12月7日、江戸川区臨海球技場にて、女子ラクロス部 関東ラクロスリーグ戦ワイルドカードプレーオフが行われました。1試合目は武蔵大学、2試合目は千葉大学と対戦しました。
普段の試合とは異なり、2Q制で、1日に2校との対戦でした。
ワイルドカードプレーオフは、一橋大学女子ラクロス部の2024年度目標である「2部昇格」の達成のため、絶対に負けられない戦いでした。私個人としましては、向かう電車の中で、女子ラクロス部今年度主将のあいさんの、この試合に向けてのブログを拝読したため、深く感情移入をし、勝ちへの思いが大きい中での応援でした。
第1試合、対武蔵大学戦。試合開始直後、ディフェンスの隙を突かれ、武蔵大学に先制点を許してしまいます。しかし、すぐさま反撃に出た一橋がボールを保持し、裏への鋭い攻めで即座に同点に追いつきます。その後、勢いに乗って立て続けに3点を奪取し、4対3とリードした状態で前半戦を終えました。
後半戦、1点のリードがあるものの予断を許さず、第2Qでの先制点を挙げますが、武蔵大学の反撃を受け、5対6と逆転を許します。しかし、4番ゆう選手の鮮やかなシュートにより6対6の同点に持ち込みます。残り時間が迫り、次の点が勝敗を分ける状況の中、応援席も白熱し、観客のみなさま、我々応援部はともに固唾を呑んでボールの行方を追いましたが、試合終了間際に武蔵大学に決勝点を奪われ、一橋大学は惜しくも6対7で勝利を逃しました。
第1試合終了時点では、第2試合開始前に行われる千葉大学対武蔵大学の試合で、千葉大学が勝利すれば、「2部昇格」にむけた入れ替え戦へ出場できる可能性がまだ残っていました。我々應援部も、千葉大学の勝利を信じて試合の行方を見守っていました。しかし、5対5と惜しくも引き分けとなり、第2試合は、入れ替え戦出場の可能性がなくなってしまった状態で始まりました。
第2試合、対千葉大学。4年生にとって最後の試合を絶対に勝ち取るべく、応援席は大いに白熱しました。
第1Q、一橋大学は積極的な攻撃で千葉大学のディフェンスを切り崩し、早々に得点を重ねました。しかし、千葉大学が反撃に出て、追い上げを見せます。第1Qは接戦となり、最終的には4対5で終了。一橋大学はリードを奪うことができず、千葉大学の勢いに圧倒される場面もありました。
第2Qでは、一橋大学が持ち直しを図り、観客の皆様も、我々の掛け声に続いて大きな声と手拍子で応援されていました。。しかし、結果として、この試合は5対8で終了し、24シーズン最後の試合が幕を閉じました。
本当に悔しかったです。試合終了後、主将のあい選手が、観客の皆様や我々應援部に笑顔でご挨拶されているのを見て、やるせ無い気持ちでいっぱいでした。私個人の感想とはなりますが、應援部で日頃から意識するように指導いただいている「笑顔」に、こんなにも自分の気持ちが追随しなかったのは初めての経験でした。
ハーフタイムの間、女子ラクロス部員の皆様や観客の皆様が、我々應援部のやることに注意を傾けてしかも盛り上げてくださっただけでなく、女子ラクロス部の1年生の皆様を中心に、観客席にいる全員で声を出して盛り上がり、これまでにない一体感が達成できました。ありがとうございます。
この試合での悔しさを忘れず、来シーズンはさらに熱意のこもった応援をお届けいたします。
来シーズンもよろしくお願いいたします。
一橋大学体育会應援部一年 大澤 紘埜