9月28日、アミノバイタルフィールドにてアメリカンフットボール部秋季リーグ第2節、対芝浦工業大学戦が行われました。第1節の対東海大学戦では勝利を収めていたため、この第2節も勝利して連勝街道に乗り、一部昇格に向けて勢いをつけたいという気持ちで応援に臨まさせていただきました。
第1クォーターは相手芝浦工業大学側のキックオフから始まりました。まずは2番西口選手のリターンで勢いに乗り、その勢いのまま31番鈴木選手が見事タッチダウンに成功しました。その後のキックも23番寺島選手が正確に決め、試合序盤の得点ということで観客席も多いに盛り上がり、応援にもより一層熱が入りました。しかし、その後は相手の反撃もあり、均衡した試合が続き、第1クォーターが終了しました。
続く第2クォーターでも均衡した試合がしばらく続き、迎えたクォーター中盤、0番野口選手が密集の中を一人抜け出しタッチダウンに成功します。その流れのままわずか3分後にはサイドでボールを受けた1番三森選手のタッチダウンで差を広げ、前半だけで20点以上の差をつけます。観客の皆様の盛り上がりも最高潮に達し、喜びをハイタッチなどで分かち合いました。第2クォーター終盤に惜しくも相手にタッチダウンを決められてしまいましたが、それでも一橋が大きくリードしたまま第2クォーターを終えました。
その後のハーフタイムショーで全力で芸を披露し、観客席も程よく温まった状況で第3クォーターが始まりました。後半開始から一橋の猛攻が続きます。相手の粘り強い守備に苦しみますが、11番木村選手が華麗な身のこなしで敵を一人かわし、追ってくる相手を振り切って見事にタッチダウンに成功しました。第3クォーターの序盤でのCRIMSONの得点に客席も沸き、選手の皆さんからもまだまだ得点を取ろうという気迫が伝わってきました。そしてその直後、今日一番のプレーが生まれます。相手が蹴り上げたボールを自陣深くでキャッチした2番の西口選手が俊足を生かし独走、次々と相手を抜き去ってなんとタッチダウンを成功させました。このスーパープレイに選手の方々やスタンドの観客、応援部員一同も狂喜乱舞、応援にさらに熱が入りました。
そして迎えた最終第4クォーター。ここで相手も反撃に出ます。開始早々タッチダウンを許し点差を詰められてしまいました。その後一橋が盛り返してタッチダウンまで残り2ヤードまで迫りますが、相手の固い守備に阻まれ逆に再び相手の猛攻を受ける形となります。しかし、ここを粘り強い守備で抑え切ったCRIMSON、見事35−14で大きな勝利を収めました。
この勝利によりCRIMSONは秋季リーグ開幕から2連勝を飾り、いい波に乗って次の試合に臨める状況となりました。ここから長く続く秋季リーグも全戦全勝、そして一部昇格を果たせるように我々も全力で応援させていただきたいと思います。
一橋大学体育会應援部 1年 加藤滉一朗