一人ひとりが主役で 第六十五代広報 安永 真己子

皆さまこんにちは。今年度広報を務めます、安永真己子です。

 

2週間ほど前だったでしょうか、今回バトンを回してくれた山崎と1年チアの岩崎と骨格診断についての話をしまして、詳細は記憶の彼方ですが大笑いしたのだけ覚えています。

骨格診断だとかパーソナルカラー診断といったものは、どのタイプが良い悪いといった優劣はなく、自分の個性を知り、どのようなアイテムが自分に似合うのかを知ることで、自分をより輝かせるためのものなので素敵だなと改めて思いました(適当)

まあ私は自分の骨格もパーソナルカラーも知らないんですけどね。笑

 

さて、これがおそらく私の最後の部員日記になるかと思うと感慨深いです。最後に、今伝えたいことを書きたいと思います。

 

一橋祭ステージまで、泣いても笑ってもあと2週間を切りました。

 

ここ数ヶ月、よくYouTubeなどの配信でライブを観ます。

無観客ライブも多く、たとえ観客がいるライブでも、収容人数には制限があるうえ、コール&レスポンスができなかったりと、ライブ特有の狂おしいほどのファンの熱が直に伝わるあの感じは、味わうことが出来ません。

制限なく観客を動員できて、コール&レスポンスや曲中のコール、歓声で盛り上がれたら、そしてそれを生で味わうことができたならどんなに良かっただろう……全くそう思わないと言えば嘘になります。

しかしどのような形であれ、ライブイベントが無事に開催されたことが嬉しく、そして何より素晴らしいパフォーマンスをみせてくれたことへの感謝の気持ちでいっぱいになります。

 

そしてそれと同時に、刻々と近づく一橋祭ステージのことを思い出します。

 

今回の一橋祭ステージは、無観客での開催となりました。

ステージに立ち、目の前には沢山の観客の方々がいるということの「力」には、本当にすさまじいものがあります。ステージに立った瞬間、その数と熱に鳥肌が立つほど圧倒され、歓声や拍手を浴びるたびに鼓舞され、そしてそれに負けじと、自分の全力をステージ上でぶつけていました。

目の前に観客の方々がいるからこその熱量や、観客の方々の熱量を受けて発揮できる力というのは、間違いなくあると思います。

 

今回のステージには、それがありません。

歓声も、拍手も、ありません。

 

しかし、無観客だろうと何ひとつ変わらないものがあって、それが同じステージに立つ部員たちの存在です。

 

応援部のステージは、決してひとりでは成り立ちません。

私は、センターに立っていようが舞台の端に立っていようが、はたまた舞台の外で大太鼓を叩いたり楽器を演奏していようが、すべての人が主役で、誰ひとりとして欠けてはならないと思っています。

そしてすべての部員が主役として輝き、ステージ上で高め合うことで、ひとりでは決して出せない熱量が生まれると信じています。

 

目の前に観客がいなくても、画面越しには必ず観てくれている観客の方がいます。ステージには今まで共に困難を乗り越えてきた部員たちがいます。

 

今回のステージタイトルは、「今だからこそ心は密に!集め、届けろ応援魂!」です。

部員同士も、そして観客の方々とも「心は密に」、空間を超えて想いをひとつにできるようなステージにしたいと思っています。

そして、部員がステージ上でお互いを鼓舞しあい、そしてひとつに「集め」た想いや熱量、つまり「応援魂」を、画面上の観客の方々に全力で「届け」ます。

 

オンラインでの開催ということは、遠くに住んでいたり、都合が合わなかったりと、今までは直接大学に足を運ぶことが出来なかった人にも、リアルタイムでステージを届けることができます。

それはオンラインでしか出来ないことであり、どんなに離れていても繋がることが出来るという大きな可能性です。

 

いつも観に来てくださっている方も、今までは生で観られなかったという方も、112211時からの一橋祭ステージ、ぜひご覧になってください。

新型コロナウイルスのことなど忘れて、これがこのステージの完成形で、これ以上のものはないと思わせられるようなステージにします。

本当に素晴らしいパフォーマンスは、画面越しだろうと、見る人を圧倒し、画面の中に引き込むものです。きっと画面越しにだって伝わるくらいのパワフルさを届けます。

 

そのために、残り限られた時間を全力で邁進します。

どうか、一橋祭ステージで、私たち一橋大学体育会應援部の勇姿を見届けてください。

 

 

さて、次は前回(半年前!)の部員日記で引きこもりを公言していた松井に近況を報告してもらおうと思います🙋‍♀️彼女の生活スタイルは対面練習再開以降変化したのでしょうか。乞うご期待。