5月3日、関東学生ハンドボール連盟春季5部リーグ第5戦対神奈川大学戦が茨城県の開智望小学校にて行われました。5部昇格後、リーグ戦4戦全勝と勢いに乗る一橋大学ハンドボール部はリーグ戦1勝3敗と流れに乗り切れない神奈川大学と対戦。調子の良い一橋大学が危なげなく勝利し、4部昇格に王手をかけると思っておりました。
しかし、前半開始早々一橋大学は神奈川大学に立て続けに3失点を献上してしまう。というのも、ここまでのリーグ戦で出場がなかった神奈川大学の背番号20番に対し、うまく対処ができなかったからである。だが、そのままやられてしまわないのが今の一橋。その直後、一橋大学の背番号10番仲谷の2連続ゴールで神奈川大学に喰らいつく。その後、一橋大学のエース背番号8番石原さんの活躍や神奈川大学の背番号20番のゴールなどにより、両チームは一進一退の攻防を繰り返す。しかし、我らが守護神背番号12番冨高さんがスーパーセーブを連発し、前半は16対13と一橋大学がリードして折り返した。
後半に入ると、一転して一橋大学のペースに。後半開始早々、背番号15番鷲尾さんの2ゴールなどで4点を先取すると、そのまま流れに乗った一橋大学は危なげない展開で試合を進めていく。前半9ゴールを奪われて対応に苦戦していた神奈川大学の背番号20番に対しても、守備の要背番号3番の田口さんを中心に集中した守備で仕事をさせない。試合終盤、点差を10点以上広げると1年生の背番号19番阿部がピッチに登場。ゴールこそなかったものの、1年生とは思えない落ち着いたプレーで一橋大学をさらに勢いづかせた。試合終了間際、神奈川大学が連続で4ゴールを決め、最後に息を吹き返すも、ここで試合終了。終わってみると31対20で一橋大学が神奈川大学を圧倒し勝利。
試合後の個人のスタッツを確認していくと、背番号5番横田さんが6ゴールでさらに決定率85.7%、背番号8番石原さんは7ゴールで決定率70%という大車輪の活躍が見られた。また、背番号12番冨高さんはセーブ率65.2%という驚異の数字を叩き出した。しかし、特筆すべきは特定の選手だけでなく、試合に出た計7人が様々なシチュエーションでゴールを決めたことである。様々な得点のバリエーションがあることは上位のリーグに進出する上で必要不可欠になるものだと思う。結果、リーグ戦5連勝を収め、4部昇格に王手をかけた一橋大学はリーグ戦全勝で4部昇格を決めるため、春季5部リーグ第6戦國學院大学戦に挑みます。
我々應援部もハンドボール部が最大限の力を出し、昇格できるよう本気で応援していきたいと思います。
一橋大学体育会應援部二年植田悠真