野沢紗夏

ラグビー部 対抗戦第7節 対成城大学戦

11月27日、一橋大学ラグビー場にて、ラグビー部の関東大学対抗戦Bグループ第7節、対成城大学戦が行われました。ラグビー部とは近頃応援や観戦に行くといった繋がりはありませんでしたが、本年度からラグビー部の応援も行いたいと考えておりました。感染対策の関係上、最終戦である第7節まで無観客開催の予定でしたが、大学の方針の変更によりこの度有観客開催となったため、応援という形ではありませんでしたが部として観戦を行いました。ラグビー部とは初めての関わりであったため、今回は観戦に行った部員全員で記録を書かせていただきます。

 


今体制最後の対抗戦であり、OBの方や保護者の方もたくさんいらっしゃるとても重要な一戦でした。

 

我々應援部は前々日に壮行会を行い、当日も部として応援することは叶わないながらも、間近で選手の方々の雄姿を拝見させていただきました。

前半、一橋大学は終始攻勢が続き、27-0と大差で折り返します。

 

後半、開始ほどなくして相手にトライを決められてしまいますが、16分時の5番後藤選手のトライ、続く15番西尾選手のキック成功から大きく波に乗ります。その後も一橋大学はパスの連携とフォワードの力強さのバランスのとれた攻撃を続け、14番澤井選手、途中出場の1年19番高田選手らが次々と得点を重ねます。

 

結果、70-7で大勝となり、今体制の集大成となっただけでなく、今体制最終戦である三商大戦に向けても、また来シーズンに向けても、大きな一歩を踏み出す一戦となりました。4年生の方々のラグビーにかける熱い思いを拝察したとともに、同期部員がすでにグラウンドで活躍している力強い姿を見ることができ、私自身体育会の皆様方の力になれるよう努力を重ねたいとより一層思った一戦でした。

 

一橋大学体育会應援部一年 髙橋理沙子


今体制最後の対抗戦であり、我々應援部は応援をすることは叶いませんでしたが前々日に壮行会を行い当日選手の方々の姿を間近で拝見いたしました。

 

前半、一橋大学はスクラムの強さ、パスの連携などを活かし終始攻勢を続け27-0と大差で折り返します。

後半まもなくして一橋大学のパスミスから成城大学に大幅に陣地を獲得され、トライを決められてしまいますがほどなくして14番澤井選手のボールを持っての単独突破により今度は一橋大学が大幅に陣地を獲得、そのまま流れに乗り5番後藤選手がトライを決めました。その後もキックとパスのチームワークにより14番澤井選手、19番高田選手らが次々とトライを獲得し成城大学を大きく突き放します。また、後半の最後にかけても多くのトライを獲得しました。

結果としては70-7で今体制の中では間違いなく1番の大勝となりました。また、今体制最終戦である三商大戦、そして次のシーズンにむけても一橋大学体育会ラグビー部がさらに躍進していく大きな1勝となりました。

 

今体制下でラグビー部の方々と関わることは残念ながら少なかったですが、ラグビーという競技自体への競技理解を深め、選手の方々のラグビーにかける熱い思いを知ることができました。

これをきっかけに来年度のラグビー部応援に活かすとともに、熱量のある応援を届けていきたいです。

 

一橋大学体育会應援部一年 谷水小百合


最後の対抗戦でしたが、我々應援部にとっては初めてのラグビー部の試合観戦であり、應援部員も試合を観戦できること、とても楽しみにしておりました。

 

試合が開始し、早速一橋大学のオフェンス力で相手を圧倒していきます。一橋大学のスクラムの強さを活かし、少しずつ攻め込み、見事先制点を獲得しました。私も初めてスクラムを目の当たりにし、その力強さに圧倒されました。さらに3年西尾の見事な機動力により大幅に陣地を広げるなどし、トライを重ねていきます。その後も相手に得点を許さず、前半をなんと無失点で終えることができました。

 

後半、再開してまもなく相手にトライを決められてしまいます。しかし、その後すぐに一橋大学の猛反撃が始まります。敵を潜り抜けトライを決めます。後半はスクラムの強さだけでなく、パスの見事な連携で相手を潜り抜け、さらにトライを重ねます。
試合終了間際も、最後まで粘り得点を目指します。粘った結果、終了間際にさらにトライを決め、70-7の差で一橋大学の勝利となりました。

