谷水小百合

アメリカンフットボール部 秋季リーグ第4戦 対専修大学戦

10月27日、東海大学平塚グラウンドにて対専修大学の試合が行われました。

アメリカンフットボール部の2部優勝をかけた試合として、我々もより一層の気合を込めて応援に臨みました。

 

初手はクリムゾンのレシーブから開始されました。1Qでは手堅いディフェンスによってすぐオフェンスに転じることができました。その後、10番小峰選手がパスキャッチを成功させ、大幅なゲインにつながります。しかしそれ以降の攻撃を相手のディフェンスに阻まれ、エンドゾーンより約30ヤードの地点にて4th&10に至ります。23番中西選手がフィールドゴールを狙うも相手のディフェンスに阻まれ、惜しくも得点獲得につながりませんでした。攻守交替したものの、すぐにインターセプトにより2番三森選手がタッチダウンをきめました。これには観客席も大盛り上がりの状態となりました。その後も23番中西選手がしっかりキックを決め、得点は7-0となります。しかしその後専修大学は着実にヤードを獲得し、逆にタッチダウンし返される状況に陥ってしまいました。しかしながらキックに失敗し、1Qを7-6で折り返します。応援部も、この状態から巻き返されぬよう必死に声援を送ります。

 

2Qでは膠着状態が続きます。59番山下選手のタックル、52番玉木選手・3番西口選手の2人がかりのディフェンスなど、好プレイでクリムゾンのオフェンスに持ち込みますが、攻め切ることができず、専修大学のオフェンスに持ち込まれます。自陣エンドゾーンより約25ヤードまで攻め込まれますが、相手チームの反則により後退し、相手チームは1st&15へと後退します。この後退を活かして相手チームにファーストダウンを獲得させないことに成功し、専修大学はフィールドゴールを狙うも、失敗に終わります。しかしながら2Qではこれ以上得点獲得につながらず、依然として7-6のまま前半を折り返します。応援部も観客の方と一体になり声援を送り続けます。

 

3Qはクリムゾンのオフェンスからスタートします。序盤は7番江原選手のパスを11番上坂選手がキャッチし、相手エンドゾーンより約40ヤード地点まで攻め込みます。しかしその後のプレイで3rd&13、4th&20へと押し込まれてしまい、ディフェンスへと移ります。その後は相手にランプレイで大幅ゲインされながらも59番山下選手、1番三森選手がこれを食い止めるなど、一進一退の攻防が続きます。この状態には我々応援部もより一層熱のこもった応援を送ります。しかし3Q残り3分で自陣エンドゾーン付近まで押し込まれ、力強く粘りますが、専修大学にタッチダウンを決められてしまい、得点は7-12となります。まだまだ逆転を後押しできるよう、部員一同となって観客の方と一緒になって声援を送ります。引き続きクリムゾンのオフェンスへと移りますが、相手チームに押し込まれてしまい、4th&25で3Q目を終えます。

 

最後の4Q、絶対に逆転勝利ができるよう、選手が観客席から近かったこともあり、声援を送る声により一層の力が入ります。最初はディフェンスへの攻守交替から始まるも、パントにより大きく自陣を回復します。このあたりから雨が強くなり始めましたが、負けじと声援を送り続けます。しかし、相手チームのランプレイにより大幅ゲインされ、再び自陣エンドゾーン30ヤード地点まで攻め込まれます。67番佐藤選手の相手QBへのプレッシャーなどにより専修大学はパス失敗、相手チームのファーストダウン獲得を阻止しますが、フィールドゴールにより点差を広げられ、7-15となります。クリムゾンのオフェンスへと移るも、なかなか攻め切ることができず、苦しい状況が続きます。2nd&20へと追い込まれパスやランプレイでヤード獲得を狙いますが、攻守交替でディフェンスへと移ります。ディフェンスでも奮闘しますが、再び自陣エンドゾーンより約30ヤード地点まで攻め込まれ、相手チームにフィールドゴールを決められ、点数は7-18へと移ります。その後も相手エンドゾーンより約40ヤード地点まで攻め込みますが、得点獲得には至らず、最終的に7-18で敗北となりました。

 

最初の展開から一転して後半は相手チームに押され気味の苦しい展開が続きましたが、それでもあきらめず勝利を狙う選手の方々の姿に心打たれました。今後の試合においても、応援部が微力ながら勝利に貢献できるよう邁進いたします。2年前の入れ替え戦にて敗北し、惜しくもBIG8昇格を達成できなかった雪辱を果たし、悲願のBIG8昇格を後押しして参ります。

一橋大学体育会應援部第69代主将 谷水小百合