6月1日、アミノバイタルフィールドにて春季オープン戦対桜美林大学戦が行われました。対戦校の桜美林大学はTOP8に所属する強敵でしたが、今後秋シーズンにてBIG8への昇格を果たしていくためにも、絶対に勝ちたいという気持ちで臨みました。
1Qはクリムゾンのレシーブからスタートします。序盤はファーストダウン獲得まで残り1ヤードのところまで攻撃を進めますが、パントを選択し攻守交替となります。相手も同様の状態が続き、攻守一体の状態が続き、1Qが終了します。先制点を勝ち取るためにも、観客席にいるクリムゾンの新入生たちとも観客席を盛り上げます。
2Q目は桜美林大学から一橋大学への攻撃交代からスタートします。攻撃権を獲得するも、相手にQBサックを決められてしまうなど、なかなか攻め切れない状況が続きます。状況を打開するためにも、楽器の音色やサイドラインを用いてチームを鼓舞します。しかし、#2西口選手や#0野口選手のタックルにより相手の猛攻を防ぎ、攻守交替に持ち込みます。その後、#7江原選手から#26島本選手へのパス成功、#17大音選手のランプレイにより徐々にエンドゾーンへと進んでいきます。そこに#7江原選手から#19石田選手へのロングパス成功のビックプレイにより大幅ゲインに成功します。このビックプレイには応援部・観客席一同大盛り上がりとなりました。タッチダウン直前まで進むも、最終的には#89島倉選手によるフィールドゴールを選択、3点を先取します。このまま優位な状態で試合運びができるよう応援部一同全力で応援しますが、2Qの残り時間でタッチダウン、トライフォーポイントにより7点を獲得され、3-7で前半を折り返します。
3Q目はクリムゾンのキックからスタートします。3Qの序盤は膠着状態が続くも、#2三森選手による相手校のパントをキャッチすることによる相手陣地の縮小などで試合運びを有利に進めていきます。#28青木選手、#17大音選手のランプレイを皮切りにファーストダウンを獲得していくも、インターセプトされてしまいます。ランプレイにより大幅ゲインされてしまう場面もありましたが、#47大音選手によるロングパスのカットなどにより危機を救い、攻守交替へと持ち込みます。3Q目の広範はなかなかエンドゾーンまで攻め切れない状況が続き、応援部も声を出し続けて応援します。その後攻守交替されてしまうものの、引き続き3-7で最終クオーターへと移ります。
4Q目はクリムゾンのディフェンスから開始しました。エンドゾーン近くまで攻め込まれるも、4th&3の場面で#0野口選手による4th down stopが決まり、見事ファーストダウン獲得を阻止して攻守交替となります。このナイスプレーには観客・応援部ともに大盛り上がりとなります。エンドゾーン近くからセンターラインまで攻撃を進めますが、パントを選択し攻守交替となります。その直後、相手にランプレイによるビックゲインを決められてしまいますが、このピンチを守り抜けるよう声援を送り続けます。果敢にディフェンスを行うも、タッチダウン・トライフォーポイントにより7点を獲得されてしまいます。最後まであきらめない選手を鼓舞するためにも声援を送り続けます。残り時間1分を切ったころに、#6南選手によるQBサックによるファンブル成功により、攻守交替します。残り時間10秒となったところに、#7江原選手から#19石田選手へのロングパス成功、タッチダウンに成功します。その後、9-14で試合が終了しました。
結果的には敗北となってしまいましたが、最後まであきらめず得点を狙うクリムゾンの選手の皆さんの姿に心を打たれました。秋シーズンの応援では、応援部も1年生を引き連れてパワーアップした応援でクリムゾンのBIG8昇格を後押しして参ります。
一橋大学体育会應援部第七十代主将 谷水小百合