 

対抗戦最終節は、大差をつけ見事勝利を収めることができました。応援することは叶いませんでしたが、初めてラグビーの試合を観戦することができ、観戦しているだけで非常に熱くなれる試合でした。
今後も試合を直接応援することは叶わなくとも、このような形で力になることができればと思っております。

 

一橋大学体育会應援部三年 鵜田祥子


ラグビー部にとって今季初の有観客試合でもあり、保護者の方やOBOGの方々も多く応援に駆けつけてくださいました。また、自分にとっても人生で初めてのラグビー観戦となり、始まる前から胸が熱くなる気持ちでした。

 

まず前半、先制点を取ったのは一橋大学です。パスを繋いでいき、力強いタックルで押し込んでトライを決めました。5番後藤さんや11番徳富さん等4年生の方々を中心に繰り広げられるチームプレーからは、チームワークの強さを感じました。それ以降も、相手の攻撃をしっかり抑えつつ着実にトライを決めていき、大きなリードを作ります。ボールを持って選手が走り抜けていく場面では、部員一同興奮が抑えられませんでした。

 

続けて後半、相手に1度トライを取られてしまうものの、まだまだ一橋の勢いは止まりません。相手にキックで陣地を回復された後も、しっかり立て直して防ぎきり、2年鈴木のランで一気にゴール前まで進みます。また、スクラムで押し進んでいく一橋の強さは圧倒的で、そこから14番澤井さんがトライに繋げた場面は印象的でした。さらに、1年山本からパスを受けた1年高田がトライを決めるなど、期待の1年生も大活躍でした。3年西尾のキックも決まり、勢いが止まることなく点を重ねていきます。

 

結果、試合終了まで一橋が力強く攻め続け、70対7というスコアで一橋大学が勝利しました。

自分たちの存在がどれほど力になったかは分かりませんが、応援の気持ちが少しでも伝わっていることを信じ、これからも応援を伝える方法を模索していきたいです。

 

一橋大学体育会應援部三年 上口愛里


弊部としても久しぶりの観戦となり、部員一同ワクワクしながら試合に向かいました。

14時に成城大学のキックオフで試合開始。序盤からフルバック3年西尾のキックが冴え、陣地を獲得していきます。両翼ウイングのステップを用いたランプレーも光ります。開始早々ゴーンラインに迫ると、スクラムからのワンプレーでチャンスを作ります。その後ラックでのプレーから1トライ目を奪います。コンバージョンキックは失敗するもののいい流れを作ります。序盤から特に西尾は足がよく動いていました。
前半から一橋大学の勢いは止まりません。評判通りの強いスクラム、ロック3年村山の強烈な推進力でどんどん進んでいきます。こちらの体の大きさへの対策からか、なかなかモールでの押し合いを行わせてもらえません。ラックの多い展開で、コラプシングこそ取られていないもののモールでのプレーは少ない試合でした。ある種相手の対策が生きている、と感じた場面でもありましたがそれをものともしないバックスの突破力はさすがの一言です。前半はバックスの勢いそのままにウイングやセンターが切り込んでいき、合計5トライを奪う快進撃でした。流れを相手に渡さないゲーム展開に興奮が止まりません。スコアは27-0です。
後半に入ると、序盤にこちら側のオフサイドなどから陣地をジリジリと削られます。厳しい展開の中でもフッカー2年佐藤のタックルなどで何とかゴールラインを死守します。しかしながら最終的に中央付近で後半1つ目のトライを奪われます。そのままコンバージョンキックも決められ、少し流れが向こうに傾きかけました。
ですがここですぐに切り替え、悪い流れを断ち切りました。バックスとして交代した1年内村のランプレーも目立ちます。後半はタックルを受けた後のリカバリーでラックだけでなく、スピードを重視したオフロードパスなども多数見られました。その結果、相手の隙を突いたナンバーエイト4年島田さんの突破なども目立つようになってきました。すぐにトライを奪い返した一橋大学はそのままどんどんトライを奪っていきます。
ベンチメンバーを使い切った成城大学を突き放しにかかる一橋大学は、フルバックやウイングによる突破もどんどん決めて得点差を離していきます。観戦も大声は出せないものの、ボルテージがどんどんあがっていきます。キック精度は少し下がりつつも、それを凌駕する運動量で相手を倒していきます。
そして最後の最後まで一橋大学が成城大学を圧倒して、試合終了です。後半のスコアは43-7。フルゲームでも70-7と完勝を収めました。両チームともノックオンなど少なく、しまったゲーム展開でしたが一橋大学のパス精度やスクラムの強さがとても光った試合でした。我々應援部員としても大興奮のゲームでした。今後また応援、観戦が行えることを楽しみにしております。

