皆様お久しぶりです。二年部員の堀江由伸です。まだ生きております。
1年の三澤から部員日記を回されてしまいました。どうやら文章を書くことがうまいと思われているようですが、今回はレトリックなど一切ない無機質な部員日記を書かせていただきます。フレッシュさあふれる(?)一年生の部員日記が続いていたので、重苦しく感じてしまう方もいらっしゃるとは存じますが、ご容赦願います。
さて、今回は私の数少ない趣味の一つであるプロ野球の話をしたいと思います。9月も終わりに近づき、ペナントレースも最終盤に入ってまいりました。というか、すでにパリーグでは福岡ソフトバンクホークスがすでに優勝を決めましたね。ホークスファンである一年部員の加藤も、さぞ悦に浸っていることでしょう。セリーグでも、我が巨人軍が9月27日現在でマジック1が点灯しており、4年ぶり39回目のリーグ優勝に王手をかけました。今年の巨人軍の春季キャンプのキャッチフレーズが「笑うアベには福来たる~新風の先に笑顔のseptember~」とのことでしたが、そのとおりに笑顔のseptemberを過ごすことが出来そうです。今年で二番目に嬉しいですね。
ということで、まだ優勝も確定しておらず、CSもまだ開催されていないという状況の中で甚だ僭越ですが、「巨人軍は日本一となれるのか」ということに関しまして少々述べていきたいと思います。
パリーグは、先ほども述べました通りソフトバンクが圧倒的な力をもってリーグ優勝を果たしたことから、CSでも当然勝ちあがってくることが予想されます。ですから、ソフトバンクと対戦するということを前提に話を進めていきたいと思います。
2019年、2020年の日本シリーズでもソフトバンクと対戦した我が巨人軍ですが、結果はいずれも4タテを決められてしまうという結果に終わってしまったことから、ソフトバンクが圧倒的に優位だと考える人々も多いと思います。しかし、祖父の代からの巨人ファンである私は、我が巨人軍が日本一となれると自信をもって述べたいと思います。その理由は以下の通りでございます。
1 ソフトバンクは主力選手の離脱が多い
かねてから柳田選手がケガで離脱していたうえ、近藤選手も今月ケガをしてしまい、試合出場は難しいとことだそうです。打の主力2選手を欠いた状態でのソフトバンクは、攻撃面で大きな不安があるでしょう。今季の我が巨人軍は、安定の戸郷選手や復活の菅野選手、近年と比べて大幅に改善したリリーフ陣など、投手力に強みがございます。2人のいないソフトバンク打線など、王長嶋のいないV9巨人軍のようなものです。(柳田選手が復帰しそうという情報は、聞かなかっかことにしておきます。)
2 シーズン後半の勝率は、我が巨人軍の方が高い
現時点の勝率を見ますと、ソフトバンクが勝率6割を超えており、チームの戦力ではソフトバンクが上だと考える人もいるでしょう。しかし、
シーズン後半(7月以降)の勝率を計算しますと、我が巨人軍は6割1分9厘と好成績を収めているのに対し、ソフトバンクは勝率6割を切っております。後半戦の勢いというのはとても重要で、我が巨人軍が日本シリーズにて大敗した両シーズンは、前半戦こそ独走状態でございましたが、後半戦では前半戦と比べるとあまり調子が良くなく、逃げ切る形でのリーグ優勝となったシーズンであり、後半での失速が日本シリーズの大敗につながりました。ところが今シーズンでは状況が真逆となっており、日本一の機運が高まっているのでございます。
3 現在のソフトバンクは、強力な外国人野手がいない
我が巨人軍が日本シリーズにて大敗した年は、グラシアル選手やデスパイネ選手といった強力な外国人バッターにメチャメチャに打たれてしまったことが大きな敗因となりました。しかし、ソフトバンクは近年助っ人野手の不作に苦しんでおります。日本人だけのソフトバンク打線など、バースのいない80年代の阪神のようなものです。
他にもたくさん理由がございますが、これぐらいにしておきます。なにはともあれ、まずリーグ優勝ですから、明日にも優勝を決めて、早く勝利の美酒に酔いたいと思います。
次の部員日記は、野球にあまり詳しくない庄司君に回したいと思います。よろしくおねがいします。