三澤 拓幸

硬式野球部 3部4部入替戦 対順天堂大学

11月16・17日、明治神宮球場にて、硬式野球部秋季3部4部入れ替え戦、対順天堂大学戦が行われました。秋季4部リーグを12勝1敗と圧倒的な力で優勝した野球部が、春季リーグに引き続き入れ替え戦に臨みます。春季リーグ入れ替え戦では3部昇格を逃してしまいましたが、秋季リーグでは今回こそ3部昇格を目指します。

16日第1戦がプレーボールしました。

1回裏、一橋大学の攻撃。神谷さん、尾実さん、檜山さんの上位打線がヒットと四球で出塁しツーアウト満塁のチャンスをつくります。このチャンスに6番の森さんがセンター前に落ちるタイムリーヒットを放ち2点を先制します。

2回表、四球とヒットで出たランナーを内野ゴロとヒットで返されてしまい2回終了時点で2−2の同点をされてしまいます。

しかしその後、先発の泉川さんが変化球中心の投球へと切り替え、相手バッターに的を絞らせない見事な投球で6回まで相手打線を0点に抑えます。泉川さんの投球に応えたい打線でしたが、再三チャンスを作るもののあと一本が出ず6回終了時点で2−2のままスコアが動きません。

7回表、泉川さんが先頭打者に四球を与えたところで齋藤さんと交代します。しかしマウンドに上がった齋藤さんの制球が定まらず計6四死球を与えてしまい4失点を喫してしまいます。満塁の場面で上妻さんがマウンドに上がりピンチを1失点に抑えたものの、7回を2−7とビハインドの状態で終了します。さらに8回にも失点し2−8で最終回の攻撃を迎えます。

9回裏、満塁のチャンスをつくり尾実さんの犠牲フライにより一点を返します。さらに反撃したいところでしたが後続の打者が倒れ、3−8一橋大学の敗北で入れ替え戦第1戦を終えます。

17日第2戦がプレーボールしました。負けたら終わりの試合ともあり、選手の保護者や野球部のOBの方々などたくさんの観客の方が明治神宮球場に訪れ、試合開始前から大きな声援が飛んでいました。

1回表、一橋大学の攻撃。4番檜山さんのタイムリーヒットで幸先よく1点を先制します。

その後先発の齋藤さんが1回裏は0点に抑えたものの2回に犠牲フライで1点を許し、さらに4回にはタイムリーで2点を失点し、1−3で5回表、一橋大学の攻撃を迎えます。

5回表、先頭打者の木村さんがレフトの頭上を超えるツーベースヒットを放ちチャンスをつくります。そして泉川さんの内野ゴロの間にホームに帰り1点を返し、2−3の1点差とします。

5回裏、1点差に詰め寄りいい流れで迎えた守備でしたが、1点をとられ再び2点差に戻ります。

その後、一橋大学は昨日の試合と同様にたくさんチャンスを作りますが得点にはつながらず、2点差を縮めることができません。守りでは昨日先発した泉川さんがリリーフに上がり8回までを無失点の好投を見せ、最終回の逆転へ向け望みをつなげます。

9回表、一橋大学最後の攻撃です。先頭の代打川嶋さんがセンターに鋭い当たりを放ちますがセンターライナーに終わります。その後も得点を奪えずことはできず0点で9回が終了し、2−4一橋大学の敗北で入れ替え戦第2戦が終了しました。

この結果、秋季3部4部入れ替え戦の敗戦が決まり、一橋大学は4部残留となってしまいました。

再三チャンスをつくりましたが得点を奪えず敗戦してしまい非常に悔しい結果となってしまいました。この試合をもって4年生の方々は引退となります。この1年間たくさん応援に行かしていただいて、皆さんの全力でプレーする姿にたくさんの喜び・感動を得ることができました。本当にありがとうございました。

今年度は3部昇格の夢は叶いませんでしたが来年こそは昇格できるように、我々應援部は応援しています。来年もたくさん応援に行かせていただくと思いますが、来年はさらにパワーウップした応援を届けます。来年こそは一緒に3部昇格を喜びましょう!

 

一橋大学体育会應援部 1年 三澤拓幸