 

一橋大学体育会應援部三年 榊凌ノ介


この試合はラグビー部の対抗戦最後の試合で、加えてラグビー応援は長らくの間行うことができていなかったためほとんどの部員にとって初めてのラグビー応援ということもあり應援部員の士気も十分です。

 

試合が始まり、早速一橋大学の強さを見せつけます。スクラムで相手を圧倒し、得点に繋げていきます。終始一橋大学の優位で試合が展開します。数々のトライを決めていきます。3年西尾がキックも成功させ、前半は27点を獲得します。ラインアウトでは一橋大学のチーム内で1番体格のいい3年村山が体を張り、存在感を示します。守備もタックルが決まるなど堅実で、無失点で成城大学を抑えます。27-0で前半が終了します。

 

後半が始まり、一橋大学のディフェンス陣の健闘もありましたが、序盤で成城大学にトライを決められてしまいます。しかしそこからはしっかりと切り替えることができ、再び一橋大学の優位となります。4年徳富さんの走りや4年島田さんの好プレーが光ります。前半よりも勢いを増した一橋大学は数々のトライを決めていきます。守備も抜かりはなく、成城大学を圧倒し得点を許しません。試合終了まで残り数分、となったところでもさらにトライを決めます。そして猛攻の末、後半は43点を獲得します。合計得点が70-7で試合は終了します。

 

ラグビーの最後の一戦、しっかりと勝ち切ることができました。一橋大学ではラグビーの試合において声を出してなどの応援はできませんが、應援部が試合観戦にいることで存在感を示し、それが応援となるように日々の練習を精進してまいります。

 

一橋大学体育会應援部三年 辻本佳穂


今回は、今体制最初で最後のラグビー部の試合観戦でした。先日壮行会を行わせていただいたラグビー部の皆さまに何としても最終戦に勝ってほしいという思いで試合観戦に臨みました。
試合では、終始一橋大学の攻撃の勢い・守りの強さが発揮されました。前半開始直後、成城大学のキックをレシーブした一橋大学は一気にエンドラインまで攻め込み、早々にトライを奪いまずは5点を獲得しました。オフェンスの勢いに一気に観客席も盛り上がります。サイドライン近くでのトライということもありコンバージョンキックは惜しくも外れてしまいましたが、その後も攻撃の勢いは衰えませんでした。力強いスクラムで相手を押し返し、27-0と大きくリードして前半を終えました。圧倒的な戦況に気持ちが高まりつつも、ここで油断せずこの後も手堅く勝ち切りたいという思いで、後半の試合も観戦しました。
後半戦でも、一橋大学は好調でした。途中成城大学に7点を奪われてしまうものの、オフェンス・ディフェンス共に崩れることは最後までありませんでした。後半では15番西尾くんのコンバージョンキックもたくさん決まり、どんどん相手との点差が開いていきました。一方、混戦になった際のパワー感や素早いパス回しにも追いつく力強いタックルなど、隙が無いディフェンスが後半もたくさん見られました。特に、5番後藤さん、8番島田さんの、攻める相手に負けずに追いつき、タックルで勢いを打ち消すプレーが多く見られたことがとても印象的でした。試合終了まで勢いが衰えない一橋大学は、70-7の大差をつけ最終戦を勝利で飾りました。
今回の試合では一橋大学ラグビー部の皆さんの活躍をたくさん目にすることが出来ました。今後もどのような応援の形態でも、應援部が少しでも力になりたいと強く思った一戦でした。

