合計タイムで順位を決めます。参加校43校中上位10校に加え、関東学生連合として個人記録に基づいて16人が選抜されます。一橋大学では13人の選手が出走可能で、3年生の有川選手は関東学生連合への選出を目指していらっしゃいました。
当日、選手たちは陸上自衛隊立川駐屯地のトラックを周回したのち、立川市街地を通って昭和記念公園内のゴールへ向かうというルートで走られました。我々応援部は陸上自衛隊立川駐屯地において楽器と演舞で応援したのち、昭和記念公園内沿道に移動しゴールから1km地点で応援歌を歌いながら選手が最後の力を振り絞れるよう声援を送りました。陸上応援の特色として、敵味方関係なくすべての選手に声援を送る文化があり、駐屯地内では多数の大学の応援団がいる中、一緒にトラックを回る選手を団結して応援している気持ちになりました。沿道応援の際は、選手に近くから声を送ることができ、ガッツポーズを返してくれたり目線を合わせてくれたりしたとき、一層やりがいを感じることができました。

結果としては、残念ながら一橋大学は40位で箱根駅伝本戦への出場を決めることはできませんでした。また、有川さんは15km地点まで箱根駅伝本選出場校の選手と並ぶタイムを記録していらっしゃったのですが、惜しくも関東学生連合には選出されませんでした。しかし、選手たちの目の前を一瞬で過ぎていくその速さと地面を蹴って進む力強さに感動しました。
私個人としては、大学駅伝がとても好きで中学生の頃よりテレビで見てきた箱根駅伝予選会の応援に実際に伺うことができて本当にうれしかったです。仲間と襷をつなぐ物語がテレビでも取り上げられていますが、一人一人の選手が全力を振り絞って前に進む姿にドラマを感じました。そんな選手たちに、さらなる力を与えられるよう日々の練習にもより真摯に取り組んでまいりたいと思います。

一橋大学体育会應援部 1年 竹澤りな
一橋大学体育会應援部