 

一橋大学体育会應援部三年 永松英恵


関東大学対抗戦の最終節ということもあり、会場にはOBOGの方々や選手の保護者など、多くの観客が集まりました。我々應援部としては応援はできないもののラグビー部の勇姿をしっかりと見届ける心構えで臨みました。

 

前半から、試合は一橋のペースで進みます。序盤からスクラムでの優位性が目立ちます。成城大学相手に体格的に勝る一橋がスクラムで圧倒し、攻守共に安定感のあるプレーを見せます。また、ラインアウトなどのセットプレーでも相手にプレッシャーを与え、相手の反則を誘発します。その中心にいたのは3年生村山選手と4年生の後藤選手。そのフィジカルを活かしたプレーで度々相手の脅威となります。

 

そして、フォワード陣に続いてバックス陣も好プレーを見せます。スタンドオフ白石選手の背後へのキックパスや徳富選手、澤井選手の両ウイングによる華麗なステップとスピードで相手守備ラインを切り裂きます。安定感のあるフォワード陣とそれを得点につなげるバックス陣の活躍により、前半を27対0で成城大学を圧倒します。

 

後半は、勢いを強めさらに相手との差を広げます。前半から活躍を見せていたフォワード陣はさらに攻勢を強め、スクラムでは毎度の如く相手に押し勝ちます。また、途中から出場した1年生フォワード高田選手も1年生ながらその体の大きさを活かしたランで相手ディフェンスの脅威に。バックス陣もウイングの突破力を前半に引き続き見せ、相手を圧倒します。さらには、フルバックの西尾選手が随所で華麗なステップを見せ、キックと共に高い技術で一橋の後半の攻撃を引っ張っていきます。終盤の体力の厳しい時間になっても一橋はキャプテンの島田選手を中心にフォワード陣が豊富な運動量でピッチを縦横無尽に走り回り、わずか1トライしか相手攻撃陣に許さず。結果、見事70対7で一橋の圧勝に終わりました。

 

自分は一橋のラグビー部の試合を見ることは今回が実は初めてでしたが、1つ感じたこととしては部の雰囲気の良さがそのまま試合に良い影響を及ぼしていることです。試合の合間合間の掛け声がとても印象的で、試合に終始集中して選手たちが臨めていたのはこれが理由だと実感しました。これまで交流が少なく応援も行く機会がなかった應援部とラグビー部でしたが、今回の素晴らしい勝利を通じて、ラグビーの面白さを應援部は理解できたと共に、ラグビー部の方々にも我々の応援する気持ちを感じていただける良い機会になったと思います。

 

一橋大学体育会應援部三年 村木俊一


應援部として試合を観戦することは近年では初めてのことであり、部員も大変楽しみにしながら試合会場に足を運びました。今年最後の対抗戦ということもあり、一橋大学チームからは気合い十分なことが観客席まで伝わってきました。

 

14:00、成城大学のキックから試合は開始しました。一橋大学はボールをしっかりキャッチし、果敢に敵陣に攻め込みます。守備陣の合間を駆け抜けてどんどんとゴールラインに近づいていき、試合開始から数分でトライに成功しました。一橋大学が先制し、5-0とします。試合開始直後の得点に観客席からも歓声があがり、應援部員も拍手で後押しします。そしてここから、一橋大学の流れは止まりません。自陣に下がることこそあれど、キックや素早いパス回しによりゴールラインに進んでいきます。11番ウィングの徳富の活躍などもあり、終始一橋ボールで圧倒するまま前半が終了。相手チームを無失点に抑え、27-0として折り返します。

 

後半は一橋大学のキックで試合開始です。相手にボールを取られるもすぐに取り返し、再び一橋大学の攻撃としますが、相手チームの守備により思うように進むことができません。後半3分、成城大学がキックで大きく前進しゴールライン付近まで上がってきます。スクラムによりトライのギリギリまで攻め込まれましたが、9番鈴木がボールを奪いパス、キックによりこの危機を逃れました。しかし再び相手チームが前進し、後半6分頃、トライを決められてしまいました。キックも成功しここで27-7です。後半15分には、5番後藤が華麗に守備陣を抜いてトライしました。15番西尾がキックも決めて、34-7とします。一橋大学が再び流れを掴みます。後半から出場した、19番1年生の高田の強気に前に進んでいくプレーや、10番白石から14番澤井へのパスからのトライ、さらに西尾も走り抜けてトライを決めるなど好プレーが続き、後半30分を過ぎたところで48-7となり、大幅なリードです。そのまま一橋大学が圧倒し、最終的には70-7として試合は終了となりました。

 

後半は、前半よりも相手に止められる場合が多く、思うように前進できない場面もありましたが、ひとたびスクラムを組むと一橋側がどんどんと押していき、力で圧倒していることを感じました。最終節という、ラグビー部にとっても非常に大切な1試合を観戦できたことをうれしく思いますし、またそこでの選手の勇姿には大いに力をいただきました。

 

一橋大学体育会應援部 第六十七代副将 梶谷綾郁


人生初めてのラグビー観戦に胸が高鳴る中、試合開始。あっという間にトライを決め先制したのは一橋です。その後も試合の主導権を握り続け、相手チームにタックルされてもなお走り続ける粘り強いランや、ラックやモールで出たボールを素早くかつ正確に流していくパスが印象的でした。相手チームに隙を与えず、27-0で折り返します。

 

後半では一時トライ、ゴールを決められてしまう場面はあったものの、一橋の勢いは止まりません。#10白石からのパスを#5後藤がキャッチしそのままゴールラインへ走り抜けトライを決め、#15西尾によるゴールも決まり、34-7と点差を広げていきます。
#9鈴木のロングランや、#12小川のタックルなどそれぞれのポジションの選手の光るプレーに、初心者ながらに鳥肌が立ちました。
またメンバーの交代も多く行われており、特に長らく怪我で対抗戦に出場できていなかったFWリーダー#17大島が入った際は個人的に大変嬉しかったです。そして、最後の1秒まで点をもぎ取ろうと果敢に挑んだ一橋は、最終スコア70-7で見事勝利しました。
大きな声で連携を取りながら、各々のポジションで任された役割を完遂する姿は、当たり前のことなのかもしれませんが、まさにチームプレーと言えるもので、大変かっこよかったです。

 

一橋大学体育会應援部 第六十七代チアリーダー長 西間理菜


今回は島田組で行う最後の対抗戦であったため、多くの方が観戦に駆けつけていました。私達應援部も初めてのラグビー観戦に沸き立っておりました。成城大学のキックオフで試合が開始。試合序盤から一橋のダイレクトキックが決まり、トライに大きく近づきます。スクラムで相手を圧倒し、一気に先制点を追加。その後もゴールライン中央付近でグランディングを決める等好プレーが続き、しっかりとコンバージョンキックも決まります。ラインアウト等のプレーでも相手にプレッシャーを与え、逃したボールも確実に拾いに行く等粘り強い姿勢が印象的でした。安定感のあるプレーにより前半を27ー0と大きくリードした形で終えます。

 

このまま成城大学を引き離したい後半、一橋大学のキックにより試合再開です。再開直後、相手のキックにより成城大学がゴールライン付近まで上がってきて攻め込まれる状況もありましたが、9番鈴木がボール奪いパス、ピンチを免れます。後半6分頃トライやコンバージョンゴールを決められるも、そのまま相手の流れには持っていかない一橋。4年後藤(#5)のトライ、3年西尾(#15)のキックも決まり、34ー7と点差を広げていきます。後半は選手の交代もあり、途中から出場した1年高田(#19)や4年大島(#17)も果敢に攻め込んでおりました。今回の試合で特に印象的だったのは、たとえ大きくリードしていても、最後の1秒まで貪欲に得点を狙い続ける一橋のチームの姿です。勝利が確定している残り1,2分になっても相手ディフェンスを交わして走り続け、着実にトライを決める姿に強く感激いたしました。最終スコアは70ー7、と成城大学の10倍のスコアで見事勝利。試合後に選手が敵味方関係なく入り混じり、互いの健闘を称え合っている姿に、これがノーサイドの精神かと強く感激しました。

 

初めてのラグビー観戦でしたが、その迫力と試合展開の速さ、選手の熱量に強く圧倒されました。私達4年生が現役部員として応援できる機会はもうありませんが、また観戦に伺いたいです。

 

一橋大学体育会應援部 第六十七代吹奏責任者 松井優


11月25日金曜日に練習見学と壮行会、15日火曜日にはラグビー体験をさせていただいていたため、競技理解や部員の皆さまに対する理解もより一層深めたうえで観戦に臨むことができました。有観客試合ということで、多くの観客が集まっており、会場がおだやかな賑わいをみせていました。
事前にインプットしたルールを思い出したり、ラグビー経験者の部員2名の解説を受けたりしつつ、試合観戦スタートです。
試合開始早々、一橋のトライが決まりました。続くゴールポストを左斜め前にした位置からのキックは、少々風が強いこともあり決まりませんでした。お隣で観戦をしていらっしゃったラグビー部のOBの方いわく、キックはかなり風に左右されるとのことで、経験を積んでいる選手でも難しいことなのだと分かりました。その後もトライを重ね、リードを広げていきます。体験会で教えていただいた、パスやタックル、実際に持ち上げていただいたラインアウトなど、スピード感や迫力のあるプレーを目の前で見ることができ、気分が高揚しました。前半は成城大学に点を取らせることなく、27-0とリードしたまま終了しました。
続く後半戦。試合再開序盤、成城大学にトライを許してしまいます。難しい角度からのキックにも成功し、計7点追加されてしまいました。しかしここから一橋のトライが続きます。次から次へと決まるトライ・キックに大興奮の部員一同。余裕があるときは、しっかりとゴールポストの真下へトライを決め、キックの成功率を上げていきます。また、スクラムも必ず一橋が押しており、その強さを実感することができました。
時折OBの方とも会話をさせていただき、以前卒部された應援部員のお父様(一橋ラグビー部)と同期の方ともお話しいたしました。後半の40分もあっという間に過ぎ、70-7で勝利です。
試合中、選手の皆様の声がよく聞こえました。特に一橋のラグビー部の方々は、練習のときから活気があったと感じていましたが、本番もチームや自分を鼓舞する声が会場に響いており、観戦している私も気持ちが高まりました。「紳士のスポーツ」と呼ばれるラグビー、選手・スタッフの皆様の優しい人柄と試合中の真剣で勇ましい姿がとても素敵でした。ラグビー部は12月17日・18日の三商大戦が最後の試合となります。皆様らしく素敵な試合をできるよう、応援しております。

 

一橋大学体育会應援部 第六十七代総務 三浦莉央


壮行会や交流会を経て、一気に本年度で仲の深まったラグビー部の試合観戦が遂に許可され、部員一同高揚しながら観戦いたしました。私といたしましても、久方ぶりのラグビー観戦でございまして、胸が高鳴っておりました。

 

試合開始直後、早々に一橋大学のトライが決まります。厳しい角度や試合を通じて吹いていた強風に阻まれ、キックは不成功となりましたが、非常に幸先の良いスタートでありました。成城大学も果敢に攻め込むものの、力強いタックルや堅牢なスクラムを武器に、全くと言って良いほど成城大学を寄せ付けませんでした。流れを手にした一橋大学はその後も次々とトライを決め、無失点のままに27-0で前半を折り返します。

 

後半開始後、相手に一瞬の隙を突かれてトライを許します。キックも成功したことで27-7と点差を縮められます。ですが、これで再び火のついた一橋大学、一気にペースを上げて更にトライの山を築きます。個人的には、一年時に同じクラスに在籍していたの日高が途中出場した際に大変興奮いたしました。実際に本人とクラスで話した機会は少なかったものの、こうして体育会の仲間として3年越しに再び交わる機会を得て、スポーツの力に感動した次第でございます。さて、試合は終始一橋大学のペースで進みます。オフェンスは言わずもがな、ディフェンスでも要所で学年を問わず活躍が見られ、安定した試合展開をしておりました。最終スコアは70-7と、その力を見せつけておりました。

 

私といたしましては、初めて眼前で一橋ラグビー部の試合を観戦し、その力強さに非常に驚かされたと同時に、観客の方の多さにも驚愕いたしました。本年度初の有観客試合であったという要素もあるかもしれませんが、多くのOBの方々やご親族やご友人と見られる方々、地域のラグビースクールの小学生なども観戦にいらっしゃっておりました。一部のOBの方も気さくに我々にお声を掛けてくださり、観客席の和やかさも印象に残っております。我々が今まで全く知らなかった場所でこのような温かい応援を通じた交流が存在していたことを知り、自分の狭窄な世界を非常に恥じ入りましたと同時に、應援部として体育会に貢献し、それを通じて一橋大学を振作する可能性はまだまだ広範に残されているのだと知りました。我々幹部はあと1ヶ月程で引退いたしますが、最後まで視野を広く持ち視座を高く据え、應援部員として各領域に貢献できることを探し続けていこうと強く感じました。

 

一橋大学体育会應援部 第六十七代リーダー長 三河奎介


ラグビー部とは昨年、本年度主将を務める島田に直接「應援部と繋がりたい、応援してほしい」と言われ、何がなんでも今年中に繋がりを作りたいと思っておりました。ですが感染対策の都合上、今年に入ってもこれまで部として関わりを作ることは中々難しく一時期は諦めかけましたが、最終戦に向けて壮行会を行えただけでなく、試合が有観客開催となり、関係性構築が実現したことをまずは嬉しく思っていました。部員も、壮行会前の練習見学に参加するだけでなく、ラグビー体験も行い、「楽しみ」という声を多く聞く中で観戦を迎え、部員一同興奮している様子が窺え、またしても嬉しく思っておりました。

 

迎えた試合当日。いつも目にするラグビー場が試合会場に変わり、保護者の皆さま、OBOGの皆さまをはじめ近隣のキッズラグビーチームも観戦に来るなど、会場全体が一体となって一橋大学を応援する雰囲気がまた、「やっと観戦に来れたのだ」と実感する要因となりました。

 

興奮と緊張を感じる中、試合開始です。試合開始早々、一橋大学のトライが決まります。他の競技とは異なるスピード感、その中に見受けられる選手のスキルにパワー、タックルの力強さに自分自身が圧倒されているうちのトライに、大興奮しました。3年西尾によるコンバージョンキックは決まりませんでしたが、近くにいらっしゃったOBさんより風の影響についてお聞きし、普段の練習場で試合が行われていつつも、キックを決めることが難しいほどの風の中でプレーをしていることに衝撃を受けました。前半は、私自身が初の観戦であったためプレー一つひとつを確認しつつも、スクラムからも一橋が押していることを感じ、無失点のまま次々にトライを決める一橋の強さに圧倒されていました。このまま27-0の状態で前半終了を迎えます。

 

続いて後半、開始早々に成城大学にトライを決められてしまい、27-7。リードしている状態ではありますが、リードを広げたいところです。ここで一橋大学の強さが窺えました。次々とトライを決め、時にはトライを決める際にゴールポストの裏まで回るプレーも見られ、コンバージョンキックも決まり、点差を一気に広げていきます。途中、初観戦にもかかわらず私にとってはラグビー部同期の最後のプレー姿なのだと少し寂しく思いつつも、彼らの力強いプレーに感動し、また主将島田がトライを決める場面もあり、個人的には去年から応援に向けて話していた相手であるからこそ嬉しさを感じました。最終的には70-7と、圧倒的な強さを見せ一橋大学の勝利で試合が終了します。

 

初めての観戦ではありましたが、ラグビー競技の面白さだけでなく、壮行会などを通してラグビー部の皆さまの優しさ・雰囲気の良さに触れ、観戦を行うことができ本当に良かったと感じました。渉内を務めます私自身はあとわずかで引退ですが、後輩の皆にはこの観戦や壮行会などを通して得た・感じたことを忘れることなく、今後もラグビー部のために励んでほしいと思っております。来年度以降も、ラグビー部と應援部との繋がりが途切れることなく続いていくことを心の底から願っております。

 

編集代表

一橋大学体育会應援部 第六十七代渉内 野沢紗夏